- The Cross Pendant
He is a cross pendant.He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.He will be sent to your Side.
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Emmanuel
1 大祭司だいさいしは「そのとおりか」と尋たずねた。
2 そこで、ステパノが言いった、「兄弟きょうだいたち、父ちちたちよ、お聞きき下ください。わたしたちの父祖ふそアブラハムが、カランに住すむ前まえ、まだメソポタミヤにいたとき、栄光えいこうの神かみが彼かれに現あらわれて
3 仰おおせになった、『あなたの土地とちと親族しんぞくから離はなれて、あなたにさし示しめす地ちに行いきなさい』。
4 そこで、アブラハムはカルデヤ人びとの地ちを出でて、カランに住すんだ。そして、彼かれの父ちちが死しんだのち、神かみは彼かれをそこから、今いまあなたがたの住すんでいるこの地ちに移住いじゅうさせたが、
5 そこでは、遺産いさんとなるものは何なに一つ、一歩いっぽの幅はばの土地とちすらも、与あたえられなかった。ただ、その地ちを所領しょりょうとして授さづけようとの約束やくそくを、彼かれと、そして彼かれにはまだ子こがなかったのに、その子孫しそんとに与あたえられたのである。
6 神かみはこう仰おおせになった、『彼かれの子孫しそんは他国たこくに身みを寄よせるであろう。そして、そこで四百年ねんのあいだ、奴隷どれいにされて虐待ぎゃくたいを受うけるであろう』。
7 それから、さらに仰おおせになった、『彼かれらを奴隷どれいにする国民こくみんを、わたしはさばくであろう。その後のち、彼かれらはそこからのがれ出でて、この場所ばしょでわたしを礼拝れいはいするであろう』。
8 そして、神かみはアブラハムに、割礼かつれいの契約けいやくをお与あたえになった。こうして、彼かれはイサクの父ちちとなり、これに八日目かめに割礼かつれいを施ほどこし、それから、イサクはヤコブの父ちちとなり、ヤコブは十二人にんの族長ぞくちょうたちの父ちちとなった。
9 族長ぞくちょうたちは、ヨセフをねたんで、エジプトに売うりとばした。しかし、神かみは彼かれと共ともにいまして、
10 あらゆる苦難くなんから彼かれを救すくい出だし、エジプト王おうパロの前まえで恵めぐみを与あたえ、知恵ちえをあらわさせた。そこで、パロは彼かれを宰相さいしょうの任にんにつかせ、エジプトならびに王家おうけ全体ぜんたいの支配しはいに当あたらせた。
11 時ときに、エジプトとカナンとの全土ぜんどにわたって、ききんが起おこり、大おおきな苦難くなんが襲おそってきて、わたしたちの先祖せんぞたちは、食物しょくもつが得えられなくなった。
12 ヤコブは、エジプトには食糧しょくりょうがあると聞きいて、初はじめに先祖せんぞたちをつかわしたが、
13 二回かい目めの時ときに、ヨセフが兄弟きょうだいたちに、自分じぶんの身みの上うえを打うち明あけたので、彼かれの親族しんぞく関係かんけいがパロに知しれてきた。
14 ヨセフは使つかいをやって、父ちちヤコブと七十五人にんにのぼる親族しんぞく一同いちどうとを招まねいた。
15 こうして、ヤコブはエジプトに下くだり、彼かれ自身じしんも先祖せんぞたちもそこで死しに、
16 それから彼かれらは、シケムに移うつされて、かねてアブラハムがいくらかの金かねを出だしてこの地ちのハモルの子こらから買かっておいた墓はかに、葬ほうむられた。
17 神かみがアブラハムに対たいして立たてられた約束やくそくの時期じきが近ちかづくにつれ、民たみはふえてエジプト全土ぜんどにひろがった。
18 やがて、ヨセフのことを知しらない別べつな王おうが、エジプトに起おこった。
19 この王おうは、わたしたちの同族どうぞくに対たいし策略さくりゃくをめぐらして、先祖せんぞたちを虐待ぎゃくたいし、その幼おさな子ごらを生いかしておかないように捨すてさせた。
20 モーセが生うまれたのは、ちょうどこのころのことである。彼かれはまれに見みる美うつくしい子こであった。三か月げつの間あいだは、父ちちの家いえで育そだてられたが、
21 そののち捨すてられたのを、パロの娘むすめが拾ひろいあげて、自分じぶんの子ことして育そだてた。
22 モーセはエジプト人じんのあらゆる学問がくもんを教おしえ込こまれ、言葉ことばにもわざにも、力ちからがあった。
23 四十歳さいになった時とき、モーセは自分じぶんの兄弟きょうだいであるイスラエル人びとたちのために尽つくすことを、思おもい立たった。
24 ところが、そのひとりがいじめられているのを見みて、これをかばい、虐待ぎゃくたいされているその人ひとのために、相手あいてのエジプト人じんを撃うって仕返しかえしをした。
25 彼かれは、自分じぶんの手てによって神かみが兄弟きょうだいたちを救すくって下くださることを、みんなが悟さとるものと思おもっていたが、実際じっさいはそれを悟さとらなかったのである。
26 翌日よくじつモーセは、彼かれらが争あらそい合あっているところに現あらわれ、仲裁ちゅうさいしようとして言いった、『まて、君きみたちは兄弟きょうだい同志どうしではないか。どうして互たがいに傷きずつけ合あっているのか』。
27 すると、仲間なかまをいじめていた者ものが、モーセを突つき飛とばして言いった、『だれが、君きみをわれわれの支配者しはいしゃや裁判人さいばんにんにしたのか。
28 君きみは、きのう、エジプト人じんを殺ころしたように、わたしも殺ころそうと思おもっているのか』。
29 モーセは、この言葉ことばを聞きいて逃にげ、ミデアンの地ちに身みを寄よせ、そこで男おとこの子こふたりをもうけた。
30 四十年ねんたった時とき、シナイ山ざんの荒野あらのにおいて、御使みつかいが柴しばの燃もえる炎ほのおの中なかでモーセに現あらわれた。
31 彼かれはこの光景こうけいを見みて不思議ふしぎに思おもい、それを見みきわめるために近寄ちかよったところ、主しゅの声こえが聞きこえてきた、
32 『わたしは、あなたの先祖せんぞたちの神かみ、アブラハム、イサク、ヤコブの神かみである』。モーセは恐おそれおののいて、もうそれを見みる勇気ゆうきもなくなった。
33 すると、主しゅが彼かれに言いわれた、『あなたの足あしから、くつを脱ぬぎなさい。あなたの立たっているこの場所ばしょは、聖せいなる地ちである。
34 わたしは、エジプトにいるわたしの民たみが虐待ぎゃくたいされている有様ありさまを確たしかに見みとどけ、その苦悩くのうのうめき声ごえを聞きいたので、彼かれらを救すくい出だすために下くだってきたのである。さあ、今いまあなたをエジプトにつかわそう』。
35 こうして、『だれが、君きみを支配者しはいしゃや裁判人さいばんにんにしたのか』と言いって排斥はいせきされたこのモーセを、神かみは、柴しばの中なかで彼かれに現あらわれた御使みつかいの手てによって、支配者しはいしゃ、解放者かいほうしゃとして、おつかわしになったのである。
36 この人ひとが、人々ひとびとを導みちびき出だして、エジプトの地ちにおいても、紅海こうかいにおいても、また四十年ねんのあいだ荒野あらのにおいても、奇跡きせきとしるしとを行おこなったのである。
37 この人ひとが、イスラエル人ひとたちに、『神かみはわたしをお立たてになったように、あなたがたの兄弟きょうだいたちの中なかから、ひとりの預言者よげんしゃをお立たてになるであろう』と言いったモーセである。
38 この人ひとが、シナイ山ざんで、彼かれに語かたりかけた御使みつかいや先祖せんぞたちと共ともに、荒野あらのにおける集会しゅうかいにいて、生いける御言葉みことばを授さずかり、それをあなたがたに伝つたえたのである。
39 ところが、先祖せんぞたちは彼かれに従したがおうとはせず、かえって彼かれを退しりぞけ、心こころの中なかでエジプトにあこがれて、
40 『わたしたちを導みちびいてくれる神々かみがみを造つくって下ください。わたしたちをエジプトの地ちから導みちびいてきたあのモーセがどうなったのか、わかりませんから』とアロンに言いった。
41 そのころ、彼かれらは子こ牛うしの像ぞうを造つくり、その偶像ぐうぞうに供そなえ物ものをささげ、自分じぶんたちの手てで造つくったものを祭まつってうち興じていた。
42 そこで、神かみは顔かおをそむけ、彼かれらを天てんの星ほしを拝おがむままに任まかせられた。預言者よげんしゃの書しょにこう書かいてあるとおりである、『イスラエルの家いえよ、四十年ねんのあいだ荒野あらのにいた時ときに、いけにえと供そなえ物ものとを、わたしにささげたことがあったか。
43 あなたがたは、モロクの幕屋まくややロンパの星ほしの神かみを、かつぎ回まわった。それらは、拝おがむために自分じぶんで造つくった偶像ぐうぞうに過すぎぬ。だからわたしは、あなたがたをバビロンのかなたへ、移うつしてしまうであろう』。
44 わたしたちの先祖せんぞには、荒野あらのにあかしの幕屋まくやがあった。それは、見みたままの型かたにしたがって造つくるようにと、モーセに語かたったかたのご命令めいれいどおりに造つくったものである。
45 この幕屋まくやは、わたしたちの先祖せんぞが、ヨシュアに率ひきいられ、神かみによって諸しょ民族みんぞくを彼かれらの前まえから追おい払はらい、その所領しょりょうをのり取とったときに、そこに持もち込こまれ、次々つぎつぎに受うけ継つがれて、ダビデの時代じだいに及およんだものである。
46 ダビデは、神かみの恵めぐみをこうむり、そして、ヤコブの神かみのために宮みやを造営ぞうえいしたいと願ねがった。
47 けれども、じっさいにその宮みやを建たてたのは、ソロモンであった。
48 しかし、いと高たかき者ものは、手てで造つくった家いえの内うちにはお住すみにならない。預言者よげんしゃが言いっているとおりである、
49 『主しゅが仰おおせられる、どんな家いえをわたしのために建たてるのか。わたしのいこいの場所ばしょは、どれか。天てんはわたしの王座おうざ、地ちはわたしの足あし台だいである。
50 これは皆みなわたしの手てが造つくったものではないか』。
51 ああ、強情ごうじょうで、心こころにも耳みみにも割礼かつれいのない人ひとたちよ。あなたがたは、いつも聖霊せいれいに逆さからっている。それは、あなたがたの先祖せんぞたちと同おなじである。
52 いったい、あなたがたの先祖せんぞが迫害はくがいしなかった預言者よげんしゃが、ひとりでもいたか。彼かれらは正ただしいかたの来くることを予告よこくした人ひとたちを殺ころし、今いまやあなたがたは、その正ただしいかたを裏切うらぎる者もの、また殺ころす者ものとなった。
53 あなたがたは、御使みつかいたちによって伝つたえられた律法りっぽうを受うけたのに、それを守まもることをしなかった」。
54 人々ひとびとはこれを聞きいて、心こころの底そこから激はげしく怒いかり、ステパノにむかって、歯はぎしりをした。
55 しかし、彼かれは聖霊せいれいに満みたされて、天てんを見みつめていると、神かみの栄光えいこうが現あらわれ、イエスが神かみの右みぎに立たっておられるのが見みえた。
56 そこで、彼かれは「ああ、天てんが開ひらけて、人ひとの子こが神かみの右みぎに立たっておいでになるのが見みえる」と言いった。
57 人々ひとびとは大声おおごえで叫さけびながら、耳みみをおおい、ステパノを目めがけて、いっせいに殺到さっとうし、
58 彼かれを市外しがいに引ひき出だして、石いしで打うった。これに立たち合あった人ひとたちは、自分じぶんの上着うわぎを脱ぬいで、サウロという若者わかものの足あしもとに置おいた。
59 こうして、彼かれらがステパノに石いしを投なげつけている間あいだ、ステパノは祈いのりつづけて言いった、「主しゅイエスよ、わたしの霊れいをお受うけ下ください」。
60 そして、ひざまずいて、大声おおごえで叫さけんだ、「主しゅよ、どうぞ、この罪つみを彼かれらに負おわせないで下ください」。こう言いって、彼かれは眠ねむりについた。
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