- The Cross Pendant
He is a cross pendant.He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.He will be sent to your Side.
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Emmanuel
1 こうして彼かれらは海うみの向むこう岸ぎし、ゲラサ人びとの地ちに着ついた。
2 それから、イエスが舟ふねからあがられるとすぐに、けがれた霊れいにつかれた人ひとが墓場はかばから出でてきて、イエスに出会であった。
3 この人ひとは墓場はかばをすみかとしており、もはやだれも、鎖くさりでさえも彼かれをつなぎとめて置おけなかった。
4 彼かれはたびたび足あしかせや鎖くさりでつながれたが、鎖くさりを引ひきちぎり、足あしかせを砕くだくので、だれも彼かれを押おさえつけることができなかったからである。
5 そして、夜昼よるひるたえまなく墓場はかばや山やまで叫さけびつづけて、石いしで自分じぶんのからだを傷きずつけていた。
6 ところが、この人ひとがイエスを遠とおくから見みて、走はしり寄よって拝はいし、
7 大声おおごえで叫さけんで言いった、「いと高たかき神かみの子こイエスよ、あなたはわたしとなんの係かかわりがあるのです。神かみに誓ちかってお願ねがいします。どうぞ、わたしを苦くるしめないでください」。
8 それは、イエスが、「けがれた霊れいよ、この人ひとから出でて行いけ」と言いわれたからである。
9 また彼かれに、「なんという名前なまえか」と尋たずねられると、「レギオンと言いいます。大おおぜいなのですから」と答こたえた。
10 そして、自分じぶんたちをこの土地とちから追おい出ださないようにと、しきりに願ねがいつづけた。
11 さて、そこの山やまの中腹ちゅうふくに、豚ぶたの大群たいぐんが飼かってあった。
12 霊れいはイエスに願ねがって言いった、「わたしどもを、豚ぶたにはいらせてください。その中なかへ送おくってください」。
13 イエスがお許ゆるしになったので、けがれた霊れいどもは出でて行いって、豚ぶたの中なかへはいり込こんだ。すると、その群むれは二千匹ひきばかりであったが、がけから海うみへなだれを打うって駆かけ下くだり、海うみの中なかでおぼれ死しんでしまった。
14 豚ぶたを飼かう者ものたちが逃にげ出だして、町まちや村むらにふれまわったので、人々ひとびとは何事なにごとが起おこったのかと見みにきた。
15 そして、イエスのところにきて、悪霊あくれいにつかれた人ひとが着物きものを着きて、正気しょうきになってすわっており、それがレギオンを宿やどしていた者ものであるのを見みて、恐おそれた。
16 また、それを見みた人ひとたちは、悪霊あくれいにつかれた人ひとの身みに起おこった事ことと豚ぶたのこととを、彼かれらに話はなして聞きかせた。
17 そこで、人々ひとびとはイエスに、この地方ちほうから出でて行いっていただきたいと、頼たのみはじめた。
18 イエスが舟ふねに乗のろうとされると、悪霊あくれいにつかれていた人ひとがお供ともをしたいと願ねがい出でた。
19 しかし、イエスはお許ゆるしにならないで、彼かれに言いわれた、「あなたの家族かぞくのもとに帰かえって、主しゅがどんなに大おおきなことをしてくださったか、またどんなにあわれんでくださったか、それを知しらせなさい」。
20 そこで、彼かれは立たち去さり、そして自分じぶんにイエスがしてくださったことを、ことごとくデカポリスの地方ちほうに言いいひろめ出だしたので、人々ひとびとはみな驚おどろき怪あやしんだ。
21 イエスがまた舟ふねで向むこう岸ぎしへ渡わたられると、大おおぜいの群衆ぐんしゅうがみもとに集あつまってきた。イエスは海うみべにおられた。
22 そこへ、会堂司かいどうづかさのひとりであるヤイロという者ものがきて、イエスを見みかけるとその足あしもとにひれ伏ふし、
23 しきりに願ねがって言いった、「わたしの幼おさない娘むすめが死しにかかっています。どうぞ、その子こがなおって助たすかりますように、おいでになって、手てをおいてやってください」。
24 そこで、イエスは彼かれと一緒いっしょに出でかけられた。大おおぜいの群衆ぐんしゅうもイエスに押おし迫せまりながら、ついて行いった。
25 さてここに、十二年間ねんかんも長なが血ちをわずらっている女おんながいた。
26 多おおくの医者いしゃにかかって、さんざん苦くるしめられ、その持もち物ものをみな費ついやしてしまったが、なんのかいもないばかりか、かえってますます悪わるくなる一方いっぽうであった。
27 この女おんながイエスのことを聞きいて、群衆ぐんしゅうの中なかにまぎれ込こみ、うしろから、み衣ころもにさわった。
28 それは、せめて、み衣ころもにでもさわれば、なおしていただけるだろうと、思おもっていたからである。
29 すると、血ちの元もとがすぐにかわき、女おんなは病気びょうきがなおったことを、その身みに感かんじた。
30 イエスはすぐ、自分じぶんの内うちから力ちからが出でて行いったことに気きづかれて、群衆ぐんしゅうの中なかで振ふり向むき、「わたしの着物きものにさわったのはだれか」と言いわれた。
31 そこで弟子でしたちが言いった、「ごらんのとおり、群衆ぐんしゅうがあなたに押おし迫せまっていますのに、だれがさわったかと、おっしゃるのですか」。
32 しかし、イエスはさわった者ものを見みつけようとして、見みまわしておられた。
33 その女おんなは自分じぶんの身みに起おこったことを知しって、恐おそれおののきながら進すすみ出でて、みまえにひれ伏ふして、すべてありのままを申もうし上あげた。
34 イエスはその女おんなに言いわれた、「娘むすめよ、あなたの信仰しんこうがあなたを救すくったのです。安心あんしんして行いきなさい。すっかりなおって、達者たっしゃでいなさい」。
35 イエスが、まだ話はなしておられるうちに、会堂司かいどうづかさの家いえから人々ひとびとがきて言いった、「あなたの娘むすめはなくなりました。このうえ、先生せんせいを煩わずらわすには及およびますまい」。
36 イエスはその話はなしている言葉ことばを聞きき流ながして、会堂司かいどうづかさに言いわれた、「恐おそれることはない。ただ信しんじなさい」。
37 そしてペテロ、ヤコブ、ヤコブの兄弟きょうだいヨハネのほかは、ついて来くることを、だれにもお許ゆるしにならなかった。
38 彼かれらが会堂司かいどうづかさの家いえに着つくと、イエスは人々ひとびとが大声おおごえで泣ないたり、叫さけんだりして、騒さわいでいるのをごらんになり、
39 内うちにはいって、彼かれらに言いわれた、「なぜ泣なき騒さわいでいるのか。子供こどもは死しんだのではない。眠ねむっているだけである」。
40 人々ひとびとはイエスをあざ笑わらった。しかし、イエスはみんなの者ものを外そとに出だし、子供こどもの父母ふぼと供ともの者ものたちだけを連つれて、子供こどものいる所ところにはいって行いかれた。
41 そして子供こどもの手てを取とって、「タリタ、クミ」と言いわれた。それは、「少女しょうじょよ、さあ、起おきなさい」という意味いみである。
42 すると、少女しょうじょはすぐに起おき上あがって、歩あるき出だした。十二歳さいにもなっていたからである。彼かれらはたちまち非常ひじょうな驚おどろきに打うたれた。
43 イエスは、だれにもこの事ことを知しらすなと、きびしく彼かれらに命めいじ、また、少女しょうじょに食物しょくもつを与あたえるようにと言いわれた。
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