- The Cross Pendant
He is a cross pendant.He is engraved with a unique Number.
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Emmanuel
1 群衆ぐんしゅうはみな立たちあがって、イエスをピラトのところへ連つれて行いった。
2 そして訴うったえ出でて言いった、「わたしたちは、この人ひとが国民こくみんを惑まどわし、貢みつぎをカイザルに納おさめることを禁きんじ、また自分じぶんこそ王おうなるキリストだと、となえているところを目撃もくげきしました」。
3 ピラトはイエスに尋たずねた、「あなたがユダヤ人じんの王おうであるか」。イエスは「そのとおりである」とお答こたえになった。
4 そこでピラトは祭司長さいしちょうたちと群衆ぐんしゅうとにむかって言いった、「わたしはこの人ひとになんの罪つみもみとめない」。
5 ところが彼かれらは、ますます言いいつのってやまなかった、「彼かれは、ガリラヤからはじめてこの所ところまで、ユダヤ全国ぜんこくにわたって教おしえ、民衆みんしゅうを煽動せんどうしているのです」。
6 ピラトはこれを聞きいて、この人ひとはガリラヤ人びとかと尋たずね、
7 そしてヘロデの支配下しはいかのものであることを確たしかめたので、ちょうどこのころ、ヘロデがエルサレムにいたのをさいわい、そちらへイエスを送おくりとどけた。
8 ヘロデはイエスを見みて非常ひじょうに喜よろこんだ。それは、かねてイエスのことを聞きいていたので、会あって見みたいと長ながいあいだ思おもっていたし、またイエスが何なにか奇跡きせきを行おこなうのを見みたいと望のぞんでいたからである。
9 それで、いろいろと質問しつもんを試こころみたが、イエスは何なにもお答こたえにならなかった。
10 祭司長さいしちょうたちと律法りっぽう学者がくしゃたちとは立たって、激はげしい語調ごちょうでイエスを訴うったえた。
11 またヘロデはその兵卒へいそつどもと一緒いっしょになって、イエスを侮辱ぶじょくしたり嘲弄ちょうろうしたりしたあげく、はなやかな着物きものを着きせてピラトへ送おくりかえした。
12 ヘロデとピラトとは以前いぜんは互たがいに敵視てきししていたが、この日ひに親したしい仲なかになった。
13 ピラトは、祭司長さいしちょうたちと役人やくにんたちと民衆みんしゅうとを、呼よび集あつめて言いった、
14 「おまえたちは、この人ひとを民衆みんしゅうを惑まどわすものとしてわたしのところに連つれてきたので、おまえたちの面前めんぜんでしらべたが、訴うったえ出でているような罪つみは、この人ひとに少すこしもみとめられなかった。
15 ヘロデもまたみとめなかった。現げんに彼かれはイエスをわれわれに送おくりかえしてきた。この人ひとはなんら死しに当あたるようなことはしていないのである。
16 だから、彼かれをむち打うってから、ゆるしてやることにしよう」。
〔17 祭まつりごとにピラトがひとりの囚人しゅうじんをゆるしてやることになっていた。〕
18 ところが、彼かれらはいっせいに叫さけんで言いった、「その人ひとを殺ころせ。バラバをゆるしてくれ」。
19 このバラバは、都みやこで起おこった暴動ぼうどうと殺人さつじんとのかどで、獄ごくに投とうぜられていた者ものである。
20 ピラトはイエスをゆるしてやりたいと思おもって、もう一度どかれらに呼よびかけた。
21 しかし彼かれらは、わめきたてて「十字架じゅうじかにつけよ、彼かれを十字架じゅうじかにつけよ」と言いいつづけた。
22 ピラトは三度目どめに彼かれらにむかって言いった、「では、この人ひとは、いったい、どんな悪事あくじをしたのか。彼かれには死しに当あたる罪つみは全まったくみとめられなかった。だから、むち打うってから彼かれをゆるしてやることにしよう」。
23 ところが、彼かれらは大声おおごえをあげて詰つめ寄より、イエスを十字架じゅうじかにつけるように要求ようきゅうした。そして、その声こえが勝かった。
24 ピラトはついに彼かれらの願ねがいどおりにすることに決定けっていした。
25 そして、暴動ぼうどうと殺人さつじんとのかどで獄ごくに投とうぜられた者ものの方ほうを、彼かれらの要求ようきゅうに応おうじてゆるしてやり、イエスの方ほうは彼かれらに引ひき渡わたして、その意いのままにまかせた。
26 彼かれらがイエスをひいてゆく途中とちゅう、シモンというクレネ人びとが郊外こうがいから出でてきたのを捕とらえて十字架じゅうじかを負おわせ、それをになってイエスのあとから行いかせた。
27 大おおぜいの民衆みんしゅうと、悲かなしみ嘆なげいてやまない女おんなたちの群むれとが、イエスに従したがって行いった。
28 イエスは女おんなたちの方ほうに振ふりむいて言いわれた、「エルサレムの娘むすめたちよ、わたしのために泣なくな。むしろ、あなたがた自身じしんのため、また自分じぶんの子供こどもたちのために泣なくがよい。
29 『不妊ふにんの女おんなと子こを産うまなかった胎たいと、ふくませなかった乳房ちぶさとは、さいわいだ』と言いう日ひが、いまに来くる。
30 そのとき、人々ひとびとは山やまにむかって、われわれの上うえに倒たおれかかれと言いい、また丘おかにむかって、われわれにおおいかぶされと言いい出だすであろう。
31 もし、生木なまきでさえもそうされるなら、枯木かれきはどうされることであろう」。
32 さて、イエスと共ともに刑けいを受うけるために、ほかにふたりの犯罪はんざい人にんも引ひかれていった。
33 されこうべと呼よばれている所ところに着つくと、人々ひとびとはそこでイエスを十字架じゅうじかにつけ、犯罪はんざい人にんたちも、ひとりは右みぎに、ひとりは左ひだりに、十字架じゅうじかにつけた。
34 そのとき、イエスは言いわれた、「父ちちよ、彼かれらをおゆるしください。彼かれらは何なにをしているのか、わからずにいるのです」。人々ひとびとはイエスの着物きものをくじ引ひきで分わけ合あった。
35 民衆みんしゅうは立たって見みていた。役人やくにんたちもあざ笑わらって言いった、「彼かれは他人たにんを救すくった。もし彼かれが神かみのキリスト、選えらばれた者ものであるなら、自分じぶん自身じしんを救すくうがよい」。
36 兵卒へいそつどももイエスをののしり、近寄ちかよってきて酢すいぶどう酒しゅをさし出だして言いった、
37 「あなたがユダヤ人じんの王おうなら、自分じぶんを救すくいなさい」。
38 イエスの上うえには、「これはユダヤ人じんの王おう」と書かいた札ふだがかけてあった。
39 十字架じゅうじかにかけられた犯罪はんざい人にんのひとりが、「あなたはキリストではないか。それなら、自分じぶんを救すくい、またわれわれも救すくってみよ」と、イエスに悪口わるくちを言いいつづけた。
40 もうひとりは、それをたしなめて言いった、「おまえは同おなじ刑けいを受うけていながら、神かみを恐おそれないのか。
41 お互たがいは自分じぶんのやった事ことのむくいを受うけているのだから、こうなったのは当然とうぜんだ。しかし、このかたは何なにも悪わるいことをしたのではない」。
42 そして言いった、「イエスよ、あなたが御国みくにの権威けんいをもっておいでになる時ときには、わたしを思おもい出だしてください」。
43 イエスは言いわれた、「よく言いっておくが、あなたはきょう、わたしと一緒いっしょにパラダイスにいるであろう」。
44 時ときはもう昼ひるの十二時じごろであったが、太陽たいようは光ひかりを失うしない、全ぜん地ちは暗くらくなって、三時じに及およんだ。
45 そして聖所せいじょの幕まくがまん中なかから裂さけた。
46 そのとき、イエスは声こえ高たかく叫さけんで言いわれた、「父ちちよ、わたしの霊れいをみ手てにゆだねます」。こう言いってついに息いきを引ひきとられた。
47 百卒長ひゃくそつちょうはこの有様ありさまを見みて、神かみをあがめ、「ほんとうに、この人ひとは正ただしい人ひとであった」と言いった。
48 この光景こうけいを見みに集あつまってきた群衆ぐんしゅうも、これらの出来事できごとを見みて、みな胸むねを打うちながら帰かえって行いった。
49 すべてイエスを知しっていた者ものや、ガリラヤから従したがってきた女おんなたちも、遠とおい所ところに立たって、これらのことを見みていた。
50 ここに、ヨセフという議員ぎいんがいたが、善良ぜんりょうで正ただしい人ひとであった。
51 この人ひとはユダヤの町まちアリマタヤの出身しゅっしんで、神かみの国くにを待まち望のぞんでいた。彼かれは議会ぎかいの議決ぎけつや行動こうどうには賛成さんせいしていなかった。
52 この人ひとがピラトのところへ行いって、イエスのからだの引取ひきとり方かたを願ねがい出でて、
53 それを取とりおろして亜麻布あまぬのに包つつみ、まだだれも葬ほうむったことのない、岩いわを掘ほって造つくった墓はかに納おさめた。
54 この日ひは準備じゅんびの日ひであって、安息日あんそくにちが始はじまりかけていた。
55 イエスと一緒いっしょにガリラヤからきた女おんなたちは、あとについてきて、その墓はかを見み、またイエスのからだが納おさめられる様子ようすを見みとどけた。
56 そして帰かえって、香料こうりょうと香油こうゆとを用意よういした。それからおきてに従したがって安息日あんそくにちを休やすんだ。
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