The Cross Pendant

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Emmanuel

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ルカによる福音書1 - ALIVEバイプル: 新約聖書

1 わたしたちの間あいだに成就じょうじゅされた出来事できごとを、最初さいしょから親したしく見みた人々ひとびとであって、

2 御言みことばに仕つかえた人々ひとびとが伝つたえたとおり物語ものがたりに書かき連つらねようと、多おおくの人ひとが手てを着つけましたが、

3 テオピロ閣下かっかよ、わたしもすべての事ことを初はじめから詳くわしく調しらべていますので、ここに、それを順序じゅんじょ正ただしく書かきつづって、閣下かっかに献けんじることにしました。

4 すでにお聞ききになっている事ことが確実かくじつであることを、これによって十分じゅうぶんに知しっていただきたいためであります。

5 ユダヤの王おうヘロデの世よに、アビヤの組くみの祭司さいしで名なをザカリヤという者ものがいた。その妻つまはアロン家いえの娘むすめのひとりで、名なをエリサベツといった。

6 ふたりとも神かみのみまえに正ただしい人ひとであって、主しゅの戒いましめと定さだめとを、みな落度おちどなく行おこなっていた。

7 ところが、エリサベツは不妊ふにんの女おんなであったため、彼かれらには子こがなく、そしてふたりともすでに年老としおいていた。

8 さてザカリヤは、その組くみが当番とうばんになり神かみのみまえに祭司さいしの務つとめをしていたとき、

9 祭司さいし職しょくの慣例かんれいに従したがってくじを引ひいたところ、主しゅの聖所せいじょにはいって香こうをたくことになった。

10 香こうをたいている間あいだ、多おおくの民衆みんしゅうはみな外そとで祈いのっていた。

11 すると主しゅの御使みつかいが現あらわれて、香こう壇だんの右みぎに立たった。

12 ザカリヤはこれを見みて、おじ惑まどい、恐怖きょうふの念ねんに襲おそわれた。

13 そこで御使みつかいが彼かれに言いった、「恐おそれるな、ザカリヤよ、あなたの祈いのりが聞ききいれられたのだ。あなたの妻つまエリサベツは男おとこの子こを産うむであろう。その子こをヨハネと名なづけなさい。

14 彼かれはあなたに喜よろこびと楽たのしみとをもたらし、多おおくの人々ひとびともその誕生たんじょうを喜よろこぶであろう。

15 彼かれは主しゅのみまえに大おおいなる者ものとなり、ぶどう酒しゅや強つよい酒さけをいっさい飲のまず、母ははの胎内たいないにいる時ときからすでに聖霊せいれいに満みたされており、

16 そして、イスラエルの多おおくの子こらを、主しゅなる彼かれらの神かみに立たち帰かえらせるであろう。

17 彼かれはエリヤの霊れいと力ちからとをもって、みまえに先立さきだって行いき、父ちちの心こころを子こに向むけさせ、逆さからう者ものに義人ぎじんの思おもいを持もたせて、整ととのえられた民たみを主しゅに備そなえるであろう」。

18 するとザカリヤは御使みつかいに言いった、「どうしてそんな事ことが、わたしにわかるでしょうか。わたしは老人ろうじんですし、妻つまも年としをとっています」。

19 御使みつかいが答こたえて言いった、「わたしは神かみのみまえに立たつガブリエルであって、この喜よろこばしい知しらせをあなたに語かたり伝つたえるために、つかわされたものである。

20 時ときが来くれば成就じょうじゅするわたしの言葉ことばを信しんじなかったから、あなたはおしになり、この事ことの起おこる日ひまで、ものが言いえなくなる」。

21 民衆みんしゅうはザカリヤを待まっていたので、彼かれが聖所せいじょ内うちで暇ひまどっているのを不思議ふしぎに思おもっていた。

22 ついに彼かれは出でてきたが、物ものが言いえなかったので、人々ひとびとは彼かれが聖所せいじょ内うちでまぼろしを見みたのだと悟さとった。彼かれは彼かれらに合図あいずをするだけで、引ひきつづき、おしのままでいた。

23 それから務つとめの期日きじつが終おわったので、家いえに帰かえった。

24 そののち、妻つまエリサベツはみごもり、五か月げつのあいだ引ひきこもっていたが、

25 「主しゅは、今いまわたしを心こころにかけてくださって、人々ひとびとの間あいだからわたしの恥はじを取とり除のぞくために、こうしてくださいました」と言いった。

26 六か月げつ目めに、御使みつかいガブリエルが、神かみからつかわされて、ナザレというガリラヤの町まちの一いち処女しょじょのもとにきた。

27 この処女しょじょはダビデ家いえの出でであるヨセフという人ひとのいいなづけになっていて、名なをマリヤといった。

28 御使みつかいがマリヤのところにきて言いった、「恵めぐまれた女おんなよ、おめでとう、主しゅがあなたと共ともにおられます」。

29 この言葉ことばにマリヤはひどく胸騒むなさわぎがして、このあいさつはなんの事ことであろうかと、思おもいめぐらしていた。

30 すると御使みつかいが言いった、「恐おそれるな、マリヤよ、あなたは神かみから恵めぐみをいただいているのです。

31 見みよ、あなたはみごもって男おとこの子こを産うむでしょう。その子こをイエスと名なづけなさい。

32 彼かれは大おおいなる者ものとなり、いと高たかき者ものの子こと、となえられるでしょう。そして、主しゅなる神かみは彼かれに父ちちダビデの王座おうざをお与あたえになり、

33 彼かれはとこしえにヤコブの家いえを支配しはいし、その支配しはいは限かぎりなく続つづくでしょう」。

34 そこでマリヤは御使みつかいに言いった、「どうして、そんな事ことがあり得えましょうか。わたしにはまだ夫おっとがありませんのに」。

35 御使みつかいが答こたえて言いった、「聖霊せいれいがあなたに臨のぞみ、いと高たかき者ものの力ちからがあなたをおおうでしょう。それゆえに、生うまれ出でる子こは聖せいなるものであり、神かみの子こと、となえられるでしょう。

36 あなたの親族しんぞくエリサベツも老年ろうねんながら子こを宿やどしています。不妊ふにんの女おんなといわれていたのに、はや六か月げつになっています。

37 神かみには、なんでもできないことはありません」。

38 そこでマリヤが言いった、「わたしは主しゅのはしためです。お言葉ことばどおりこの身みに成なりますように」。そして御使みつかいは彼女かのじょから離はなれて行いった。

39 そのころ、マリヤは立たって、大急おおいそぎで山里やまざとへむかいユダの町まちに行いき、

40 ザカリヤの家いえにはいってエリサベツにあいさつした。

41 エリサベツがマリヤのあいさつを聞きいたとき、その子こが胎内たいないでおどった。エリサベツは聖霊せいれいに満みたされ、

42 声こえ高たかく叫さけんで言いった、「あなたは女おんなの中なかで祝福しゅくふくされたかた、あなたの胎たいの実みも祝福しゅくふくされています。

43 主しゅの母上ははうえがわたしのところにきてくださるとは、なんという光栄こうえいでしょう。

44 ごらんなさい。あなたのあいさつの声こえがわたしの耳みみにはいったとき、子供こどもが胎内たいないで喜よろこびおどりました。

45 主しゅのお語かたりになったことが必かならず成就じょうじゅすると信しんじた女おんなは、なんとさいわいなことでしょう」。

46 するとマリヤは言いった、「わたしの魂たましいは主しゅをあがめ、

47 わたしの霊れいは救主すくいぬしなる神かみをたたえます。

48 この卑いやしい女おんなをさえ、心こころにかけてくださいました。今いまからのち代々よよの人々ひとびとは、わたしをさいわいな女おんなと言いうでしょう、

49 力ちからあるかたが、わたしに大おおきな事ことをしてくださったからです。そのみ名なはきよく、

50 そのあわれみは、代々よよ限かぎりなく主しゅをかしこみ恐おそれる者ものに及およびます。

51 主しゅはみ腕うでをもって力ちからをふるい、心こころの思おもいのおごり高たかぶる者ものを追おい散ちらし、

52 権力けんりょくある者ものを王座おうざから引ひきおろし、卑いやしい者ものを引ひき上あげ、

53 飢うえている者ものを良よいもので飽あかせ、富とんでいる者ものを空腹くうふくのまま帰かえらせなさいます。

54 主しゅは、あわれみをお忘わすれにならず、その僕しもべイスラエルを助たすけてくださいました、

55 わたしたちの父祖ふそアブラハムとその子孫しそんとをとこしえにあわれむと約束やくそくなさったとおりに」。

56 マリヤは、エリサベツのところに三か月げつほど滞在たいざいしてから、家いえに帰かえった。

57 さてエリサベツは月つきが満みちて、男おとこの子こを産うんだ。

58 近所きんじょの人々ひとびとや親族しんぞくは、主しゅが大おおきなあわれみを彼女かのじょにおかけになったことを聞きいて、共ともどもに喜よろこんだ。

59 八日目かめになったので、幼おさな子ごに割礼かつれいをするために人々ひとびとがきて、父ちちの名なにちなんでザカリヤという名なにしようとした。

60 ところが、母親ははおやは、「いいえ、ヨハネという名なにしなくてはいけません」と言いった。

61 人々ひとびとは、「あなたの親族しんぞくの中なかには、そういう名なのついた者ものは、ひとりもいません」と彼女かのじょに言いった。

62 そして父親ちちおやに、どんな名なにしたいのですかと、合図あいずで尋たずねた。

63 ザカリヤは書かき板いたを持もってこさせて、それに「その名なはヨハネ」と書かいたので、みんなの者ものは不思議ふしぎに思おもった。

64 すると、立たちどころにザカリヤの口くちが開ひらけて舌したがゆるみ、語かたり出だして神かみをほめたたえた。

65 近所きんじょの人々ひとびとはみな恐おそれをいだき、またユダヤの山里やまざとの至いたるところに、これらの事ことがことごとく語かたり伝つたえられたので、

66 聞きく者ものたちは皆みなそれを心こころに留とめて、「この子こは、いったい、どんな者ものになるだろう」と語かたり合あった。主しゅのみ手てが彼かれと共ともにあった。

67 父ちちザカリヤは聖霊せいれいに満みたされ、預言よげんして言いった、

68 「主しゅなるイスラエルの神かみは、ほむべきかな。神かみはその民たみを顧かえりみてこれをあがない、

69 わたしたちのために救すくいの角つのを僕しもべダビデの家いえにお立たてになった。

70 古ふるくから、聖せいなる預言者よげんしゃたちの口くちによってお語かたりになったように、

71 わたしたちを敵てきから、またすべてわたしたちを憎にくむ者ものの手てから、救すくい出だすためである。

72 こうして、神かみはわたしたちの父祖ふそたちにあわれみをかけ、その聖せいなる契約けいやく、

73 すなわち、父祖ふそアブラハムにお立たてになった誓ちかいをおぼえて、

74 わたしたちを敵てきの手てから救すくい出だし、

75 生いきている限かぎり、きよく正ただしく、みまえに恐おそれなく仕つかえさせてくださるのである。

76 幼おさな子ごよ、あなたは、いと高たかき者ものの預言者よげんしゃと呼よばれるであろう。主しゅのみまえに先立さきだって行いき、その道みちを備そなえ、

77 罪つみのゆるしによる救すくいをその民たみに知しらせるのであるから。

78 これはわたしたちの神かみのあわれみ深ふかいみこころによる。また、そのあわれみによって、日ひの光ひかりが上うえからわたしたちに臨のぞみ、

79 暗黒あんこくと死しの陰かげとに住すむ者ものを照てらし、わたしたちの足あしを平和へいわの道みちへ導みちびくであろう」。

80 幼おさな子ごは成長せいちょうし、その霊れいも強つよくなり、そしてイスラエルに現あらわれる日ひまで、荒野あらのにいた。

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