- The Cross Pendant
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Emmanuel
1 イエスはこれらの言葉ことばをすべて語かたり終おえてから、弟子でしたちに言いわれた。
2 「あなたがたが知しっているとおり、ふつかの後のちには過越すぎこしの祭まつりになるが、人ひとの子こは十字架じゅうじかにつけられるために引ひき渡わたされる」。
3 そのとき、祭司長さいしちょうたちや民たみの長老ちょうろうたちが、カヤパという大祭司だいさいしの中庭なかにわに集あつまり、
4 策略さくりゃくをもってイエスを捕とらえて殺ころそうと相談そうだんした。
5 しかし彼かれらは言いった、「祭まつりの間あいだはいけない。民衆みんしゅうの中なかに騒さわぎが起おこるかも知しれない」。
6 さて、イエスがベタニヤで、らい病人びょうにんシモンの家いえにおられたとき、
7 ひとりの女おんなが、高価こうかな香油こうゆが入いれてある石膏せっこうのつぼを持もってきて、イエスに近寄ちかより、食事しょくじの席せきについておられたイエスの頭あたまに香油こうゆを注そそぎかけた。
8 すると、弟子でしたちはこれを見みて憤いきどおって言いった、「なんのためにこんなむだ使づかいをするのか。
9 それを高たかく売うって、貧まずしい人ひとたちに施ほどこすことができたのに」。
10 イエスはそれを聞きいて彼かれらに言いわれた、「なぜ、女おんなを困こまらせるのか。わたしによい事ことをしてくれたのだ。
11 貧まずしい人ひとたちはいつもあなたがたと一緒いっしょにいるが、わたしはいつも一緒いっしょにいるわけではない。
12 この女おんながわたしのからだにこの香油こうゆを注そそいだのは、わたしの葬ほうむりの用意よういをするためである。
13 よく聞ききなさい。全ぜん世界せかいのどこででも、この福音ふくいんが宣のべ伝つたえられる所ところでは、この女おんなのした事ことも記念きねんとして語かたられるであろう」。
14 時ときに、十二弟子でしのひとりイスカリオテのユダという者ものが、祭司長さいしちょうたちのところに行いって
15 言いった、「彼かれをあなたがたに引ひき渡わたせば、いくらくださいますか」。すると、彼かれらは銀貨ぎんか三十枚まいを彼かれに支払しはらった。
16 その時ときから、ユダはイエスを引ひきわたそうと、機会きかいをねらっていた。
17 さて、除酵祭じょこうさいの第だい一日にちに、弟子でしたちはイエスのもとにきて言いった、「過越すぎこしの食事しょくじをなさるために、わたしたちはどこに用意よういをしたらよいでしょうか」。
18 イエスは言いわれた、「市内しないにはいり、かねて話はなしてある人ひとの所ところに行いって言いいなさい、『先生せんせいが、わたしの時ときが近ちかづいた、あなたの家いえで弟子でしたちと一緒いっしょに過越すぎこしを守まもろうと、言いっておられます』」。
19 弟子でしたちはイエスが命めいじられたとおりにして、過越すぎこしの用意よういをした。
20 夕方ゆうがたになって、イエスは十二弟子でしと一緒いっしょに食事しょくじの席せきにつかれた。
21 そして、一同いちどうが食事しょくじをしているとき言いわれた、「特とくにあなたがたに言いっておくが、あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切うらぎろうとしている」。
22 弟子でしたちは非常ひじょうに心配しんぱいして、つぎつぎに「主しゅよ、まさか、わたしではないでしょう」と言いい出だした。
23 イエスは答こたえて言いわれた、「わたしと一緒いっしょに同おなじ鉢はちに手てを入いれている者ものが、わたしを裏切うらぎろうとしている。
24 たしかに人ひとの子こは、自分じぶんについて書かいてあるとおりに去さって行いく。しかし、人ひとの子こを裏切うらぎるその人ひとは、わざわいである。その人ひとは生うまれなかった方ほうが、彼かれのためによかったであろう」。
25 イエスを裏切うらぎったユダが答こたえて言いった、「先生せんせい、まさか、わたしではないでしょう」。イエスは言いわれた、「いや、あなただ」。
26 一同いちどうが食事しょくじをしているとき、イエスはパンを取とり、祝福しゅくふくしてこれをさき、弟子でしたちに与あたえて言いわれた、「取とって食たべよ、これはわたしのからだである」。
27 また杯さかずきを取とり、感謝かんしゃして彼かれらに与あたえて言いわれた、「みな、この杯さかずきから飲のめ。
28 これは、罪つみのゆるしを得えさせるようにと、多おおくの人ひとのために流ながすわたしの契約けいやくの血ちである。
29 あなたがたに言いっておく。わたしの父ちちの国くにであなたがたと共ともに、新あたらしく飲のむその日ひまでは、わたしは今後こんご決けっして、ぶどうの実みから造つくったものを飲のむことをしない」。
30 彼かれらは、さんびを歌うたった後のち、オリブ山やまへ出でかけて行いった。
31 そのとき、イエスは弟子でしたちに言いわれた、「今夜こんや、あなたがたは皆みなわたしにつまずくであろう。『わたしは羊飼ひつじかいを打うつ。そして、羊ひつじの群むれは散ちらされるであろう』と、書かいてあるからである。
32 しかしわたしは、よみがえってから、あなたがたより先さきにガリラヤへ行いくであろう」。
33 するとペテロはイエスに答こたえて言いった、「たとい、みんなの者ものがあなたにつまずいても、わたしは決けっしてつまずきません」。
34 イエスは言いわれた、「よくあなたに言いっておく。今夜こんや、鶏にわとりが鳴なく前まえに、あなたは三度どわたしを知しらないと言いうだろう」。
35 ペテロは言いった、「たといあなたと一緒いっしょに死しなねばならなくなっても、あなたを知しらないなどとは、決けっして申もうしません」。弟子でしたちもみな同おなじように言いった。
36 それから、イエスは彼かれらと一緒いっしょに、ゲツセマネという所ところへ行いかれた。そして弟子でしたちに言いわれた、「わたしが向むこうへ行いって祈いのっている間あいだ、ここにすわっていなさい」。
37 そしてペテロとゼベダイの子こふたりとを連つれて行いかれたが、悲かなしみを催もよおしまた悩なやみはじめられた。
38 そのとき、彼かれらに言いわれた、「わたしは悲かなしみのあまり死しぬほどである。ここに待まっていて、わたしと一緒いっしょに目めをさましていなさい」。
39 そして少すこし進すすんで行いき、うつぶしになり、祈いのって言いわれた、「わが父ちちよ、もしできることでしたらどうか、この杯さかずきをわたしから過すぎ去さらせてください。しかし、わたしの思おもいのままにではなく、みこころのままになさって下ください」。
40 それから、弟子でしたちの所ところにきてごらんになると、彼かれらが眠ねむっていたので、ペテロに言いわれた、「あなたがたはそんなに、ひと時ときもわたしと一緒いっしょに目めをさましていることが、できなかったのか。
41 誘惑ゆうわくに陥おちいらないように、目めをさまして祈いのっていなさい。心こころは熱ねっしているが、肉体にくたいが弱よわいのである」。
42 また二度目どめに行いって、祈いのって言いわれた、「わが父ちちよ、この杯さかずきを飲のむほかに道みちがないのでしたら、どうか、みこころが行おこなわれますように」。
43 またきてごらんになると、彼かれらはまた眠ねむっていた。その目めが重おもくなっていたのである。
44 それで彼かれらをそのままにして、また行いって、三度目どめに同おなじ言葉ことばで祈いのられた。
45 それから弟子でしたちの所ところに帰かえってきて、言いわれた、「まだ眠ねむっているのか、休やすんでいるのか。見みよ、時ときが迫せまった。人ひとの子こは罪人つみびとらの手てに渡わたされるのだ。
46 立たて、さあ行いこう。見みよ、わたしを裏切うらぎる者ものが近ちかづいてきた」。
47 そして、イエスがまだ話はなしておられるうちに、そこに、十二弟子でしのひとりのユダがきた。また祭司長さいしちょう、民たみの長老ちょうろうたちから送おくられた大おおぜいの群衆ぐんしゅうも、剣けんと棒ぼうとを持もって彼かれについてきた。
48 イエスを裏切うらぎった者ものが、あらかじめ彼かれらに、「わたしの接吻せっぷんする者ものが、その人ひとだ。その人ひとをつかまえろ」と合図あいずをしておいた。
49 彼かれはすぐイエスに近寄ちかより、「先生せんせい、いかがですか」と言いって、イエスに接吻せっぷんした。
50 しかし、イエスは彼かれに言いわれた、「友ともよ、なんのためにきたのか」。このとき、人々ひとびとが進すすみ寄よって、イエスに手てをかけてつかまえた。
51 すると、イエスと一緒いっしょにいた者もののひとりが、手てを伸のばして剣けんを抜ぬき、そして大祭司だいさいしの僕しもべに切きりかかって、その片耳かたみみを切きり落おとした。
52 そこで、イエスは彼かれに言いわれた、「あなたの剣けんをもとの所ところにおさめなさい。剣けんをとる者ものはみな、剣けんで滅ほろびる。
53 それとも、わたしが父ちちに願ねがって、天てんの使つかいたちを十二軍団ぐんだん以上いじょうも、今いまつかわしていただくことができないと、あなたは思おもうのか。
54 しかし、それでは、こうならねばならないと書かいてある聖書せいしょの言葉ことばは、どうして成就じょうじゅされようか」。
55 そのとき、イエスは群衆ぐんしゅうに言いわれた、「あなたがたは強盗ごうとうにむかうように、剣けんや棒ぼうを持もってわたしを捕とらえにきたのか。わたしは毎日まいにち、宮みやですわって教おしえていたのに、わたしをつかまえはしなかった。
56 しかし、すべてこうなったのは、預言者よげんしゃたちの書かいたことが、成就じょうじゅするためである」。そのとき、弟子でしたちは皆みなイエスを見捨みすてて逃にげ去さった。
57 さて、イエスをつかまえた人ひとたちは、大祭司だいさいしカヤパのところにイエスを連つれて行いった。そこには律法りっぽう学者がくしゃ、長老ちょうろうたちが集あつまっていた。
58 ペテロは遠とおくからイエスについて、大祭司だいさいしの中庭なかにわまで行いき、そのなりゆきを見みとどけるために、中なかにはいって下役したやくどもと一緒いっしょにすわっていた。
59 さて、祭司長さいしちょうたちと全ぜん議会ぎかいとは、イエスを死刑しけいにするため、イエスに不利ふりな偽証ぎしょうを求もとめようとしていた。
60 そこで多おおくの偽証者ぎしょうしゃが出でてきたが、証拠しょうこがあがらなかった。しかし、最後さいごにふたりの者ものが出でてきて
61 言いった、「この人ひとは、わたしは神かみの宮みやを打うちこわし、三日かの後のちに建たてることができる、と言いいました」。
62 すると、大祭司だいさいしが立たち上あがってイエスに言いった、「何なにも答こたえないのか。これらの人々ひとびとがあなたに対たいして不利ふりな証言しょうげんを申もうし立たてているが、どうなのか」。
63 しかし、イエスは黙だまっておられた。そこで大祭司だいさいしは言いった、「あなたは神かみの子こキリストなのかどうか、生いける神かみに誓ちかってわれわれに答こたえよ」。
64 イエスは彼かれに言いわれた、「あなたの言いうとおりである。しかし、わたしは言いっておく。あなたがたは、間まもなく、人ひとの子こが力ちからある者ものの右みぎに座ざし、天てんの雲くもに乗のって来くるのを見みるであろう」。
65 すると、大祭司だいさいしはその衣ころもを引ひき裂さいて言いった、「彼かれは神かみを汚けがした。どうしてこれ以上いじょう、証人しょうにんの必要ひつようがあろう。あなたがたは今いまこのけがし言ごとを聞きいた。
66 あなたがたの意見いけんはどうか」。すると、彼かれらは答こたえて言いった、「彼かれは死しに当あたるものだ」。
67 それから、彼かれらはイエスの顔かおにつばきをかけて、こぶしで打うち、またある人ひとは手てのひらでたたいて言いった、
68 「キリストよ、言いいあててみよ、打うったのはだれか」。
69 ペテロは外そとで中庭なかにわにすわっていた。するとひとりの女中じょちゅうが彼かれのところにきて、「あなたもあのガリラヤ人びとイエスと一緒いっしょだった」と言いった。
70 するとペテロは、みんなの前まえでそれを打うち消けして言いった、「あなたが何なにを言いっているのか、わからない」。
71 そう言いって入口いりぐちの方ほうに出でて行いくと、ほかの女中じょちゅうが彼かれを見みて、そこにいる人々ひとびとにむかって、「この人ひとはナザレ人びとイエスと一緒いっしょだった」と言いった。
72 そこで彼かれは再ふたたびそれを打うち消けして、「そんな人ひとは知しらない」と誓ちかって言いった。
73 しばらくして、そこに立たっていた人々ひとびとが近寄ちかよってきて、ペテロに言いった、「確たしかにあなたも彼かれらの仲間なかまだ。言葉ことばづかいであなたのことがわかる」。
74 彼かれは「その人ひとのことは何なにも知しらない」と言いって、激はげしく誓ちかいはじめた。するとすぐ鶏にわとりが鳴ないた。
75 ペテロは「鶏にわとりが鳴なく前まえに、三度どわたしを知しらないと言いうであろう」と言いわれたイエスの言葉ことばを思おもい出だし、外そとに出でて激はげしく泣ないた。
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