- The Cross Pendant
He is a cross pendant.He is engraved with a unique Number.
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Emmanuel
1 そののち、イエスはガリラヤの海うみ、すなわち、テベリヤ湖みずうみの向むこう岸ぎしへ渡わたられた。
2 すると、大おおぜいの群衆ぐんしゅうがイエスについてきた。病人びょうにんたちになさっていたしるしを見みたからである。
3 イエスは山やまに登のぼって、弟子でしたちと一緒いっしょにそこで座ざにつかれた。
4 時ときに、ユダヤ人じんの祭まつりである過越すぎこしが間近まぢかになっていた。
5 イエスは目めをあげ、大おおぜいの群衆ぐんしゅうが自分じぶんの方ほうに集あつまって来くるのを見みて、ピリポに言いわれた、「どこからパンを買かってきて、この人々ひとびとに食たべさせようか」。
6 これはピリポをためそうとして言いわれたのであって、ご自分じぶんではしようとすることを、よくご承知しょうちであった。
7 すると、ピリポはイエスに答こたえた、「二百デナリのパンがあっても、めいめいが少すこしずついただくにも足たりますまい」。
8 弟子でしのひとり、シモン・ペテロの兄弟きょうだいアンデレがイエスに言いった、
9 「ここに、大麦おおむぎのパン五つと、さかな二ひきとを持もっている子供こどもがいます。しかし、こんなに大おおぜいの人ひとでは、それが何なにになりましょう」。
10 イエスは「人々ひとびとをすわらせなさい」と言いわれた。その場所ばしょには草くさが多おおかった。そこにすわった男おとこの数かずは五千人にんほどであった。
11 そこで、イエスはパンを取とり、感謝かんしゃしてから、すわっている人々ひとびとに分わけ与あたえ、また、さかなをも同様どうようにして、彼かれらの望のぞむだけ分わけ与あたえられた。
12 人々ひとびとがじゅうぶんに食たべたのち、イエスは弟子でしたちに言いわれた、「少すこしでもむだにならないように、パンくずのあまりを集あつめなさい」。
13 そこで彼かれらが集あつめると、五つの大麦おおむぎのパンを食たべて残のこったパンくずは、十二のかごにいっぱいになった。
14 人々ひとびとはイエスのなさったこのしるしを見みて、「ほんとうに、この人ひとこそ世よにきたるべき預言者よげんしゃである」と言いった。
15 イエスは人々ひとびとがきて、自分じぶんをとらえて王おうにしようとしていると知しって、ただひとり、また山やまに退しりぞかれた。
16 夕方ゆうがたになったとき、弟子でしたちは海うみべに下くだり、
17 舟ふねに乗のって海うみを渡わたり、向むこう岸ぎしのカペナウムに行いきかけた。すでに暗くらくなっていたのに、イエスはまだ彼かれらのところにおいでにならなかった。
18 その上うえ、強つよい風かぜが吹ふいてきて、海うみは荒あれ出だした。
19 四、五十丁ちょうこぎ出だしたとき、イエスが海うみの上うえを歩あるいて舟ふねに近ちかづいてこられるのを見みて、彼かれらは恐おそれた。
20 すると、イエスは彼かれらに言いわれた、「わたしだ、恐おそれることはない」。
21 そこで、彼かれらは喜よろこんでイエスを舟ふねに迎むかえようとした。すると舟ふねは、すぐ、彼かれらが行いこうとしていた地ちに着ついた。
22 その翌日よくじつ、海うみの向むこう岸ぎしに立たっていた群衆ぐんしゅうは、そこに小舟こぶねが一そうしかなく、またイエスは弟子でしたちと一緒いっしょに小舟こぶねにお乗のりにならず、ただ弟子でしたちだけが船出ふなでしたのを見みた。
23 しかし、数すうそうの小舟こぶねがテベリヤからきて、主しゅが感謝かんしゃされたのちパンを人々ひとびとに食たべさせた場所ばしょに近ちかづいた。
24 群衆ぐんしゅうは、イエスも弟子でしたちもそこにいないと知しって、それらの小舟こぶねに乗のり、イエスをたずねてカペナウムに行いった。
25 そして、海うみの向むこう岸ぎしでイエスに出会であったので言いった、「先生せんせい、いつ、ここにおいでになったのですか」。
26 イエスは答こたえて言いわれた、「よくよくあなたがたに言いっておく。あなたがたがわたしを尋たずねてきているのは、しるしを見みたためではなく、パンを食たべて満腹まんぷくしたからである。
27 朽くちる食物しょくもつのためではなく、永遠えいえんの命いのちに至いたる朽くちない食物しょくもつのために働はたらくがよい。これは人ひとの子こがあなたがたに与あたえるものである。父ちちなる神かみは、人ひとの子こにそれをゆだねられたのである」。
28 そこで、彼かれらはイエスに言いった、「神かみのわざを行おこなうために、わたしたちは何なにをしたらよいでしょうか」。
29 イエスは彼かれらに答こたえて言いわれた、「神かみがつかわされた者ものを信しんじることが、神かみのわざである」。
30 彼かれらはイエスに言いった、「わたしたちが見みてあなたを信しんじるために、どんなしるしを行おこなって下くださいますか。どんなことをして下くださいますか。
31 わたしたちの先祖せんぞは荒野あらのでマナを食たべました。それは『天てんよりのパンを彼かれらに与あたえて食たべさせた』と書かいてあるとおりです」。
32 そこでイエスは彼かれらに言いわれた、「よくよく言いっておく。天てんからのパンをあなたがたに与あたえたのは、モーセではない。天てんからのまことのパンをあなたがたに与あたえるのは、わたしの父ちちなのである。
33 神かみのパンは、天てんから下くだってきて、この世よに命いのちを与あたえるものである」。
34 彼かれらはイエスに言いった、「主しゅよ、そのパンをいつもわたしたちに下ください」。
35 イエスは彼かれらに言いわれた、「わたしが命いのちのパンである。わたしに来くる者ものは決けっして飢うえることがなく、わたしを信しんじる者ものは決けっしてかわくことがない。
36 しかし、あなたがたに言いったが、あなたがたはわたしを見みたのに信しんじようとはしない。
37 父ちちがわたしに与あたえて下くださる者ものは皆みな、わたしに来くるであろう。そして、わたしに来くる者ものを決けっして拒こばみはしない。
38 わたしが天てんから下くだってきたのは、自分じぶんのこころのままを行おこなうためではなく、わたしをつかわされたかたのみこころを行おこなうためである。
39 わたしをつかわされたかたのみこころは、わたしに与あたえて下くださった者ものを、わたしがひとりも失うしなわずに、終おわりの日ひによみがえらせることである。
40 わたしの父ちちのみこころは、子こを見みて信しんじる者ものが、ことごとく永遠えいえんの命いのちを得えることなのである。そして、わたしはその人々ひとびとを終おわりの日ひによみがえらせるであろう」。
41 ユダヤ人じんらは、イエスが「わたしは天てんから下くだってきたパンである」と言いわれたので、イエスについてつぶやき始はじめた。
42 そして言いった、「これはヨセフの子こイエスではないか。わたしたちはその父母ふぼを知しっているではないか。わたしは天てんから下くだってきたと、どうして今いまいうのか」。
43 イエスは彼かれらに答こたえて言いわれた、「互たがいにつぶやいてはいけない。
44 わたしをつかわされた父ちちが引ひきよせて下くださらなければ、だれもわたしに来くることはできない。わたしは、その人々ひとびとを終おわりの日ひによみがえらせるであろう。
45 預言者よげんしゃの書しょに、『彼かれらはみな神かみに教おしえられるであろう』と書かいてある。父ちちから聞きいて学まなんだ者ものは、みなわたしに来くるのである。
46 神かみから出でた者もののほかに、だれかが父ちちを見みたのではない。その者ものだけが父ちちを見みたのである。
47 よくよくあなたがたに言いっておく。信しんじる者ものには永遠えいえんの命いのちがある。
48 わたしは命いのちのパンである。
49 あなたがたの先祖せんぞは荒野あらのでマナを食たべたが、死しんでしまった。
50 しかし、天てんから下くだってきたパンを食たべる人ひとは、決けっして死しぬことはない。
51 わたしは天てんから下くだってきた生いきたパンである。それを食たべる者ものは、いつまでも生いきるであろう。わたしが与あたえるパンは、世よの命いのちのために与あたえるわたしの肉にくである」。
52 そこで、ユダヤ人じんらが互たがいに論ろんじて言いった、「この人ひとはどうして、自分じぶんの肉にくをわたしたちに与あたえて食たべさせることができようか」。
53 イエスは彼かれらに言いわれた、「よくよく言いっておく。人ひとの子この肉にくを食たべず、また、その血ちを飲のまなければ、あなたがたの内うちに命いのちはない。
54 わたしの肉にくを食たべ、わたしの血ちを飲のむ者ものには、永遠えいえんの命いのちがあり、わたしはその人ひとを終おわりの日ひによみがえらせるであろう。
55 わたしの肉にくはまことの食物しょくもつ、わたしの血ちはまことの飲のみ物ものである。
56 わたしの肉にくを食たべ、わたしの血ちを飲のむ者ものはわたしにおり、わたしもまたその人ひとにおる。
57 生いける父ちちがわたしをつかわされ、また、わたしが父ちちによって生いきているように、わたしを食たべる者ものもわたしによって生いきるであろう。
58 天てんから下くだってきたパンは、先祖せんぞたちが食たべたが死しんでしまったようなものではない。このパンを食たべる者ものは、いつまでも生いきるであろう」。
59 これらのことは、イエスがカペナウムの会堂かいどうで教おしえておられたときに言いわれたものである。
60 弟子でしたちのうちの多おおくの者ものは、これを聞きいて言いった、「これは、ひどい言葉ことばだ。だれがそんなことを聞きいておられようか」。
61 しかしイエスは、弟子でしたちがそのことでつぶやいているのを見破みやぶって、彼かれらに言いわれた、「このことがあなたがたのつまずきになるのか。
62 それでは、もし人ひとの子こが前まえにいた所ところに上のぼるのを見みたら、どうなるのか。
63 人ひとを生いかすものは霊れいであって、肉にくはなんの役やくにも立たたない。わたしがあなたがたに話はなした言葉ことばは霊れいであり、また命いのちである。
64 しかし、あなたがたの中なかには信しんじない者ものがいる」。イエスは、初はじめから、だれが信しんじないか、また、だれが彼かれを裏切うらぎるかを知しっておられたのである。
65 そしてイエスは言いわれた、「それだから、父ちちが与あたえて下くださった者ものでなければ、わたしに来くることはできないと、言いったのである」。
66 それ以来いらい、多おおくの弟子でしたちは去さっていって、もはやイエスと行動こうどうを共ともにしなかった。
67 そこでイエスは十二弟子でしに言いわれた、「あなたがたも去さろうとするのか」。
68 シモン・ペテロが答こたえた、「主しゅよ、わたしたちは、だれのところに行いきましょう。永遠えいえんの命いのちの言ことばをもっているのはあなたです。
69 わたしたちは、あなたが神かみの聖者せいじゃであることを信しんじ、また知しっています」。
70 イエスは彼かれらに答こたえられた、「あなたがた十二人にんを選えらんだのは、わたしではなかったか。それだのに、あなたがたのうちのひとりは悪魔あくまである」。
71 これは、イスカリオテのシモンの子こユダをさして言いわれたのである。このユダは、十二弟子でしのひとりでありながら、イエスを裏切うらぎろうとしていた。
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