創世記 28 - ERV 訳 -読みやすい聖書-(新約聖書)

ベテルで見たヤコブの夢Zzz・・・

10ヤコブはベエル・シェバを離れ、ハランに向かった。

11日が暮れると、一夜を明かすための場所を決め、辺りにある岩を枕代わりにして横になった。

12すると彼は夢を見たZzz・・・その夢には地から天に架かった階段があり、神の天使たちがその階段を昇り降りしていた。

13すると突然 神ヤハウェがヤコブの横に立ち、こう言った。

「私は 神ヤハウェだ！お前の祖父であるアブラハムや父イサクが仕えた神だ！今寝ているこの場所でお前の子孫を増やそう！ 14この地に存在する塵ちりの数ほどにお前の子孫を増やそう。彼らは東西南北、いたるところに増え広がる。お前やお前の家族を通し、この地上に住む全ての家族に祝福がいき渡る。 15わたしは常にお前の側にいて、どこへ行ってもお前を守る！そして時が来ると、お前をこの地に戻す。わたしはお前から離れない！一緒に行動し、わたしが交わした約束を実行させる」

16目を覚ましたヤコブはビビりながらこう言った。

「神ヤハウェはこの場所におられます。私は知らなかった。こんなにも早くあなたに会える場所に行けるとは・・・しかし、あなたは確かにここにいます！」

17彼はビクビクしながら再びこう言った。

「恐ろしや～！こんな場所・・・この場所は神が住んでいる場所ではないか！天国への入り口に間違いない！」

18朝が来るとヤコブはすぐに起き上がり、枕代わりに使っていた岩を手にすると、それを他の岩と別け聖ホーリーなる岩として並べた。そして、その岩の上にオリーブオイルを注ぎ、神に捧げた。

19そして、その場所の名をベテルと名付けた。それまでは、その町はルズと呼ばれていた。

20ヤコブは神とこう約束した。

「神よ！お願いが・・・この旅で、私から離れず私を守ってください！食糧と服もお願いです！もしそうしてくれるなら、 21私は安全に父の家に帰り、 神ヤハウェは私の神となるでしょう。 22ここに並べたこの岩は、私がこの場所で神を讃え、礼拝したことを証明するものとなります。そして、私はあなたがくれた全ての中から10分の1をあなたにお返しします」