創世記 2 - ERV 訳 -読みやすい聖書-(新約聖書)

エデンの園にわ

神ヤハウェが地上と空を造った時、

5まだその地には何の植物も生息しておらず、穀物や雑草、地面から芽をだしている植物は何一つなかった。神ヤハウェはまだこの地に雨を降らせず、その地を耕す人さえいなかったからだ。

6時折、温泉のように水が大地からわき出て、その水は小川のように流れて地に広がっていった。

7その後、神ヤハウェは地面から土を取ると、人間を形造った。神ヤハウェは、その人間の鼻にふぅ～～～と、いのちの息スピリットを吹き込んだ。そこで、人間は生きものとなった。

8神ヤハウェは、東の方にあったエデンと呼ばれる場所に園にわを作り、神ヤハウェは、そこに自ら造った男を置いた。

9神ヤハウェは、その場所にあらゆる種類の木々を育て、成長させた。その木々は、なんとも見事で色鮮やかな美味しそうな果実をならせた。園にわの真ん中には、とても特別な木を2本植えた。一方の木は、人間たちにいのちを与える実を付ける木「いのちの木・・・・・」を植え、もう一方の木は、人間に良し悪しの知識を与える実を付ける木「善悪の知識の木・・・・・・・」を植えた。

10一つの川がエデンの園にわから流れ出ていた。その川が枝分かれし、4つの川が出来ていた。

11一本目の川はピション川と呼ばれ、その川はハビラ全域を潤うるおすようにくまなく流れ、その地からは金が採れた。

12その場所にある金は純度が高く、金以外にも香水に用いられる価値の高い樹液やオニキスと呼ばれる変わった宝石も採れた。

13二本目の川はギホン川と呼ばれ、クシュ全域を流れる川だった。

14三本目の川はチグリス川と呼ばれ、アッシリアの東を流れていた。四本目の川はユーフラテスと呼ばれていた。

15 神ヤハウェはエデンの園にわに男を置き、その場所を管理するよう任せた。

16そして、神ヤハウェはその人間の男にこの約束だけは守るようにと強く言った。