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- 絶対幸福”
今日は、‘絶対幸福’ということについて考えてみました。 幸福といっても相対的幸福の定義は十人十色、百人の人がいれば百の幸福の定義があるかも知れません。通常、私たちが思う幸福とは、「苦しみがなく、人や物事が自分の願い通りに動き、自分にとって都合のいい状態、喜ばしい状態」を指すのではないでしょうか。確かに、嫌な事がなく、経済的に恵まれ、健康で、地位と名誉、美貌や権力などに恵まれれば、人生は楽しいでしょう。だから人は、誰でも本能的にそのような生きる条件をよくして、楽に生きたいと願い、自分を取り巻く条件が満たされることこそ幸福だと思うのです。 しかし、そのような幸福と思える状態は長続きせず、そういう状態を必死で求めれば求めるほど、辛いことも増してくるのが人生です。他人の目にはどう映ろうが、この世に生
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- 魂のピアニスト フジコ・ヘミング
フジコは日本人の母とロシア系スウェーデン人の父の間にベルリンで生まれます。5歳で日本へ帰国しましたが、戦時中の複雑な環境の中で、父が母国へ戻ったことにより、母、弟との3人での生活がはじまりました。また、その頃よりピアニストの母がピアノの手ほどきを始め、フジコのピアニストへの歩みが始まったのです。しかし、1歳のとき、中耳炎により右耳の聴覚を失ってしまいます。ハンディを持ちながらも、東京音楽学校(現東京芸術大学)に進み、在学中より多数のコンサートで入賞し、実力を発揮していきます。東京音楽学校卒業後、本格的な音楽家としての活動を始め、オーケストラとの共演も数々と実現していきます。ピアノ留学を志していたフジコは、パスポート申請時に、無国籍であった事実が発覚し、一時は留学を断念します。しかし、日本でピ
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- 夢”
今日は、アメリカの独立記念日ですので、アメリカに独立をもたらした人々のことを思い浮かべながら、‘夢’ということについて考えてみました。 聖書は、神の霊が注がれるとき、「若者たちは幻を見、老人たちは夢を見る」と言っていますが、この「幻(VISION)」と「夢(DREAM)」という言葉は、非常にエキサイティングな言葉ですね。 さて、旧約聖書のヨシュア記14章10-11節に、カレブという人のこんな言葉が記されています。 主がこの言葉をモーセに語られた時からこのかた、イスラエルが荒野に歩んだ45年の間、主は言われたように、わたしを生きながらえさせてくださいました。わたしは今日すでに85歳ですが、今もなお、モーセがわたしをつかわした日のように、健やかです。わたしの今の力は、あの時の力に劣らず、どんな働
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- ある老牧師の物語”
アメリカのある老牧師の物語です。 ある日曜日の夕拝でのことです。賛美のあと、牧師がゆっくりと立ち上がって講壇に歩み寄り、説教の前に、老牧師である一人のゲストを紹介しました。その老牧師は、その教会の牧師の非常に親しい友人の一人で、少し時間を与えられ、会衆に短い挨拶をするよう促されました。 老牧師は講壇に立つと、こんな話を始めました。「一人の父親と、その息子、そして息子の友人、この三人がヨットで太平洋岸沖を航行していました。近づきつつある嵐を避けるために岸に戻ろうとしていると、突然、大波が押し寄せてきました。その父親は長いヨット暦を持つ経験豊かな人でしたが、ヨットは転覆し、三人は海に投げ出されてしまいます。」 老牧師は、一瞬、間を置いて、教会堂の最前列に座っていた、教会が初めてだという二人の十代
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- もっとも大きな試練を受けられた方
最近、読んだ本に新渡戸稲造の「自分をもっと深く掘れ(原本:世渡りの道)があります。新渡戸稲造は「少年よ、大志を抱け」で有名なウィリアム・クラーク博士のいた札幌農学校を卒業しました。当時クラーク博士はもはや札幌にはおりませんでしたが、クラーク博士の残した「イエスを信ずる者の契約」に署名し、キリスト教徒になりました。「自分をもっと深く掘れ」の中にこのような話がありました。人はとかく、同じ苦しみでも、他人のよりも自分の苦しみのほうが重く感じるものである。自分の疾病は大変に重いように思うが、同じ病にかかった他人の苦しみは、自身のほどに痛く思わない。自分の釣り損じた魚はいつも大きいが、他人の逃した魚は小さい。自分のつくしている義務はいつも重大であるが、他人のなしている務めは怠りがちに見える。自分は十分
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- “Win-Win”
今日は、‘Win-Win’ということについて考えてみました。人間関係は、いつの時代においても、豊かな人生を送るための大切な要因です。そして、さまざまな人間関係の中でもWin-Winの関係が最良の結果をもたらすものであることは周知の事実です。Win-Winの関係とは、自分も勝ち、相手も勝つこと。つまり双方が満足できる結果を得るというものです。しかし、そのためには、まず、「与える者は得る」という聖書の教えに基づいて、互いに相手の益を先に考える心が必要です。ところが、現実の世界では、Win-Loseの関係(自分が勝ち、相手は負ける)が最も多く、その他に、Lose-Winの関係(自分が負けて相手が勝つ)、Lose-Loseの関係(相手が負けて、自分も負ける。相手に勝たせるくらいなら足を引っ張って共倒
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- 牧師室より # 8
今日は、神は夢を与えることであなたの信仰を築き上げようとしておられることを考えました。「・・・わたしたちのうちに働く力によって、わたしたちが求めまた思うところのいっさいを、はるかに越えてかなえて下さることができるかたに、・・・・栄光が世々限りなくあるように、・・・」(エペソ3:20-21)信仰は筋肉に例えることができます。それは強めることができ、どれだけ使うかによって、強くなったり、弱まったりするからです。神はどのようにあなたの信仰を築き上げようとされるでしょうか。神は非常に分かりやすい方法を用いられます。それが解かれば、あなたも信仰を成長させ、神に用いられる器になることができます。聖書の中に、こんな話があります。ある父親が息子のためにイエス様に助けを求めて、「できますれば、わたしどもをあわ
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- 本当の安息”
今日は、”本当の安息”について考えてみました。人は誰でも安息を求めています。警察庁の発表によれば、日本における自殺者の数は毎年3万人を超えているとのことですが、自殺の原因を多い順に挙げると、①健康問題、②経済・生活問題、③家庭問題、④勤務問題‥‥となっているそうです。 この自殺者の現状は、自ら死を選ぶ以外にこの世に安息を見いだせなかったということです。自殺だけではありません。現代人の多くがストレスを抱えて生きています。生活のことで悩み、仕事のことで悩み、人間関係で悩みます。将来が不安です。ある方がおっしゃいました。「眠っているときだけが不安から解放される時です。朝目が覚めるとまた、どうしようと思う毎日です」と。私たち人間には本当に安息が必要なのです。では、どうすれば私たちは安息を得ることがで
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- 感情のコントロール”
今日は、‘感情のコントロール’について考えてみました。「こんな気持ちになっているのは、あの人のせい!」そう思うのは誰にでも心当たりがありますね。いったい感情とはどこからやってくるのでしょうか?感情は自分の外からやってくるものでしょうか?そうではありません。感情は自分の中から出てくるものです。多くの人は感情が自分の中から出ているのを知らず、こういう気持ちになったのは誰か(何か)のせいだと思っています。確かに私たちの気持ちは誰か(何か)に関係がありますが、それをすべて誰か(何か)のせいにしてしまうと、被害者感覚を感じ、その感覚から抜けにくくなってしまいます。もしあなたがそのように感じることが多いとしたら、被害者のポジションになりやすい物事の受け止め方をする傾向があるのかも知れません。被害者のポジ
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- 人間の気質”
今日は、”人間の気質”について考えてみました。人間の気質は、潜在意識によって人の思考・言動・行動に影響する、生まれつきの色々な特徴が結合したものです。遺伝子によって伝えられたこの特徴には色んな要素があります。気質の特徴を整理すると、四つの基本気質があり、これが混じり合ったものがそれぞれの気質になっています。普通、一つの気質の型が優勢ですが、一つか二つ、他の気質も含まれています。外向性の人は多血質か胆汁質が優勢を占め、内向性の人は憂うつ質か粘液質が圧倒的に多いのが現実です。 多血質・・・・多血質の人は、暖かく、快活、陽気で雄弁です。また精力的で人に好かれやすいタイプです。いろいろ考えるよりも、大抵の事は感情によって決定する傾向があります。こういう人は、人との交わりを楽しみ、孤独をきらうので、友
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- 牧師室より #15
今日は、ルターの『キリスト者の自由』の冒頭に記されている言葉を瞑想してみました。 まず本書は、その冒頭で、キリスト者の自由の二つの原則について語っています。① キリスト者は、すべての者の上に立つ自由な主人であって、何者にも従属しない。② キリスト者は、すべての者の下に立つしもべであって、何者にも従属する。 ルターは、キリスト者はすべての者に対して「自由な主人」であり、同時に「下に立つしもべ」であるという、一見矛盾するような二つの命題を掲げ、この二つの命題は、根底で結ばれ、一致していると主張しています。なぜなら、自由は信仰によって得られ、自由を得たキリスト者は、それゆえに隣人に対して奉仕の愛を持たずにはおれないと考えたからです。そしてルターは、この二つの命題の一致こそが、キリスト教信仰の真髄で
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- “影の自分”
今日は、“影の自分”ということを考えてみました。昔、こんな映画がありました。プラハという町に一人の苦学生がいました。自分で働いて、苦労しながら大学に通っていました。ある時、一人の紳士が近づいて来て、「君の影を5000万円で売らないか」と言いました。苦学生は、こんな影が売れるのかなと思いましたが、「まあいいや。影くらい売ったって、5000万円もらえるなら」と言って影を売ってしまいます。それからというもの、昨日までとは打って変わり、素晴らしい、ゆとりのある生活が始まりました。今までのように、苦労して仕事をする必要はないし、美味しいものも食べられるし、笑いが止まらないほどでした。ただ、今までと違って影がありません。歩いても影がなく、鏡にも自分の顔が映りません。しかし、彼にとって、それは大したことで
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- コペルニクス的転回”
今日は、”コペルニクス的転回”ということを考えてみました。コペルニクス的転回とは、もともとはインマヌエル・カントが自らの哲学を評するために使った言葉ですが、これから派生して、旧来の天動説に対するコペルニクスの地動説のような、物の見方が180度変わる大転換をコペルニクス的転回と言うようになりました。また、このように、人は人生の様々な特殊体験を通してコペルニクス的転回を経験し、物の見方が180度変わることによって、その生き方が変わり、人生が大転換されるものです。たとえば、復活のキリストとの出会いを通して、キリスト教の迫害者からキリスト教の伝道者に変わった使徒パウロなどは、まさにこのコペルニクス的転回の経験者の一人です。また、ニクソン政権の大統領補佐官であったチャック・コルソンもその一人として挙げ
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- 牧師室より #13
今日は人間の価値について考えてみました。「あなたがたは、キリスト様が、代価を払って買い取ってくださった身であり、キリスト様のものなのです。ですから、こうした、この世の誇りや恐れのすべてから、自由になりなさい。」1コリント7:23(リビングバイブル)神は、あなたを受け入れて下さっただけでなく、あなたは高価で尊いと言われます。あなたは、ご自分の価値をどれ位だと思いますか?あなたの財産のことではありません。あなたご自身の価値のことです。あなたの持ち物とあなた自身の人間としての価値を混同しないで下さい。あなたは金持ちかも知れないし貧乏かも知れません。しかし、あなたの人間としての価値はそれとは何の関係もないのです。では何が人の価値を決定するのでしょう? 物の価値は二つのものによって決定されと言えるでし
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- 牧師室より # 1
※これは、LVJCCの鶴田牧師が毎週教会員に発行している週報です。今週から、より多くの方々にご覧いただけるよう当ブログに掲載することになりました。 今日も主にあって心は”晴れるや”ですか?今日も聖霊の満たしを祈り求めましたか? 今週は受難週ですが、どんな思いで今日まで毎日を過ごされましたか?今日は、第一コリント15章を読みながら十字架と復活について考えました。「もしキリストがよみがえらなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお、自分の罪の中にいるのです。」(第一コリント15:17)昔も今も、多くの人々が、キリストが死者の中から復活されたとはっきり宣べ伝えられているのに、その事実を否定しようとします。もし彼らの主張どおり、キリストの復活がなかったとしたら、深刻な問題
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- Merry Christmas!
「クリスマス・キャンドルライトサービス」イエス様の誕生をお祝いする行事です。静寂の夜、聖書を読みキャンドルに火を灯しながら、一緒に賛美歌を歌いましょう。☆日時: 12月21日(水) 午後6時半~☆場所: ラスベガス日本人教会 LVJCC * Las Vegas Japanese Community Church 9175 S. Las Vegas Blvd. #108, Las Vegas NV 89123☆ 連絡: 702-250-09 / 702-40-10・ 初めての方も心から歓迎致します。「クリスマス礼拝 & クリスマスパーティー」クリスマスの日が日曜礼拝に当たることは7年に1度。この喜びの日にお友達をお誘いし、静まって主を礼拝し、イエス様の誕生のメッセージを心で
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- 神様に生かされて イ・チソン
当時、韓国・梨花女子大学に通っていたチソン姉は、将来教師になる夢をもつ、愛らしいクリスチャン女性でした。しかし、学校に迎えに来てくれた兄の運転する車に、飲酒運転の車が激突し、大事故となり、窓から放り出されたチソン姉は、給油口から流れ出たガソリンが引火し、大火傷を負います。通常、人間は全身の40%の皮膚が火傷をすると、命に関わるといわれていますが、チソン姉は55%の火傷を負ったにも関わらず、主が命を守り、生かしてくださいました。命は守られたチソン姉でしたが、医師からは元の美しい容姿には戻れない事を告げられます。 (大学生のチソン姉)事故から7ヶ月の間、激痛を伴う治療と手術に耐えなければなりませんでした。治療も大変辛いものでしたが、チソン姉にとって、それ以上に辛かったことは、変貌した
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- 今日一日を導いてください 五十嵐健治
白洋舎という有名なクリーニング会社の創立者五十嵐健治は、日本で初めてドライクリーニングを始めました。彼は1877年3月新潟県の県会議員の子として生まれました。しかし8ヶ月で両親は離婚し、5歳で五十嵐家の養子となりました。彼は波乱万丈の生涯でしたが、その中でイエス様に出会ってクリスチャンとなり、それからの生涯は、最期まで熱心なクリスチャンとして活躍されました。彼は高等小学校卒業後、16歳で家を出て、丁稚や小僧を転々とし、そんな中、上毛孤児院(現、上毛愛隣社)の創立者クリスチャンの宮内文作氏に出会い「貧しい者たちにも食事が与えられるように」「親のない子をお守りください」との祈りに感動しました。しかし信仰はまだ芽生えることはありませんでした。1894年に日清戦争が勃発すると、17歳で軍夫(輸送隊員
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- 神の御子の血潮にて生きる 好地由太郎
好地由太郎(こうちよしたろう)は、185年房総半島の金田で、貧しい家庭に生まれました。18才の時に日本橋のある商店に奉公に出されましたが、奉公先で悪いことを重ね、ついには女主人を殺害、金を奪い、証拠を消すために放火し、終身刑の判決を受け、監獄に入れられます。しかも獄中でさえも、彼は脱走を繰り返し、その度に逮捕され、少しも反省の色もないために看守からひどく嫌われていました。ある日、監獄に一人の青年が入ってきました。その青年に由太郎は「どんな悪い事をしてきたのだ?」と尋ねた所、「何事もしていません」という応答に腹を立て、仲間達と袋叩きにしました。その時、青年は涙を流しながら彼らの為に祈っていました。その姿が忘れられず由太郎はその青年に「どうすれば君のような心になれるのか?」と尋ねると、青年は「聖
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- 牧師室より #12
今日は久子ライスさんの救いのお証をします。9月13日の朝、みどり姉から電話があり、「ホスピスで危篤状態にある久子ライスさん(7才)という方を訪ねて、日本語で福音を伝えて欲しいという連絡がある方からあったのですが、先生、行って下さいますか?」とお願いされました。もちろん私は二つ返事で引き受け、11時半に指定のホスピスに行くことにしました。私はさっそく祈祷部に連絡を取り、11時半から危篤状態の久子さんという方に福音を語るので皆さんに祈りの応援をお願いして下さいと頼みました。 ホスピスに到着したのは予定通り11時25分ごろでした。病室には息子さんご夫婦がおられました。息子さんの奥様は韓国人教会で伝道師をされている方でキム・イナさんと仰いました。イナさんの話によれば、久子さんは長い間カリフォルニアに
- The Cross Pendant
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
- 성도들의 기도3경배와 제물로 드려지는 기도
- 성도들의 기도2말씀과 병행하는 기도
- 성도들의 기도1기도에 열려있는 그분의 귀
- 잠16:9사람의 계획
- 시46:1하나님은 피난처시요...
- 욥기41:1리워야단 vs. 악어
- 인생3두 부류의 인생
- 인생2공허보다 가벼운 인생
- 인생1풀과 들꽃 같은 인생
- 출28:3지혜의 영으로 충만하게 한 자
- 히10:32조명 받은 뒤의 싸움
- 피의 능력3그분의 피의 능력의 범위
- 피의 능력2예수님이 흘린 피의 능력
- 피의 능력1거룩하신 예수님께서 왜?
- 딤전2:5한 중재자
- 살전3:3고난에 대한 태도
- 부르심 받은 자2부르심을 받은 자에게 하는 권면
- 부르심 받은 자1부르심을 받은 자들과 해야 할 일
- 엡5:2- 자신을 드리는 희생물
- 고전15:10지금의 내가 된 것은...