箴言29 章・霊の謙遜な人は栄光をとらえる―アブラハム

  謙遜という特質は、この世ではもてはやされる特質ではないかもしれません。自分を高めて押し出すことが、この世では成功する方法だと考えられています。また、不完全な私たちは時に、自分について高ぶってしまい、自分に正直になって謙遜であることが難しいことがあります。 しかし、箴言は、「地の人のごう慢さそのものがその人を低くする。しかし、霊の謙遜な人は栄光をとらえる。」と述べています。(箴言29:23)聖書は謙遜な人が神の恵みを得て、神によって高められることを示しています。 ここで精神的な傾向や感情という意味で「霊」という語が使われています。なぜなら、霊に関して、「霊の忠実な者」(箴言11:13)「打ちひしがれた霊」(箴言15:13)「ごう慢な霊」(箴言16:18)「へりくだった霊」(箴

善悪の知識の木の実を置くのは不当な事ではありませんでしたか

 ある人々は、愛の神であれば、エデンの園に善悪の知識の木を置くべきではなかったのではないかと考えます。また、ある人は神に対する感謝は善悪の知識の木の実を食べないこととは別の方法でも示すことができたのではないかと言います。 そのことについて、考えてみましょう。 エホバ神は確かに愛の神です。(ヨハネ第一4:8)つまり、神は全被造物の最善の益を願っておられます。被造物が永遠にわたって平和に幸福に暮らすことを願っておられます。神は「平和の神」と呼ばれています。(ヘブライ13:20) そのために、神はご自分の支配権が被造物にとって必須であることをご存知です。また、エホバ神は、ご自分以外の被造物が支配権を握ると大きな弊害があることをご存知です。(伝道の書4:1。エレミヤ10:23) そのことは、歴史を通

啓示5-7章-子羊が第一から第六の封印を開く(9-2)なぜ殉教した者が復しゅうを叫ぶのか

  第六の封印が開かれると、証しの業と神の言葉のためにほふられた魂が、神に自分たちの血の復しゅうを叫び求めています。神の言葉のためにほふられるとはどのように殺されることを意味しているのでしょうか。聖書は、死んだ者は無意識だと言っているのに彼らは、なぜ、叫んでいると書かれているのでしょうか。今回は、この点を考えます。(1)神の言葉のためにほふられるとは  イエスは、剣をとって戦うことを初期クリスチャンに禁じられました。(マタイ26:52)ですから、もし、徴兵制がしかれて、兵隊に取られて、武器をとって戦うことを命じられても、クリスチャンは、政府のその命令に従うことはできません。 さらに、クリスチャンは、上位の権威に敬意を払うようにと勧められていますが、崇拝をすることは禁じられています。

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(11-2)ラッセル兄弟の1914年説はなぜ間違いか

  先回の記事で、ラッセル兄弟の西暦1914年説が現在のエホバの証人の教理の土台となっていることと、現在のダニエル11,12章の証人の預言の解釈の説明は、ラッセル兄弟がしたものではなくて、後で付け加えたものだということについて話しました。  今回の記事では、(1)聖書に忠実で正確な預言の解釈をする努力をする聖書研究者が奴隷級としてイエスから任命されるはずであること、(2)忠実を保つ努力をやめるならばキリスト教の組織も消滅していくこと、(3)わたしヨハネがラッセル兄弟の1914年説が間違っていると考える理由、(4)わたしヨハネがエホバの証人に希望することについて話したいと思います。 (1)どんな聖書研究者が奴隷級としてイエスから任命されるはずか イエスはその多くの聖書研究者の中から、フィラデル

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(38)四人のみ使いの解放直後に大患難

 第六のみ使いがラッパを吹くと、第六のみ使いに、大川ユーフラテスのところにつながれている四人のみ使いをほどきない」という声がありました。すると、その四人のみ使いはほどかれます。(啓示9:13,14)四人のみ使いは、人々の三分の一を殺すため、その時刻と日と月と年のために用意されていたと説明されています。(啓示9:15)  その後、二億の数の「騎兵隊」が登場します。(啓示9:16)この記事では、四人のみ使いが大川ユーフラテスから解放されることが、その後の大患難につながる理由について考察してみます。 (1)四人のみ使いの解放は人々の三分の一を殺すことにつながる  大いなるバビロンに捕らわれになった「四人のみ使い」は「人々の三分の一を殺すため,その時刻と日と月と年のために用意されていた」とは何を意味

啓示5・6章・第一の封印から第四の封印が開かれる

 啓示5・6章には、天でイエスが神の隠された啓示を明らかにされていく様子が説明されています。この預言は、イエスが天で王になられた後に成就します。ですから、啓示のこの預言は、マタイ24章、マルコ13章、ルカ21章にあるイエスの再臨のしるしの預言とも調和しているはずです。啓示5章によると、天の様子が描写されています。中央にエホバ神のみ座があり、その隣に子羊がいます。子羊とはイエス・キリストです。その周りにケルブである四つの生き物がいます。エゼキエル書の中で四つの顔を持つ「生き物」はケルブであると記されています。(エゼキエル10:14,15)さらに、その周りに二十四人の長老たちが座っています。(啓示5:6)その周りには、少なくとも数億ものみ使いたちがいます。(啓示5:11)二十四人の長老たちとは、

啓示2章・七つの会衆のひとつペルガモン会衆

天で栄光を受けられたイエス・キリストは、ヨハネに現代ではトルコになっている七つの会衆に音信を伝えるようにと命じられました。今回、その中のひとつの会衆、ペルガモン会衆に当てたイエスの音信を調べたいと思います。(3)ペルガモン会衆ペルガモンは、小アジア(現トルコ)のアナトリアにあります。スミルナ(現イズミル)北方にあります。ペルガモンの標高335メートルの丘の上に、アクロポリス遺跡があります。そこには、ローマの皇帝トラヤヌスの神殿、ギリシア神話の主神であるゼウスの大祭壇、ギリシャ神話の女神アテーナー神殿などがあります。ですから、ペルガモンは異教の偶像崇拝や、皇帝崇拝が盛んに行われていた場所でした。Pergamon (Plus Poppy) by laszlo-photo(pergamon1)トル

啓示17章-新・大娼婦が座る緋色の野獣は何を表わすか(15)大患難に携わる南の王に神の是認はない

(1)南の王が背教したクリスチャンたちを殺害することを神は是認されるのか 南の王に加わって、聖なる者たちや預言者たちを殺害する者たちに神の是認があるのでしょうか。 天的な希望を持つ者たちを滅ぼすことはとりわけ大きな罪になります。「もしだれかが神の神殿を滅ぼすなら,神はその人を滅ぼされます。神の神殿は聖なるものだからです。あなた方はその[神殿]なのです。」とあります。(コリント第一3:17)神殿とは、天的な希望を持つクリスチャンを意味しています。天的な希望を抱くクリスチャンは生涯の最後まで、神に忠実を保つ必要があります。 忠実な神殿クラス、つまり、神の王国に入る希望を抱くクリスチャンを滅ぼすならば、その殺人者を神は滅ぼされると述べられています。しかし、聖なる者たちや預言者たちも背教することがあ

イエスが1914年に王にならなかつた理由(2)

 イエスはご自分が王になられる時、戦争が起こることを予告されましたが、イエスが王になられた時に起こる国際紛争は、とりわけ特別なものになります。そのことを説明したいと思います。第一次第二次世界大戦は、国際的に大規模な戦争でしたが、聖書が予告していたことは二十世紀にすべて起こることはありませんでした。(1)イエスが王権を与えられる前に幾つも大小さまざまの戦争が起こる  20世紀に二つの大きな国際紛争第一次世界大戦と第二次世界大戦が起き、その後幾つもアジアや中東で諸国家が参戦した国際紛争が起きています。例えば、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争なども起きました。どのひとつの戦争も、エホバの証人が考えていたような進展にはなりませんでした。  ですから、イエスが王になられた後に続いて起こる国

エホバを避難所にすることは何を意味しますか―み名を用いて神に祈り心を注ぎ出す

エホバを避難所にすることは何を意味しますか―み名を用いて神に祈り心を注ぎ出す 聖書の中には、エホバ神がご自分に依り頼む者たちのために「避難所」になってくださり、保護を与えて下さることが述べられています。詩編91編には、エホバに対して、「あなたはわたしの避難所」と表明する人にエホバ神がどのようにされるかが説明されています。(詩編91:2) エホバ神を避難所にするということは、「災い」や「災厄」の経験を避けられることを意味します。(詩編91:10)また、神はご自分のみ使いたちにその人を「そのすべての道において守るように」と命令を出してくださいます。(詩編91:11) その結果、その神の僕が神を避難所にして、神に愛情を傾けたので、神は「彼を逃れさせ」「保護」してくださいます。(詩編91:14

神による創造にもかかわらず自然界に弱肉強食が見られるのはどうしてですか  

自然界が神によって創造されたのなら、自然界に一部弱肉強食が見られるのはどうしてでしょうか。 たとえば、ライオンなどの肉食獣がガゼルなどの草食獣を襲って食べます。 聖書は、神が最初はすべての動物に植物を食物として与えたことを示しています。神は「地のあらゆる野獣と、天のあらゆる飛ぶ生き物と、地の上を動き、その内に魂としての命を持つすべてのものに、あらゆる緑の草木を食物として与えた」と述べられています。(創世記1:30) ですから、動物が創造された当初、動物は互いに平和共存していました。 しかし、その状態は、人間がすべての生物を適切に管理することによって維持されたことを聖書は示しています。 神は人間にすべての生物を管理する仕事を与えました。 聖書によると、神は最初に人間男女に、「子を生んで多くなり

イエスと統治体の権威に関する聖書的な考察(12-1)証人の現在の聖書預言の解釈が動揺していること

 今回は、(1)現在の証人たちの聖書預言の解釈はどのようになっているか、(2)ラッセル兄弟の1914年説が間違っているため統治体はまだイエスから奴隷級として任命されていない事について論じたいと思います。 (1)現在の証人たちの聖書預言の解釈  わたしは基本的に、イエスが忠実で思慮深い奴隷級を任命して、ご自分のすべての持ち物を委ねられるのは、まだこれから先、将来になると思います。そして、エホバの証人が、イエスからすべての持ち物を委ねられた忠実で思慮深い奴隷であると確定しているわけではないと思います。それは次のような理由によります。  証人は、この20世紀、21世紀にどのようにダニエル11章が成就したかを説明していますが、それは、ラッセル兄弟が亡くなられた後に、聖書預言がこのように成就したと、全

どのようなクリスチャンが神に是認されるのですか(2)それはエホバの証人ですか

 私は、基本的にエホバの証人を尊敬しています。彼らは、戦時中に良心的兵役拒否をしたクリスチャンのさまざまなグループの中で、もっとも人数の割合が多かったのです。殺人を避けるというのは、神のクリスチャンに対するご要求の中でも最も重要な要求の一つだと思います。(啓示21:8)エホバの証人は、それにかなっています。  また、わたしはエホバの証人だけでなく、他のキリスト教の教会にも交わってみましたが、客観的に見ても聖書の知識という点では、エホバの証人が一番すぐれていると思います。エホバの証人は、聖書の教育に力を入れているので、その分、他のキリスト教の教会員よりも聖書の知識ですぐれています。それで、わたしはエホバの証人は、限定的にエホバ神から是認と助けを得ていると思います。  しかし、残念ながら、エホバ

啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(25)新・天から落ちる星が水を苦くする

 第三のみ使いがラッパを吹くと、ともしびのように燃える大きな星が天から落ち、川の三分の一と水のわき出るところとに落ちます。(啓示8:10)そして、川と泉の水の三分の一は苦くなって、苦よもぎになります。そして、それを飲んだ多くの人々が死んでしまいます。(啓示8:11)  以前、「啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(11)新・大きな星は川と水のわき出るところに落ち水が苦よもぎに変わる」という記事を出しました。現時点では、この天から落ちる苦よもぎと呼ばれる大きな星とは、北の王に率いられるイスラム教の会衆ではないかと考えています。新しい解釈の仮定にのっとって今回は、この部分の解釈にトライしてみます。 (1)大きな星が落ちる川と水のわき出るところとは  まず、大きな星が落ちる川と水

啓示5-7章-子羊が第一から第六の封印を開く(8)第四の封印を開くと青ざめた馬が登場する

イエスが第四の封印を開くと、第四の生き物が「来なさい!」と言いました。すると、青ざめた馬が登場しました。その馬の騎手には、"死”という名があり、ハデスが彼の後に従っていました。  そして、地の四分の一に対する権威が彼らに与えられて、「長い剣と食糧不足と死の災厄」と「地の野獣」によってそれを殺すことになります。(啓示6:7,8)今回は、ここを解釈してみます。 四頭目の青ざめた馬に誰が乗っているのですか象徴的な死ですか?それとも個人ですか? (2)青ざめた馬の騎手は死という象徴的な事物かそれとも二人目の北の王か国際組織か  この馬の騎手は象徴的な事物でしょうか。それとも、個人か組織を表わしているのでしょうか。啓示の書は、「しるし」で説明されています。(啓示1:1)ですから、四頭の馬の乗り手が

箴言3章・あなたの最良の物でエホバを敬うならば新しいぶどう酒であふれる

  箴言には、貴重な物とすべての産物の初物でエホバを敬うなら、エホバ神が私たちを物質的に祝福してくださって、貯蔵所が満ちて新しいぶどう酒であふれる結果になると述べられています。(箴言3:9,10)そのような例が聖書には載せられています。   初物とは何でしょうか。民数記には、初物の説明として、「油の最良の部分すべて,また新しいぶどう酒と穀物の最良の部分」と述べられています。(民数記18:12)つまり、初物とは自分の所有物の最良の部分です。 自分の持つ最良の部分とは、自分の力や能力また所有物の中の最善の物を意味しているでしょう。このことは、自分の最善を尽くしてエホバの崇拝を行うならば、エホバが物質的に祝福してくださることを意味しています。 例えば、ダビデは力を尽くしてエホバに捧げ物をしまし

啓示17章-新・大娼婦がまたがる緋色の野獣は何を表わすか(14)聖なる所を汚し常供のものを除く

啓示17章-新・大娼婦がまたがる緋色の野獣は何を表わすか(14)聖なる所を汚し常供のものを除き去るとは何を意味するか ダニエルの預言と啓示の書の預言は北の王と彼が設立した緋色の野獣が、「聖なる所」を汚し常供のものを除き去ることを預言しています。(ダニエル11:31)これは何を意味するのでしょうか。 (1)聖なる所を汚し常供のものを除き去るとは何を意味するか  汚すとは次のようなことを意味します。聖なる所を汚すとは聖なる所で奉仕している者たちが、「剣によって倒れる」ことを意味しています。(エゼキエル24:21)また、汚すとは「剣」によって「打ち殺され」て死ぬことも意味しています。(エゼキエル28:7,8)また、強盗が入って来て、物資が強奪されることを意味しています。(エゼキエル7:21,

JAL123墜落の真相の可能性(40)-一時の経済の好調も戦争が起きればだいなしです

(1)どんな経済施策をとっても戦争に巻き込まれるとその経済施策は無駄になります 現在、全体的な様相を見ると、米国式の経済施策の方が、共産主義を完全に施行するよりは、経済的な結果が良いように思われます。しかし、確かに完全に米国式の経済政策に追随して企業の益を求めすぎると、貧富の差が拡大することになります。貧富の差が拡大すると、国民の幸福度や満足度が減り、不公平感が増し、政権の安定性が失われる可能性があります。 しかしながら、私はどんな経済体制を奉じるにしても、とにかく国民の生活が平和が保障され、少なくとも最低限の経済状態が最大多数の人々にゆきわたるようにするのであれば、どのような経済主義で支配されることになってもいいのではないかと思います。 つまり、どんな経済政策でも、それを守るために、戦争が

イザヤ44章・なぜ偶像は人の祈りを聞くことができないのですか

 イザヤ44章には、偶像がなぜ私たちの祈りを聞くことができないのかが説明されています。また、なぜ偶像ではなくエホバ神を崇拝するべきかが記されています。その章には、木を切って半分をたきぎにして、半分を偶像に彫刻する木彫り師が描写されています。 「杉を切り倒すことを業とする者が」います。彼は木を切り倒して「その一部をとって身を暖めようと」します。「彼は火を起こし」、「パンを焼き」ます。(イザヤ44:14,15)「彼はその半分を火の中で実際に燃やし」ます。「その半分で自分の食べる肉をよく焼いて満ち足り」ます。(イザヤ44:16)WenceslasHollar's engraving of the woodcutter, included in John Ogilby'scollection of

2019年主の記念式シリーズ(3)女の子孫がかかとを砕かれるとはキリストの罪のため贖いを表す

 エデンの園で、エホバ神は「蛇の頭」を砕くことになる「女の子孫」を予告されていました。神がエデンの園で「女の子孫」の「かかと」が砕かれることを予告されました。今回の記事では、このエホバ神の宣言は、キリストが贖いの犠牲を捧げるという予告であったことを説明したいと思います。 (1)エデンの園で神はかかとを砕かれることになる女の子孫を予告された  神は、悪魔サタンとアダムが反逆した後に、悪魔サタンである蛇にこのように宣告されました。「お前と女、お前の子孫と女の子孫の間にわたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕きお前は彼のかかとを砕く。」(創世記3:15新共同訳)  それで、「お前」つまり蛇である悪魔サタンと「女」の間に「敵意」が置かれます。また、「女」もしくは「女の子孫」は蛇の「頭を砕く」ことになりま

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

Buy Now

bible verses about welcoming immigrants

Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......

Blog
About Us
Message
Site Map

Who We AreWhat We EelieveWhat We Do

Terms of UsePrivacy Notice

2025 by iamachristian.org,Inc All rights reserved.

Home
Gospel
Question
Blog
Help