箴言29 章・霊の謙遜な人は栄光をとらえる―アブラハム

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

  謙遜という特質は、この世ではもてはやされる特質ではないかもしれません。自分を高めて押し出すことが、この世では成功する方法だと考えられています。また、不完全な私たちは時に、自分について高ぶってしまい、自分に正直になって謙遜であることが難しいことがあります。

     しかし、箴言は、「地の人のごう慢さそのものがその人を低くする。しかし、霊の謙遜な人は栄光をとらえる。」と述べています。(箴言29:23)聖書は謙遜な人が神の恵みを得て、神によって高められることを示しています。

    ここで精神的な傾向や感情という意味で「霊」という語が使われています。なぜなら、霊に関して、「霊の忠実な者」(箴言11:13)「打ちひしがれた霊」(箴言15:13)「ごう慢な霊」(箴言16:18)「へりくだった霊」(箴言16:19)「自分の霊を抑制しえない」(箴言25:28)「自分の霊をさらけ出す」(箴言29:11)という用い方がされているからです。

 聖書から謙遜さを示して、神から高められた信仰の人族長アブラハムの例を調べてみましょう。彼は、生活のさまざまな場面で謙遜さを示しました。彼らは神に対して謙遜であっただけでなく、自分の周囲にいる人々に対して謙遜さを示しました。

 アブラハムは、妻のサライに頼み事をした時、命令口調で話しませんでした。サライは、夫アブラハムに服していましたが、それでも、アブラハムはサライを重んじて話しました。(ペテロ第一3:5,6)「さあ、お願いだ。・・・どうか、わたしの妹だと言っておくれ。」と、「どうか」という言葉を使って謙遜な仕方でお願いしました。(創世記12:11,13)

    また、アブラハムは自分の親族に対しても、態度がへりくだっていました。アブラハムの下の働き人と甥のロトの下の働き人の間で、論争が生じました。その時、アブラハムはロトに対して横柄な言い方はしませんでした。(創世記12:5)丁重な態度で接しました。

 ロトはアブラハムの甥だったので、アブラハムはロトより年長だったと考えられますが、自分たちの関係が「兄弟どうし」だと言いました。(創世記13:8,9)そして、アブラハムはロトに住む場所を決める優先権を与えて、問題を解決するようロトにお願いしました。

Abrahamand Lot Divided the Land (illustration from the 1897 BiblePictures and What They Teach Us by Charles Foster) (abrahma13)アブラハムは年下の甥のロトに選択の優先権を与えて謙遜に振る舞いました

  また、アブラハムは、エホバに対しては当然の謙遜さを示しました。  アブラハムのもとにみ使いたちが訪問した時、アブラハムはみ使いたちがエホバの代表者であることを認めて、「エホバよ、もし今私があなたの目に恵みを得ておりましたら、どうかこの僕のところを素通りなさらないでください。」と言って、もてなしを申し出ました。(創世記18:3)

Abrahamfeeds three guests  (abraham8)アブラハムはエホバの代表者のみ使いたちに丁重な態度でもてなしを申し出ました

  どうして、アブラハムは彼らがみ使いであることが分かったのでしょうか。これは、聖書に記録されていませんが、この旅行者たちには、翼があったのかもしれません。もしくは、登場の仕方が超自然的で、突然現れたのかもしれません。

 いずれにせよ、アブラハムは、彼らが人間ではなく、エホバの代表者のみ使いたちであることが分かったので、「エホバよ」と呼びかけました。

  アブラハムはみ使いたちの足を洗って、パンを提供する奉仕をさせてくださいと強いて接待を申し出ました。(創世記18:4,5)エホバの代表者にこの点でも、アブラハムは謙遜でした。

  また、み使いがソドムとゴモラの悪を調査に行くことをアブラハムに明かした時、アブラハムはそれらの人々が滅ぼされてしまうことを恐れました。(創世記18:23)それで、アブラハムは非常に謙遜な仕方で辛抱強く懇願し、その都市に十人の義人がいれば、そこを滅ぼさないという保証をエホバからとりつけました。

 その時にアブラハムは、「塵と灰にすぎないこの私」と言ってエホバのみ前での自分の立場を謙遜に認めました。(創世記18:27)アブラハムは人間の本質をみつめていました。(創世記3:19)

Abrahambegs God to spare Sodom -- Genesis 18: 16-33.(abraham10)アブラハムはエホバと接する時へりくだっていて謙遜でした

   それで、アブラハムは誰よりもエホバ神のみ前でへりくだっていました。アブラハムはそのように謙遜だったので、神の助けによりソドムとゴモラを襲撃した王たちを打ち破り、年を取ってから息子を授けられました。(創世記14:15;21:2)また、自分の子孫が地のすべての国の民を祝福するという約束を神から与えられて神から栄光を受けました。(創世記22:18)

Morethan once God spoke from heaven to Abram, or Abraham, making aneverlasting covenant with him (Genesis 15).(abraham11)アブラハムがエホバのみ前で謙遜だったのでエホバはアブラハムと契約を結んで彼に栄光を与えました

   アブラハムは百七十五歳まで長生きし、周囲から敬意を払われて「満ち足り」て死にました。(創世記25:8)アブラハムは復活するという保証を与えられています。(マタイ22:31,32)アブラハムは「エホバの友」と言われて、神の目に重んじられていました。(ヤコブ2:23)

 アブラハムは人生のさまざまな局面で謙遜な態度を示し、エホバ神から是認と祝福と栄光を与えられていました。

 私たちもアブラハムのような謙遜さという特質を努力してエホバ神から是認と祝福を与えられるようにしましょう。また、謙遜さは、他の人との関係も滑らかにする助けになります。

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