第六のみ使いがラッパを吹いた後に万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)この騎兵隊の攻撃は、主に大いなるバビロンを攻撃することを目的としたものです。(ダニエル11:40。啓示17:16)
聖書をよく検討すると、神の律法を度外視して南の王に対する軍事攻撃に加わる二億の騎兵隊の前途には、完全な滅びが待っています。そして、彼らは、背教したキリスト教の影響で北の王に率いられた軍事的な総攻撃に加わることになると考えられます。
今回の記事ではどのような経緯でそのような事態になると考えられるのかを説明したいと思います。
(1)北の王は聖書から離れたキリスト教の僧職者たちに注意を払う
二億の騎兵隊の王である北の王は聖書から離れたキリスト教に注意を向けることが預言されています。ダニエル11章に、北の王に関連して次のように預言されています。北の王は、「聖なる契約を離れる者たちに考慮を払います。」(ダニエル11:30)それは、北の王が南に対する二度目の攻撃に敗北した後です。
北の王は、南の王のキリスト教の同盟国が首尾よく自分たちの二度目の攻撃を防御するのに成功するので、イスラム教の神よりキリスト教の神が強いと考えるのかもしれません。あるいは、ローマカトリック教会とギリシャ正教会を攻撃するためにプロテスタントのキリスト教の同盟国を仲間に引き入れようという目的でキリスト教に改宗するのかもしれません。
(2)北の王はプロテスタント系の僧職者と一時的に協力するのかもしれない
ひょっとすると、北の王が聖なる所、すなわちローマカトリック教会とギリシャ正教会の本拠地を攻撃する時には、一部の聖書から離れた僧職者あるいは国家と協力して行動することになるのかもしれません。北の王は、「聖なる契約を離れる者たちに考慮を払う」ことが預言されているからです。(ダニエル11:30)
ですから、北の王は聖書の教えから離れているキリスト教に考慮を払うことになります。北の王に軍事攻撃を受けるキリスト教の本拠地は、ローマカトリック教会とギリシャ正教会の本拠地になると予想できます。(ダニエル11:30)ですから、北の王と協力するのは、プロテスタント教会になるかもしれません。
実際、多くのプロテスタント教会の教えも聖書から離れています。例えば多くのプロテスタント教会も国家に忠誠を誓って、国家のために戦ったりします。次に述べる預言を考えてみても、北の王は、南の王のプロテスタントのキリスト教と協力することが予想できます。
(3)北の王は一時的に南の王と協力することが予想できる
北の王は「いなご」の軍隊によって一部の聖書の教えから逸れている僧職者を、攻撃することになっています。(啓示11:7,8;9:3,4)そして、「二人の証人」は「大いなる都市」すなわち、「大いなるバビロン」、すなわち南の王の国に連れて行かれることになっています。(啓示11:7,8;16:19)ですから、いなごの軍勢によって攻撃されるキリスト教の僧職者たちは、大いなるバビロンの南の王の土地に捕らわれになるのでしょう。
二人の証人は・・・
大いなる都市大いなるバビロンに連れて行かれることになっている
さらに、二億の騎兵隊の発進の前に、「四人のみ使い」は「大川ユーフラテス」すなわち、「大いなるバビロン」につながれることになっています。(啓示9:14)こうして考えてみると、当初北の王によって設立されることになる「いなご」の軍勢の中には、南の王の兵士も含まれているのでしょう。
いなごの軍勢の中には・・・
南の王の軍勢も含まれることになる
実際、啓示17章によると、大いなるバビロンは後になって自分を攻撃滅ぼすことになる緋色の野獣の上に座っています。(啓示17:3)ですから、当初は北の王によって提唱される「いなご」の軍勢は、南の王と協力関係にあることが考えられます。すなわち、「いなご」の軍勢には、米国の軍勢も含まれているでしょう。
ですから、「いなご」の軍勢の設立当初には、北の王は、「大いなるバビロン」、すなわち南の王と共同戦線を張っています。ですから、北の王は、南の王のプロテスタント系の教会と一時的につながりを持つことになるのかもしれません。
北の王はローマカトリック教会とギリシャ正教会の国々を攻撃する点で南の王と手を結ぶ
しかし、結果として世界的なキリスト教の奉仕は行われなくなります。北の王は、聖書の教えから逸れているカトリックやギリシャ正教会の僧職者たちを「大いなる都市」に連れて行きますが、彼らを殺すことはしません。そして、彼らを解放することになります。それで、大いなるバビロンから解放される「四人のみ使い」であるクリスチャンたちの中には、背教したキリスト教を奉じる者たちが含まれているでしょう。
(4)北の王は背教したキリスト教の僧職者たちと協力して「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を設立すると考えられる
啓示13章によると、野獣の像の設立を提唱するのは、「子羊のような二本の角」がある野獣です。その野獣は、「剣の一撃を受けながら生き返った野獣のために像を作るようにと地に住む者たちに言う」ことが預言されています。(啓示13:11,14)最初の北の王のために、「像」を作るようにと提唱するのは、次に登場する北の王でしょう。
北の王はもともとイスラム教ですが、背教したキリスト教に改宗すると考えられます。(啓示13:11)北の王はイスラム教の教えと似た背教したキリスト教であるなら喜んで受け入れるでしょう。
北の王は、キリスト教の様相をしながら、野獣の像を設立することを提唱することになっています。ですから、おそらく、二度目に登場する北の王は聖書から離れた僧職者たちと協力して「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を設立することになるのでしょう。(ダニエル11:31)「彼らは」とありますが、北の王と「聖なる契約を離れる者たち」の両方を含んでいるのかもしれません。(ダニエル11:30)
ですから、北の王が設立する国際的な軍事組織は、プロテスタント教会が関わることになるのかもしれません。二番目の北の王は表面的にキリスト教の形をとっているので、キリスト教系の諸国家と協力するのが容易になるでしょう。それで、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」の国際組織は、単にイスラム圏の国々だけではなく、おそらく、キリスト教の諸国家も含むことになるのでしょう。
ですから、預言によると、二度目に現れた北の王が設立する「緋色の野獣」すなわち、「いなご」の軍勢はプロテスタントの背教したキリスト教が関わっていると考えられます。
(5)二度目に登場する北の王はキリスト教を堕落させ完全に背教させる
ですから、二度目に登場する北の王は、キリスト教を奉じています。(啓示13:11)しかし、残念ながらそれは、世界の覇権をとるために南の王を軍事攻撃するという北の王の目的に沿った聖書から離れたキリスト教です。
また、北の王は僧職者たちに影響を与えて、聖書に忠実に従うキリスト教から完全に背教するように仕向けます。なぜなら、北の王に関して、その後、「契約に対してよこしまな行動をしている者たちを,彼は滑らかな言葉で背教に導き入れる。」と予告されています。(ダニエル11:32)それで、北の王と協力するキリスト教の僧職者たちは、完全に聖書から背教してしまいます。
当然、北の王によって提唱される「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」、すなわち、「いなご」の軍勢は後になって南の王を攻撃する二億の騎兵隊へと変容しますが、二億の騎兵隊には、背教したキリスト教が大いに影響を与えることが予想できます。(ダニエル11:31)おそらく、背教したキリスト教が、北の王によって奨励されることでしょう。
二億の騎兵隊は北の王の奨励のもとその多くがキリスト教であると考えられる
(6)少数派であっても聖書の正確な知識と調和したキリスト教と共に歩みましょう
それで、聖書の教えを守ることを厳しく要求しないキリスト教は、多くの人々に受け入れやすいでしょう。北の王は、剣をとって戦うことを容認するキリスト教が自分の目的遂行に有利なので、殺人や戦いを容認するキリスト教に注意を向け、受け入れることになります。
しかし、聖書の神エホバ神にほんとうに受け入れられたいと願うクリスチャンは、神の律法を固守することが求められます。二億の騎兵隊に加わって南の王に対する軍事攻撃を行なう二億の騎兵隊は、戦って死ぬ時、復活はないと考えられるからです。
私たちは、その時代にある権力者が受け入れたキリスト教が人気があっても、そのキリスト教が真に聖書の教えと調和しているかどうかを吟味しなければなりません。ただ、世界的に人気のあるキリスト教であればいいということではありません。
そのキリスト教の団体の教えは聖書と調和しているかどうか調べる必要がある
イエスは、「狭い門を通って入りなさい。滅びに至る道は広くて大きく,それを通って入って行く人は多いからです。一方,命に至る門は狭く,その道は狭められており,それを見いだす人は少ないのです。」と言われました。(マタイ7:13,14)
大患難の後は真のキリスト教が圧倒的な多数派になることが予想できます。(啓示7:9)しかし、最初は命に至る道を歩むのは、少数派です。しかし、エホバ神は、ご自分の律法に固く従うことを求めておられ、少数派であっても命に至る狭い道を歩むことを求められるのです。(啓示3:7,7,10)
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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