うつ病(1)-軽い鬱病と重い鬱病

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

                    Despair                   by uriolat

       重症うつ病は喜びのない状態が長期に及ぶ

現代社会で増えているうつ病

うつ病の患者は、気分・感情をコントロールすることができず、ほとんど常に気分が低下する傾向にあります。その結果として、仕事の継続、学校の勉強についていくこと、家族生活や社会的人間関係の維持が困難となる場合があります。うつ病は誰でも罹る可能性があり、病気、厳しい経済状態、失業、死別、災害などのストレスが発症の引き金となる場合があります。そのため、ストレスの多い現代社会では、うつ病で苦しむ人が増えています。

世界保健機関(WHO)は2012年世界でうつ病で苦しんでいる人が人口の約5%に当たる3億5000万人以上に上るという推計を発表しました。毎年約100万人の自殺者のうち、うつ病患者の占める割合は半数を超えるとみられています。

日本の厚生労働省によると、うつ病など気分障害の患者数は2008年に100万人を超えています。2007年のデータですが、アメリカでは、うつ病などの気分障害の年間患者数は成人の9.5%、2090万人です。そして、アメリカで最も多く処方される薬は、抗うつ剤です。

ですから,もしかしたら読者の友人や親族の中にもうつ病にかかっている人,もしくはかかったことのある人がいるでしょう。

33歳のアレクザンダーは,極度にふさぎ込むようになり,食欲を失い,独りになりたがりました。妻のエスタの説明によると,「アレグザンダーは,世界全体が落ちぶれていて,生きがいとなるものはもはや何もないように思い,自分は何の価値もない存在だと考えて」いました。アレグザンダーは,自分がよくなることは絶対にないと思い込み,ついに自殺してしまいました。

アレグザンダーの妻は,夫を助けるためにできるだけのことをしました。それで,「全く憂うつだとか,自分は価値のない人間だと思う,などと口にする人がいたら,それを重大なことと受け止めてください」と警告しています。つまり,重度のうつ病は,一時的な気分やちょっとした憂うつな気持ちではないのです。それによって人は命を失うことがあります。それを認めることができるかどうかで生死が左右されるということもあり得ます。

軽い鬱病か重症鬱病か

わたしたちはだれでも,痛ましい喪失感,挫折感,失望感を抱きます。悲しい気持ちになるとしても,それは自然な反応です。その人は自分の感情面の傷の手当てをし,境遇の変化という現実にやがては立ち向かうようになります。そして,明日がより良い日となるようにと願い,しばらくするとまた生活を楽しむようになります。しかし,重症鬱病の場合は事情が違います。

「8か月間というもの,買い物に出かけても何をしても気分はよくなりませんでした」と,エリザベスは言いました。やはりうつ病患者であったキャロルは,「それは自分の脳の中の疫病,自分の上に覆いかぶさる恐ろしい雲のようでした。」と述べました。ある人に言わせれば,『まるで灰色の眼鏡を掛けているかのようで,何を見ても魅力を感じないし,その眼鏡のレンズは物を拡大するので,どの問題を見ても圧倒されるような気がする』ということです。

うつ病には,悲しい気持ちから絶望や自暴自棄の感情まで広い範囲の様々な感情が見られます。症状の数,それぞれの症状の程度,持続期間などはみな,憂うつな気分がいつ重症うつ病になるかを見極める際の要素になります。

                 うつ病の範囲

軽いうつ病 重症うつ病

気分

悲しい気持ち,自然な悲しみ            ぬぐいされない絶望感自己れんびん,失意              自分は無価値な人間だという意識 自責の念と罪悪感                 破滅的な罪悪感と自責の念

少しは喜びを感じることができる         全く喜びはなく,もうどうでもよい

考え方

良心のかしゃく,あるいは悔恨の情       自殺することを考える

                             集中力が低下する

期間

短期間(数日)                    長期間(2週間以上)

身体面の症状

正常に機能している             消えない疲労感,説明のつかない痛み

少しは身体的問題もある(一時的)       食事と睡眠の習慣の変化

                            しゃべる速さや体の動きが遅くなる

  一言で「うつ病」と言っても、まだまだ解明されていない部分も多く、原因に関しても不明な点が多いのが現状です。しかし、今回このうつ病のシリーズでは、できる限りうつ病の原因とその対策について聖書からの助言とネットからの情報などを取り上げたいと思います。次回は、「うつ病(2)-さまざまな身体的原因」を取り上げます。

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