イエスはご自分が王になられる時、戦争が起こることを予告されましたが、イエスが王になられた時に起こる国際紛争は、とりわけ特別なものになります。そのことを説明したいと思います。第一次第二次世界大戦は、国際的に大規模な戦争でしたが、聖書が予告していたことは二十世紀にすべて起こることはありませんでした。
(1)イエスが王権を与えられる前に幾つも大小さまざまの戦争が起こる
20世紀に二つの大きな国際紛争第一次世界大戦と第二次世界大戦が起き、その後幾つもアジアや中東で諸国家が参戦した国際紛争が起きています。例えば、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争なども起きました。どのひとつの戦争も、エホバの証人が考えていたような進展にはなりませんでした。
ですから、イエスが王になられた後に続いて起こる国際紛争は、とりわけ、はっきり見分けられるしるしが必要です。
ダニエル書によると、事物の体制の終結の時に、戦争は何度も起こります。まず最初に中東でも北の王は紛争を起こします。(ダニエル11:24)そして、北の王は南の王を合計して三度総攻撃します。(ダニエル11:25,29,40)また、他にも北の王と南の王との間の小さな「押し合い」と言えるような紛争は幾つか起こるのかもしれません。(ダニエル11:40)
イエスは、福音書の預言の中でも、「あなた方は戦争のこと、また戦争の知らせを聞きます。・・・これらは必ず起きる事だからです。」と述べて、小さな戦争が幾つも起きる事を予告されました。(マタイ24:6)
(2)なぜ北の王が3度目に南の王に総攻撃をしかける国際紛争の時にイエスは王になるのか
エホバの証人は、これらの戦争が起きるというダニエル書の預言や福音書の預言はすでに成就したと考えています。わたしは、ダニエル11章23節以降はこれから先将来成就していくと考えています。そして、大患難とは、北の王が三度目に南の王に総攻撃をしかける時を意味しており、その時に、大いなるバビロンは滅び、イエスは王になられると解釈しています。
なぜ、一度目や二度目ではなく、三度目の総攻撃の前に、イエスが王権を与えられると言えるのでしょうか。この疑問を解くために、福音書の預言を参照できます。マタイ24章の中で、イエスは、弟子たちからご自分の王としての臨在を見分けるしるしを尋ねられ、説明されています。(マタイ24:3)
イエスは、諸国家が敵対する戦争があること、食糧不足や地震があることを予告されました。(マタイ24:7)戦争が起こると農地が戦地になり、また、農夫が兵士になるので、大抵食糧不足が起こります。
ですから、ただの大きな戦争や食糧不足は、イエスの臨在のしるしとなりません。イエスが王になられたことを印づける国際紛争を特に見分けるしるしがあるはずです。
マタイ24章の預言によると、幾つかの戦争があった後、北の王が南の王を三度目に攻撃する前に、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」が聖なる場所に立つことになります。(マタイ24:6,7,15) そして、ダニエル書にも、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を北の王が設立することが預言されています。この「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」に関する両方の記述は結びつける必要があります。
北の王は二度目の南に対する総攻撃に失敗した後、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を設立します。(ダニエル11:31)さらに、北の王は、自分の攻撃が失敗した原因となったキリスト教諸国を軍事攻撃し、そのキリスト教の本拠地を荒廃させることになります。(ダニエル11:31)
そして、その「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を確認したら、クリスチャンは山に逃げる必要があります。(マタイ24:15,16)山に逃げなければ、命が失われる可能性が高いからです。
キリスト教の本拠地を攻撃したこの「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」は、今度は、大娼婦を滅ぼすために、大娼婦とその同盟国を総攻撃します。その時、「世の初めから今に至るまで起きたことがなく」「二度と起きないような大患難があるからです。」(マタイ24:21)
北の側の諸国家では、クリスチャンは逃げなければ兵士にとられて戦わなければならなくなります。当然、南の王の国とその同盟国では、北の王の軍隊が攻めて来るので、大勢人々が殺されることになるでしょう。
北の王の軍勢が来る進路に住んでいる者たちは命を失うことになります。そのため、大量の死体が生じ、「どこでも死がいのある所、そこには鷲が集まっている」という結果になります。(マタイ24:28)
ですから、この「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」の設立は、その紛争が、イエスが特に予告された紛争であること、キリストが天で王権を与えられる時がま近に迫っていることを示しています。
エホバの証人は、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」は、国際連合であるとみなしていますが、国連は、1945年に設立された後、ある程度戦争にかかわったとはいえ、預言されたようには、人類に大量死をもたらしてきませんでした。反対に、核兵器禁止条約を発効させたり、人類の大量死を防ぐためにできるだけのことをしているように見えます。
Steve Cadman - originally posted to Flickr as The United Nations Building現在の国連は荒廃をもたらすどころか核兵器禁止条約など平和をもたらしている証人の考えているようなことは起こらない
ですから、国連は、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」ではなく、1914年にイエスは王になられなかったのです。わたしたちは、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」の登場を将来に待たなければならず、イエスが王として再臨されることも将来に待たなければならないのです。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
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Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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