天皇制に反対してはいませんが天照大神は天皇の先祖でもなくエホバ神でもキリストでもない

(1)わたしヨハネの天皇制に対する見解 

　わたしは天皇制が存在することに反対しているわけではありません。昔から天皇の家系が日本の支配者としての立場に長期間あったことは事実であり、現在でも外国との親善外交や良い家族生活の模範を示してくださったり、災害にあった地域の人々を訪問して慰めたり励ましたりして、日本国民のために良いことをしてくださっていると思います。 

   日本の憲法の中で、天皇は、日本の象徴ということになっています。でも、政治的な実権は、持っておられません。わたしは、天皇や皇室は、日本で尊ばれてきた長い伝統を持つ、現在では政治的な実権を持たない家系の方々で、とりわけ、諸外国との間の親善外交に役割を果たしてくださる方々だと認識しています。 (2)天皇家の先祖が古代イスラエル人であったとしてもやはり古事記には偽りが含まれている　　日本の神道の天皇制の基になっているのは、古事記と日本書紀です。そして、古事記と日本書紀の冒頭には、現実には起こりえない作り話の神話が書かれていることが事実です。 　確かに天皇の先祖が存在したはずです。そして、古事記や日本書記の記述もどこかで歴史として真実なのだろうとは思います。わたしはそれがどこの時点であるかは分かりません。 

　　昔イスラエル十部族が滅ぼされた時に、残りのイスラエル人が遠く日本まで流れてきて日本の支配階級の天皇となり神道を作ったのではないかという説があります。また、中国のキリスト教である景教が日本に流れてきたのではないか、また、初期クリスチャンのユダヤ人が日本まで来てキリスト教を伝えて神道に影響を与えたのではないかという説があります。 

　日本の言語や文化にユダヤ教の言語や文化の影響を受けたように見える部分が確かにあり、その説はもしかしたら、一部は真実なのかもしれません。それは、聖書の記録する歴史に関連した周辺情報として興味深いです。それで、もしかしたら、古事記の初期の記録の神話の背後にも少しの事実があったのかもしれません。 

(3)まことの神エホバは真理の本聖書によって救いにいたる十分の情報を掲示される

　しかしながら、聖書の神エホバ神は六十六冊の本でなる聖書でご自分のご意志を啓示されます。聖書以外の情報を十分知らなくとも、あるいは十分検証しなくても、わたしたちは救いに至るのに十分な情報、神のご意志に関する十分な情報を聖書から得られます。(テモテ第二3:16) 

　エホバ神は、正確な信頼できる知識によってわたしたちが救われるように手立てを設けてくださっています。神の言葉は「真理」です。(ヨハネ17:17)神は歴史的な真理によってわたしたちが益を得るように助けられます。エホバ神は、わたしたちの救いのための手段として神話や「偽り」や「作り話」には頼ることはありません。(テモテ第一1:4;4:7。テモテ第二4:4。ヨハネ第一2:21。テサロニケ第二2:11) 

三笠宮さまはオリエント学の専門家で聖書の背後に歴史の　　　　　　事実があることを認めておられました 

まことの神は真実の歴史の裏付けの上に信仰を築かれます

偽りや神話は用いられません

 

 　ですから、神道は、万物の創造者が救いのために必要な啓示を与える方法とは言えません。とりわけ、古事記と、日本書紀の冒頭の部分は神話であり、天照大神は、実在する神ではありません。 

天照大神は・・・

 

真理の神エホバとは異なります

 

　　　それで、天皇の先祖は、古事記に出てくる天照大神ではありません。実際、現在の天皇の先祖は、どなたか人間だったはずで、天照大神という神ではありませんでした。 

　今回新天皇と安倍首相と政治・立法・司法の関係者が実在しない天照大神に対して偶像崇拝をなさったことは、国民を偽りに頼らせて、実在される真理の神エホバの怒りを買ったと思います。それで、わたしは、今後エホバ神がどのように日本に対して怒りを表明されるかは予見できません。 

　それで、わたしは新天皇や皇族の方々がキリスト教の聖書の神の前にへりくだられて、敬意を払われるようにお勧め致します。キリストの贖いの犠牲に頼るならば、罪は許されると思います。「彼(イエス)はわたしたちの罪のためのなだめの犠牲です。ただし，わたしたちの罪のためだけではなく，全世界の罪のためでもあります。」とあります。(ヨハネ第一2:2)　それで、大いに聖書の神エホバ神に対する敬意を示す努力を払われるようにお勧め致します。 

　そうしなければ、これからも日本に偶像崇拝を一切認めない認めないエホバの不興の表れとして大きな国難が起きるかもしれません。そして、これから起こる災いは新天皇、また、皇族の方々、パーティーの際に、万歳三唱をされて天皇を神として崇拝することや、実在しない天照大神に偶像崇拝をするように奨励された安倍首相、また一緒に偶像崇拝をなさった政治の関係者の方々の責任だと思います。