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- 啓示12章・なぜ組織に盲従するべきでないのか
「火のような色の大きな龍・・・その尾は天の星の三分の一を引きずって、それを地に投げ落とした。」(啓示12:3,4) エホバの証人の組織の中心になっているのは、聖霊で油そそがれたクリスチャンすなわち天的希望を持つクリスチャンです。とりわけ、エホバの証人は、油そそがれた長老、その中でも、統治体の兄弟たちを重要視しています。しかし、聖書は油そそがれたクリスチャンに盲従することの危険性を示しています。なぜなら聖書は天的希望を持つ者のすべてが最後までエホバに忠誠を保つわけではないことを示しているからです。(啓示2:14,20。テモテ第二4:10)油そそがれたクリスチャンは、天的召しを受けたからといって救いを捉えることが保証されているわけではありません。それは、私にも言えることですが、油そそがれたクリス
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- マタイ24章・忠実で思慮深い奴隷はいったいだれでしょうか
「主人が、時に応じてその召使たちに食物を与えさせるため、彼らの上に任命した、忠実で思慮深い奴隷はいったいだれでしょうか。主人が到着して、そうしているところを見るならば、その奴隷は幸いです。あなた方に真実に言いますが、主人は彼を任命してすべての持ち物をつかさどらせるでしょう。」(マタイ24:45-47) イエスは、その召使たちに食物を与えさせるために、忠実で思慮深い奴隷を任命すると言われました。ルカの並行記述は、「主人が,時に応じてその定めの食糧を与えさせるため,自分の従者団の上に任命する忠実な家令,思慮深い者はいったいだれでしょうか。」となっています。(ルカ12:42)ですから、「忠実で思慮深い奴隷」が「忠実な家令、思慮深い者」、「召使いたち」が「従者団」となっています。 エホバの証人は
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- エゼキエル20章・聖書中の嫌悪すべきものとは何か
「彼らがその目に嫌悪すべきものをそれぞれ投げ捨てず、エジプトの糞像を捨てなかったので、わたしはわたしの激しい怒りを彼らの上に注ぐと約束した。」(エゼキエル20:8)エゼキエル20章には、「嫌悪すべきもの」という表現が出てきます。これは、何を意味するでしょうか。この理解は、マタイ24章15節に出てくる「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」に関する私たちの理解に貢献します。荒廃をもたらす嫌悪すべきものの実体を理解するならば、私たちのその実体に対する考え方を調整できます。旧約聖書にも、新約聖書にも「嫌悪すべきもの」という表現が登場してきます。聖書全体で、語の用い方が一貫しているのは、興味深いことです。このことは、聖書全体が一貫して、ひとりの神の霊感を受けていること、聖書を解釈する上で、聖書全体を参考にで
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- マタイ5章・ポルノをなぜ避けるべきなのだろう
「『あなたは姦淫を犯してはならない』と言われたのをあなた方は聞きました。しかし,わたしはあなた方に言いますが,女を見つづけてこれに情欲を抱く者はみな,すでに心の中でその[女]と姦淫を犯したのです。」(マタイ5:27,28)今は、ネットにポルノが満ちあふれています。ポルノにアクセスすることが容易になっています。ネットでポルノを見ることが習慣になってしまった人もいます。ポルノを見ることは、有害でしょうか。なぜポルノを避けるべきなのでしょうか。ポルノを見ることは習慣になり長期にわたって破壊的な影響を及ぼすことがあります。ポルノを見るのが習慣になってしまうと、その習慣を断つのは簡単ではありません。例えで考えてみることができます。両手に一本の木綿糸が巻かれているとします。おそらく、両手を左右に広げるだ
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- サイバーポルノ(3)-中毒から抜け出す
サイバーポルノ中毒のもたらす弊害サイバーポルノは、既婚者であっても、独身者であっても、その生活に現実的な問題を引き起こします。このシリーズですでに述べたように、既婚者であれば、家庭を破壊する可能性が高くなります。また、サイバーポルノは、独身者であれば、とりわけ間違ったセックス依存に陥らせかねません。サイバーポルノ中毒になると、8~10時間コンピュータの前に座って、アダルト・チャットにふけったり、画像を閲覧したりするかもしれません。それは、時間を浪費させます。そして、性的な興奮や刺激に溺れることが習慣化し、自己コントロールを失っていきます。自慰行為やポルノへの過度の耽溺、収集、売買春、乱交、露出や覗き行為、下着どろぼう、性的ないたずら電話、レイプなどのあらゆる性犯罪へとエスカレートすることがあ
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- マタイ24章・続 飾りの地と飾りの山
「それゆえ,荒廃をもたらす嫌悪すべきものが,預言者ダニエルを通して語られたとおり,聖なる場所に立っているのを見かけるなら,(読者は識別力を働かせなさい,)その時,ユダヤにいる者は山に逃げはじめなさい。」(マタイ24:15,16) 終わりの時に関するダニエル11章の預言の中には、神の民に関して、「飾りの地」と「飾りの山」という二つの呼称があります。これは神の民の中で、イエスの助言に従って、拠点を山に移した神の民と、南の王の領域から逃れることをしなかった神の民がいることを意味しているのではないでしょうか。 私は、エホバの証人は、真のキリスト教の特徴を示していると思いますが、現在、エホバの証人は、大いなるバビロンは偽りの宗教組織だと解釈しており、山に逃げることも、比ゆ的な組織の山に逃げることを意
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- 歴代第一5章・神に援助を呼び求めて願いを聞き入れられる
「ときに,彼らは助けられてこれに当たったので,ハグル人およびこれと共にいた者は皆,彼らの手に渡された。それは彼らが戦いの際に神に援助を呼び求めたからであり,彼らが[神]に信頼したので,[神]は彼らのために願いを聞き入れられたのである。」(歴代第一5:20)サウル王の時代に、ヨルダンの東のルベンとガドの部族、マナセの半部族は、ギレアデの東で天幕に住んでいた遊牧民と思われるハグル人とその同盟者と戦って勝利を得ました。イスラエルで従軍する者たちは、四万四千人あまりでした。(歴代第二5:18)それに対するハグル人は、二倍以上の十万いたようです。詩編作者は,エドム人,モアブ人,アンモン人,およびアマレク人のようなイスラエルの敵の中にハグル人を挙げていました。(詩 83:2‐7)ルベンとガドの部族、マナ
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- イザヤ2章・末の日に臨むエホバの日
「その日には、エホバただおひとりが必ず高く上げられる。それは万軍のエホバの日だからである。・・・無価値な神々は完全に過ぎ去る。」(イザヤ2:11,12,18)イザヤ2章には、「エホバの日」という言葉が登場します。聖書の中で「エホバの日」とは何を表しているのでしょうか。どんな日となるのでしょうか。エホバの日とは過去において、何度もありました。それは、ユダとエルサレム、そしてバビロンのそれぞれの国家に対してエホバが裁きを執行する時でした。それら過去のエホバの日は、「末の日」すなわち「終わりの日」に起こるエホバの日を予示していました。(テモテ第一3:1。ペテロ第二3:3) 今回は、イザヤ書2章に示されている「エホバの日」について調べてみましょう。イザヤの預言は、「ユダとエルサレム」に関連した預言で
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- 啓示13章・将来自給自足に切り替えるのが賢明である理由
啓示13章・将来自給自足に切り替えるのが賢明である理由「 またそれは,すべての人,すなわち,小なる者と大なる者,富んだ者と貧しい者,自由な者と奴隷を強制して,その右手や額に印を受けさせ,また,その印,つまり野獣の名もしくはその名の数字を持つ者以外にはだれも売り買いできないようにする。」(啓示13:16,17) 啓示の13章の預言によると、全地で野獣の像の崇拝が強くなることが預言されています。(啓示13:15)その結果、すべての人を強制して、右手や額に野獣の名もしくは数字の印を受けさせることになると預言されています。 野獣の名を額や手に受けるとは何を意味するでしょうか。啓示14章1節によると、十四万四千人の者は,エホバ神の名とイエスの名とをその額に書かれていました。それで、額に書かれた名とは、
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- 詩編22編・イエスに成就した詩編22編
「わたしの神,わたしの神,なぜあなたはわたしをお捨てになったのですか。 [なぜ]わたしを救うことから, わたしが大声で叫ぶ言葉[から]遠く離れて[おられるのですか]。」(詩編22:1)詩編22編は、際立った仕方でイエスに成就していたことをイエスは、苦しみの杭の上で鋭く意識しておられました。たとえば、イエスは、刑柱の上で、冒頭にある詩編22編の1節の一部を叫ばれました。マタイによる書によると、イエスは、第九時ごろ、すなわち午後3時頃、「エリ、エリ、ラマ、サバクタニ」つまり、「わたしの神、わたしの神、なぜわたしをお見捨てになりましたか」と言われました。(マタイ27:46。マルコ15:34)イエスは、聖書に精通しておられました。ですから、その言葉が詩編に書かれていたことをご存知だったでしょう。イエ
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- うつ病(3)-心理的な原因
うつ状態、うつ病の原因またきっかけとなるものに、(a)人生における喪失体験や(b)対人関係上のトラブル、(c)オーバーワーク、(d)長期にわたるストレスなどがあります。(a)喪失体験 1)人との離別を経験する。たとえば、身近な人(家族、知人、恋人など)との離別も喪失体験になります。子供のヨセフが死んでしまったと考えた父親のヤコブは、そのまま死んでしまうのだと言って何日間も泣き続けました。(創世記37:34,35) 2)物や立場などを失う 財産などの金銭を失うあるいはなくす、また、職場でのリストラや左遷のように立場や収入を失う Sacked Connaught workers lobby Norwich City Council by Roger
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- ルカ12章・人の命の存続を決定するエホバ神
「神は彼に言われました。『道理をわきまえない者よ、今夜、あなたの魂は求められる。そうしたら、あなたの蓄えた物はだれのものになるのか』。自分のために宝をためても、神に対して、富んでいない者はこうなるのです。」(ルカ12:20,21) イエスはある富んだ人のたとえ話をされました。そのたとえ話の中で、エホバ神は、その富んだ人に対して、「今夜、あなたの魂は求められる」と言われました。(ルカ12:20)その富んだ人は、物質の富や自分の慰安だけに心を用いて神を考慮に入れない生き方をしていました。(ルカ12:16-19)実話ではありませんでしたが、そのたとえ話は今の事物の体制でも、エホバ神が、私たちの命の存続を決定される場合があることを示しています。The rich fool in Jesus' para
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- パウロが手紙を送った会衆・ガラテア・エフェソス・フィリピ
今回、パウロの手紙の別のあて先になっているガラテア、エフェソス、フィリピが実在する場所であることを確認したいと思います。パウロが手紙を書いたガラテア州は、カパドキア,ビチニア,ポントス,アジア,パンフリアなどのローマの属州と接するトルコの中央高原地帯でした。(ペテロ一 1:1)当時のガラテア州にはイコニオム,ルステラ,デルベなどのルカオニアの諸都市,ならびにピシデアの都市アンティオキアが含まれていたと言う人もいます。(使徒13:14;14:1,6,7) ガラテア州はトルコの中央パウロは第1回宣教旅行の際,それらの都市にクリスチャン会衆を組織しました。ガラテアはアンキュラ(現在トルコの首都アンカラ)を首都としていました。ガラテア州のルステラは、Klist
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- イザヤ38章・神は同情心をもって祈りを聞いてくださる
「あなたの父祖ダビデの神エホバはこのように言われた。『わたしはあなたの祈りを聞いた。わたしはあなたの涙を見た。いまわたしはあなたの日数に十五年を加えよう。』」(イザヤ38:5)ユダの王ヒゼキヤは病気になって死にかかっていました。そこで、エホバは預言者イザヤによってヒゼキヤに「あなたは確かに死に、生きられない。」と伝えさせました。(イザヤ38:1)そこで、ヒゼキヤは顔を壁に向けてエホバに祈って「どうか、思い出してください。私が真実のうちに、全き心をもってみ前に歩み、あなたの目に良いことを行いましたことを」と言って激しく泣きました。(イザヤ38:2,3)聖書は明記していませんが、ヒゼキヤは死にかかっていたのですから、寝床の上で横になったままで壁に顔を向けて祈ったのかもしれません。 エホバ神はど
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- 歴代第二13章・アビヤはエホバに頼って勝ちを得る
「イスラエルの子らはこの時,低くされたが,ユダの子らは勝ちを得た。彼らはその父祖たちの神エホバに頼ったからである。」(歴代第二13:18)ユダの王アビヤが、戦いにおいてエホバに頼って勝利を得たひとつの記録が聖書にあります。アビヤはソロモンの子レハベアムの子で、ユダの王となりました。ある時、ユダのアビヤとイスラエル十部族のヤラベアムとの間で戦争が起きました。そこで、アビヤは四十万、ヤラベアムは八十万の戦人の軍勢を率いて戦いました。(歴代第二13:3)ですから、イスラエル十部族王国の軍勢の数がユダ王国の軍勢の数の二倍で、ずっと優勢でした。それで、客観的には、ユダにとって戦況は不利に見えたことでしょう。しかも、戦術もイスラエル十部族王国の方が勝っていました。ヤラベアムは、伏兵を回してユダの軍勢の後
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- ダニエル7章・四番目の獣の小さな角と神の王国の実現
U.S.dollar billH23 BB00934850 * ...my $100 'star note'by TheAlieness GiselaGiardino²³ダニエル7章の四番目の獣の小さな角はアメリカ合衆国 「わたしがずっと見ていると、ついにその獣は殺され、その体は滅ぼされて燃える火に渡された。また、残りの獣たちについては、その支配権は取り去られたが、一時また一時節のあいだ命を延ばすことが許された。」(ダニエル7:11,12)ダニエル7章には、ダニエルが見た預言的な夢が出てきます。ダニエル7章の預言から何を学ぶことができるでしょうか。その中で、ダニエルは、古代バビロンから大いなるバビロンに至るまでの世界強国について説明しているようです。そして、さらにダニエルはそこで、聖なる民す
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- マタイ13章・イエスの小麦と雑草の例え話
「りっぱな種をまく者は人の子です。畑は世界です。りっぱな種、それは王国の子たちです。それに対し、雑草は邪悪な者の子たちであり、刈り取る者はみ使いたちです。それゆえ、雑草が集められて火で焼かれるのと同じように、事物の体制の終結のときにもそのようになります。」(マタイ13:37-39)イエスが話された神の王国について説明するための例え話のひとつに小麦と雑草の例え話があります。(マタイ13::24-30)この例え話には、どのような意味があるのでしょうか。どのように成就するのでしょうか。イエスの例えによると、天の王国は、ある人が自分の畑にりっぱな小麦の種をまいた人のようになりました。その人の敵が雑草もまき足しました。でも、家あるじは、収穫まで小麦も雑草も一緒に成長させておきました。家あるじは収穫の季
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- あるエホバの証人の被災地の報告
エホバの証人のまつぴっぽんさんは、東日本大震災の被災地の岩手県に自発奉仕にこれまで三度行かれたようです。その報告とご自分の感想を2011年11月8日のまつぴっぽんさんのブログに「素晴らしきは仲間への愛そして神からの支え」という題目で載せておられます。まつぴっぽんさんにリンクの許可をいただきました。アドレスを載せておきます。最初は、自発奉仕者たちは、泣きながら公道のがれきを撤去したそうです。まつぴっぽんさんは、がれきの海の中に王国会館が建設されたのを見て、エホバが確かにエホバの証人を愛していることと仲間の絆を実感されたそうです。また、エホバの証人の仲間に対する愛を実感した理由のひとつは、王国会館の第二会場に山と積まれた日本中のエホバの証人たちからの被災地の兄弟たちへの贈り物だったそうです。ど
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- パウロが手紙を送った会衆・ローマ・コリント
新約聖書には、15通のパウロの書いた手紙が含まれています。そのあて先になっているのは、一世紀のヨーロッパ、小アジアに存在していたクリスチャンの会衆や個人でした。その中には、ローマ、コリントなどの会衆に当てた手紙が含まれています。今回それらの場所が実在することを確かめたいと思います。聖書は、パウロがローマ人へ手紙を書いた時、アクラとプリスキラがローマにいたことを示しています。(ローマ16:3)そして、皇帝クラウディスがユダヤ人にローマから退去するようにと言う命令を出したので、アクラとプリスキラが、ローマから出たと述べています。(使徒18::2)ローマの皇帝はカリグラが西暦37‐41年、クラウディウスが西暦41‐54年支配します。その後にクリスチャンに対する迫害で有名なネロが続きます。(西暦54
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- 自殺の問題(3)-自殺を引き起こす根本的要因
今まで、「自殺の問題(1)-世界的な問題」「自殺の問題(2)- 生きることをあきらめてしまうのはなぜですか」をアップして来ました。今回は、自殺の背後にある根本的要因を取り上げます。どんな人の場合にも,引き金となる事柄が自殺という反応を引き起こすわけではありません。ストレスとなる状況に面しても,大部分の人は自分の命を絶つようなことをしません。では,ある人たちが,大多数の人たちとは異なり,自殺が引き起こされる根本的要因はなんでしょうか。根本的要因「死を決意するかどうかは,多くの場合,物事のとらえ方による」と,ジョンズ・ホプキンズ大学医学校の精神科の教授,ケイ・レッドフィールド・ジャミソンは述べています。そして,「ほとんどの人の精神は,健全であれば,どんなことが生じても,それを自殺の正当な理由とす
- The Cross Pendant
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......