今年の教会標語と抱負

ラスベガス日本人教会  砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を

新年を迎え、皆さんが新たな思いでそれぞれの歩みを始められたことと思いますが、今年一年の皆さんの歩みが実り多いものとなるよう心からお祈りします。また、キリストの体なる教会の大切な肢体である皆さんが、教会生活においても、主の働きを担う働きの中で、多くの実を結ばれることを願っています。

さて、ラスベガス教会創立10周年を迎える今年は、詩篇40篇1-4節から、‘主を待ち望もう’という教会標語が与えられました。これからの一年、教会員一同が、主の導きに従順であることを心がけながら、主を待ち望む者として、以下の三つの事を実行していきたいと思います。

1.主を待ち望む者はビジョンに生きる  

詩篇40篇3節で、ダビデは、主を待ち望む者の口に、主が新しい歌を授けられると証しています。新しい歌の中には、主が与えて下さる希望があります。主が与えて下さる希望は主が下さるヴィジョンです。

皆さんも、それぞれ新年の御言葉が与えられていると思いますが、それは主がその御言葉を通して皆さんに与えて下さったヴィジョンです。そして、そのヴィジョンは、もし皆さんが主を待ち望むならば、必ず実現にまで至らせて下さるというのが聖書の約束です。

私は今年から、教会の中に一つの改革をしていかなければと考えています。このことは多くの祈りを通して、主が示して下さったヴィジョンです。その改革とは、聖書の教えに忠実な教会になるための改革です。多忙な世の中に生きる私たちは、時間の管理を上手にして、必要なものと不必要なものを明らかにし、不必要なものを切り捨ててスリムにならなければ、本当に必要なことのために生きることはできません。

その意味で、私も今の働きの半分以上を思い切って切り捨てる必要があることを考えています。そして、それによって与えられる時間を他の事のために集中的に使い、また敬老ホームの建設を実現させようと思っています。

ですから、当面、私はラスベガス教会の霊的リーダーとして、次の4つのことを念頭に置きながら、神と皆さんのお役に立てればと願っています。

① 引き続き信徒訓練に力を入れる。(人を作ることは牧師の大切な使命)

② 教会のビジョンをもっと明確にし、そのビジョンを教会員一同と共有する。

③ 教会の働きをもっとスリムにして、集中力を生み出す。

④ 牧師主体ではなく、教会員主体の教会をめざす。

2.主を待ち望む者は祈りの人となる

詩篇40篇1節で、主を待ち望んだダビデは、主が彼の祈りに耳を傾け、その祈りを聞いて下さったという体験を証しています。つまり、主を待ち望む人は祈りの人である、ということです。

19世紀を代表するイギリスの大説教者スポルジョンは、『教会の状態は、祈祷会を見れば実に正確に判断できる』と言いました。また彼はさらに続けて、『神が教会に近くおられるならば教会は祈るはずであり、近くにおられないなら、神がそこにはいないしるしとして、まず祈らなくなる』と言いました。

皆さんは、このスポルジョンの言葉をどう受け止められますか? 彼の言葉の「教会」という部分を、自分自身に言い換えてみれば、もっとその意味するところが明確になります。

祈りは教会を動かす原動力です。アンドリュー・ボナーという人は、「神はご自分の民が、祈り以外には望みがない、というところまで追い込まれるのを願っておられる。ここにこそ教会の、世に立ち向う力がある」と言いました。

皆さんは、この新しい年を祈りの年にしたいと思われませんか? 神様の恵みを豊かに経験したい人は、一緒に祈りましょう。祈りに偉大な力があることを信じる人は一緒に祈りましょう。祈って、祈って、祈って、生ける神の御業を体験しましょう。

3.主を待ち望む者は人の価値を知る   

詩篇40篇2節に、主はご自分を待ち望む者を死の支配から救い出されるということが書かれています。主は、どういう方法でこの事をなされたのでしょうか。それは十字架の道を歩まれることによってです。

つまり、主はあなたのために身代わりとなって十字架で死んで下さったのです。あなたのために尊い神の子の命が捧げられたということは、あなたの価値が神の子の命に匹敵するということです。それは主を信じる者にしか解らない世界です。ですから、私たち主を待ち望む者は、周りにいる人々の計り知れない価値を認める生き方をすべきです。

12月の月刊ハーベストタイムにも載っていましたが、二ヵ月半ほど前の10月18日に、常識では考えられない、しかし非常に感動的な出来事がありました。それは世界中で話題になった、イスラエル国防軍の兵士であるギラッド・シャリートという人が、5年半に渡るハマスによる拘束から解放されたという出来事です。

ハマスは、この一人のイスラエル兵を解放する代わりに、イスラエルに拘束中のテロリストの解放を要求しました。交渉は難航しますが、最終的にイスラエル政府は1027人のテロリストを解放することに合意したのです。

普通に考えれば、この交渉は明らかにハマス側の勝利です。なにしろ一人の人質を解放して、1027人のテロリストをイスラエルに解放させたのですから、ハマス側はイスラエルの1000倍も得をしたという計算になります。

しかし、イスラエルが自国の一人の若者の価値をアラブ人1027人分と認めたということは、人間の尊厳を証明する行為として高く評価されるべきものです。なぜなら、一人の価値は全世界の富よりも尊いからです。

クウエート紙「アル・カバス」の編集者アクバル・アフマドは、ギラッド・シャリートにこう書いています。「あなたは、イスラエルに生まれて幸運である。私たちも皆あなたのような境遇であれば、と心から思う。一人と1000人を交換したあなたの国の価値観、人間観がうらやましい。私もあなたのようになりたい。あなたと、あなたの国に祝福があるように」

主を信じ、主を待ち望む者は、人の計り知れない価値を知るべきです。イエス様は、「たとい人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか」とおっしゃいました。一人の人の価値は、全世界よりも尊いということです。その事を覚えて、私たちは人を大切にしていく事を学んでいきたいと思います。

(LVJCC牧師: 鶴田健次)

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