心の養い”
ラスベガス日本人教会 砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を
今日は、‘心の養い’ ということについて考えてみました。人間の思考、言動、行動は、すべて心の中から湧いてくるものです。人は、心の中にないことを考えたり、口にしたり、行動に移したりすることはしません。すべて心の中にあるものが考えとなり、言葉となり、行動となって表に現わされていくのです。したがって、心を育て、心を守るということは、幸せな人生を送るための鍵であると言えるでしょう。旧約聖書の箴言4章23節に、「油断することなく、あなたの心を守れ、命の泉は、これから流れ出るからである」という言葉がありますが、まさにここで言われていることは、あらゆる人生訓の基となる重要な思想です。旧約聖書においてこの「心」(レーブ)という言葉が使われる時、それは知性、感情、意志を含めた全人格を表し、それは「命の泉」であり、その命は心から湧いてくるものであると言われているのです。したがって、「心」はすべての守るべきものに先立って守るべき大切なもので、それによって、その人の人生が決まるのです。マザーテレサが、このようなことを言っています。思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。つまり、どんな言葉を口にし、どんな行動を取り、どんな習慣を身に付けていくか、それがその人を作り、その人の人生を決めていくわけで、そのすべての源となる思考は、「心」の中から生み出されるのです。ですから、良い思考を生み出し、良い言葉、良い行動、良い習慣、良い性格、そして幸せな人生をもたらすために健全な心を育て、守ることを心がけましょう。健全な心は、心の糧である聖書の言葉を学び、それを行うことによって養われます。学ぶだけでは心は育ちません。それを行うことが大切です。どんな状況の中でも、神の言葉に心を向け、油断することなく心を守りながら、神の言葉を瞑想し、それに基づく言葉を口にし、また行うのです。そうすれば、やがて健全で豊かな心が育てられ、その心から健全な思考が湧き上がり、良い言葉、良い行動、良い習慣、良い性格がもたらされ、素晴らしい人生を生きることができるのです。今日の一言: 健全な心を育てよう平安鶴田健次クリックで応援してください