編集部編
アメリカで大ヒットしている近未来サスペンス小説『レフトビハインド』シリーズ。聖書の預言を背景に、「携挙」後の世界が描かれている。アメリカでは二作目の『Tribulation Force』(日本語版 今秋発売予定)に引き続き、『Nicolae』『Soul Harvest』『Apollyon』『Assassins』『The Indwelling』『The Mark』『Desecration』と第九巻まで出版され、いずれもベストセラーとなった。書店のみならず大型スーパーマーケットや各地の空港の売店でも見かけるくらいの勢いだという。またニューヨークタイムズ誌のベストセラーリストに入るなど一般のメディアの注目も集めている。シリーズとしてこれまで五千万部以上というキリスト教書としては異例の記録を達成した。
ここ日本でもシリーズの第一巻『レフトビハインド』の日本語版の発売以来、賛否両論、また様々な反響を呼びながら、多くの読者を魅了している。
テーマ、娯楽的要素、近年の緊迫した現実の世界情勢、あるいはアメリカだけで言えば、聖書が根付いている文化的背景など様々なことが考えられる。日本語版の訳者であり、ロサンゼルスぶどうの木国際教会牧師の上野五男氏は次のように言う。
「中東紛争はますます泥沼化し、いつ終わるかわからない。それと関係していろんな紛争が起きていますよね。昨年のテロ事件を見ても、世界の将来はいったいどうなるのか、人間の努力だけで世界はよくなっていくのか、などとみんな不安を感じているのではないでしょうか。そんな中で、聖書はこのように言っているんだということをフィクションにして世に問うたのが受け入れられたのではないでしょうか。」
また「携挙」というセンセーショナルなテーマを扱う一方で、主人公が自分の娘に福音を伝えようとしながら苦悩する、身近な人に福音を伝えようとするとき、だれもが陥るジレンマのようなものも描かれている。ヒットの要因として見落とされてはならないもう一つのことは、そうしたリアリティに対する読者、特にクリスチャンの共感があるのかもしれない。
たしかにクリスチャンであっても神学的な立場の分かれるこうしたテーマを扱うことについて、批判や問題性の指摘は絶えることがない。
しかし
「たとえ自分の信じる神学的立場と異なっているとしても、本書を通して少しでも聖書に関心を持つ人が出て、救われる人が一人でも起こされればと前向きにとらえてみてはいかがでしょうか。福音宣教のためには何でもするというパウロの言葉を思い出します。『弱い人々には、弱い者になりました。弱い人々を獲得するためです。すべての人に、すべてのものとなりました。それは、何とかして、幾人かでも救うためです。私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです』(1コリント9:22-23)」
というのが、上野氏が翻訳を思い立った理由だという。ここに『レフトビハインド』の一つの側面があるように思う。読者にキリストによる真の救いを知ってほしい、それをフィクションというスタイルを通して伝えたいということなのかもしれない。
同書の主題は「取り残された」登場人物たちの信仰の探求でもある。読者は、自分が親近感を感じる登場人物を通してキリストによる救いを知ることにもなるのではないだろうか。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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