箴言2章・識別力があなたを保護する

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。
箴言2章11節には「識別力が」私たちを「保護する」と述べられています。そして、識別力は、「思考力」と関係しており、「知恵」と「知識」によって産み出されます。(箴言2:10,11)では、識別力が神の僕を保護したどんな例があるでしょうか。 まず、識別力とは、どんなものでしょうか。聖書は、識別力があると、「より重要な事柄を見きわめる」ことができると述べています。また、そうすることによって「他の人をつまずかせることなく」「神の栄光また賛美となる」ようにすることができます。(フィリピ1:10,11) 例えば、ダビデの場合、識別力が彼を保護しました。ダビデは、王サウルが自分を殺そうとしても、また、サウルを殺す機会があっても、殺そうとはしませんでした。 ダビデは、識別力を働かせて、「わたしが彼に向かって手を出して,わたしの主に,エホバの油そそがれた者にこのような事をするなど,わたしには,エホバの見地からして考えられないことだ。」と言いました。(サムエル第一24:6) ダビデは昔、アブラハム、イサク、ヤコブが「油そそがれた者」と言われて、エホバ神から保護されたということを知っていました。(詩編105:9,10,15)また、ダビデは、サウルが神の基準から離れていても、神の基準を守って神のご意志を行う部分があったことをサウルの身近で観察していたでしょう。 ですから、ダビデの持っている知識は、サムエルを通して王として油そそがれたサウルに対して敬意を払うように動かしました。 ダビデは、自分の命を脅かす敵と戦って勝利を得ていましたが、サウルに対してはそうしませんでした。ダビデの行為はエホバ神から是認されていました。そのことが聖書に記録されていることからわかります。

King Saul chased David, hoping to kill him. In a lonely cave, David cut off a piece of Saul's robe. He could have killed the king, but showed mercy instead (1 Samuel 23:29--24:22). (davidsaul3)ダビデは識別力を働かせて油注がれた者サウルに敬意を払いサウルを殺そうとはしませんでした―このことはダビデ自身の保護になりました   このことは、ダビデを保護する結果になりました。部下たちは、上位者と同じことをする傾向があります。ダビデ自身、油そそがれた者でした。ダビデがサウルに対して敬意の欠けた行為をすると、ダビデの部下たちも油注がれた者ダビデに対して同じことをしたでしょう。 それで、ダビデが、サウルが例え罪を犯していても、エホバの任命に敬意を払ったので、このことはダビデの部下たちがダビデに対して敬意を払うように動かしたことでしょう。   何度もダビデの息子たちがダビデに反抗しましたが、いつも忠節にダビデの側に立つ部下たちがいました。彼らの支援で、ダビデは助けられました。ダビデの識別力は、ダビデを保護したと言えると思います。 また、識別力を働かせた例としてパウロがいます。パウロは、王ヘロデ・アグリッパ二世とベルニケに証言した際、彼らが近親相姦、つまり、淫行を犯していることを非難しませんでした。(使徒25:13;26:1)パウロは、仲間のクリスチャンの援助を受けていたので、この事実を知っていたと考えられます。パウロがそうしたのは、バプテストのヨハネがヘロデ王の姦淫を厳しく指摘したこととは対照的です。(マタイ14:3,4) パウロは、後になって上位の権威に対して敬意を払い従うようにと書きました。(ローマ13:1)パウロは、上位の権威が神の取決めであると言いました。(ローマ13:2)上位の権威に対して、クリスチャンに対するのと同じ基準を要求しませんでした。それで、パウロは上位の権威を倒そうとはしませんでした。 もちろん、上位の権威に属する人々が、証言を受けて後になってクリスチャンになるということもあったでしょう。例えば、聖書は「カエサルの家の人」がクリスチャンになっていたことを示しています。(フィリピ4:22)それらの人々には、はっきりと聖書の基準を述べたでしょう。パウロは、クリスチャン会衆に対する手紙の中では、はっきりと淫行や姦淫や同性愛などを神が非としておられることを述べました。(コリント第一6:9,10) しかし、パウロは、このサタンの事物の体制の中で暮らしている王や高官たちが、神の基準を犯している場合があることを容認しました。そのことは、パウロにとっても、他のクリスチャンにとっても、保護になる場合がありました。 近親相姦を犯していたアグリッパは、それでも、パウロの証言に心を動かされて、パウロに罪がないことを認めました。(使徒26:28,30)パウロはローマの高官や兵士たちによって保護されるということもありました。(使徒23:23,24)それで、パウロの識別力は、クリスチャンの宣教を遂行するというより重要な業にとって益となるという結果になりました。

public domain Paul and king Agrippa(paul9)パウロはアグリッパが淫行を犯していても敬意を払って証言しました―パウロの証言はパウロの保護になり宣教の進展に役立ちました また、後になってローマ帝国は、キリスト教を国教にするほど、キリスト教に対して態度が軟化しました。これは、パウロや他のクリスチャンたちが、識別力を働かせて、上位の権威に対してクリスチャンに対するのと同じことを最初から要求しなかったことが、良い結果につながったわけです。このことは、真のクリスチャンに対する迫害も幾らか、和らげるものとなったでしょう。 このように聖書は識別力が神の僕を保護する結果になることを述べており、事実はその通りになっています。私たちも、聖書の教えを学んで、それを識別力を持って当てはめ、保護が得られるようにしましょう。

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