啓示17章・七つの頭と十本の角を持つ緋色の野獣とは何か

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 啓示17章には、七つの頭と十本の角を持つ緋色の野獣が登場します。(啓示17:3)その緋色の野獣の上には、ひとりの娼婦が座っていました。(啓示17:3)私はこの娼婦の特徴を検討した結果、この娼婦は、アメリカ合衆国を表していると思います。(啓示17:5)では、その緋色の野獣は何を表しているのでしょうか。

 七人のみ使いの一人がこのようにその野獣の秘義を説明します。「あなたの見た野獣はかつていたが、今はいない、しかし底知れぬ深みからまさに上ろうとしており、そして去って滅びに至ることになっている。」(啓示17:8)緋色の野獣は、存在しなくなったり、再び存在したりすることがある実体だということになります。

 

 では、緋色の野獣は何を表しているのでしょうか。緋色の野獣は、最後には、自分の上に乗っている大娼婦大いなるバビロンを滅ぼしてしまいます。(啓示17:16)このことから、私は緋色の野獣は、最初はアメリカによって設立される国際連合で、後に北の王によって設立される「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を表しているのではないかと考えます。

a woodcut in Luther's translation of the New Testament(scarletbeast4)大娼婦を滅ぼすことになる緋色の野獣は何でしょうか

   なぜそのように解釈するのか理由を説明します。ダニエル11章によると、北の王が「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を据えた後、北の王は南の王に対する最終的な総攻撃をしかけます。(ダニエル11:31,40)また、イエスも「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」が聖なる場所に立って後、大患難が起こると預言されました。(マタイ24:15,21)   ですから、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」は南の王に対する総攻撃に加わることが考えられます。

   また、大いなるバビロンアメリカは、「嫌悪すべきものの母」と呼ばれています。確かに、1945年に、主にアメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領とアメリカ国務省が中心となって国際連合を設立しました。そして、国際連盟の場合は、アメリカは加盟していませんでした。ですから、この緋色の野獣の実体は最初は国際連合だと思います。

UnitedNations by *Muhammad*(unitednations3)緋色の野獣は最初はアメリカによって設立された国際連合ではないかと考えています

 啓示17章10節には、「七人の王がいる。五人はすでに倒れ、二人は今おり、他の一人はまだ到来していない。」と預言されています。これは何を意味するのでしょうか。

 この野獣はいなくなることになっています。ダニエル書は北の王が南の王に対して総攻撃を三度しかけると述べています。(ダニエル11:25,29,40)それで、一度目の攻撃の時、北の王は南の王に対して勝利します。(ダニエル11:25,26)

 「七人の王」のうち、「五人」が「倒れ」るというのは、その一度目の北と南の間の紛争のために緋色の野獣に含まれる諸国家、つまりアメリカを初めとしてその多くの同盟国が大きなダメージを受けて多くの政権が倒れることを意味するのではないかと考えます。(啓示17:10) しかし、戦争は南の王に総攻撃を加えた北の王とその同盟国にもダメージを与えるでしょう。戦争は敗者だけでなく勝利者にも多くのダメージを与えるからです。

  また緋色の野獣の加盟国は、大いなるバビロンによって、倒される国家もあるでしょう。ダニエル書によると南の王を表すと考えられる小さな「別の角」の前に「三本の角」が引き抜かれると預言されています。(ダニエル7:8)

 

 しかし、ダニエル書の預言によると、北の王の南の王に対する二度目の総攻撃はうまくいきません。(ダニエル11:29,30)北の王の側の足並みが揃わないので、南の王の勝利になります。

 そして、啓示17章によると、「その野獣がかつていたが、今はおらず、後に現れるようになるのを見る時、地に住む者たちは驚いて感心する」ことになります。(啓示17:8)ですから、緋色の野獣は、おそらく最初に南の王が北の王に敗北した時に、消滅してしまうのでしょう。しかし、緋色の野獣は再び登場することになります。

 聖書は、北の王が「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を据えることを預言しています。(ダニエル11:31)ですから、緋色の野獣は、北の王が中心になって再び登場します。その時、地に住む人々は、再び国際組織が登場するのを見て感嘆します。(啓示17:8)

 啓示17章5節には、「大いなるバビロン」が「嫌悪すべきものとの母」と言われています。ですから、大いなるバビロンは、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を産み出す母ということができます。ですから、北の王は国際組織を設立する際に、非常に狡猾に行動し、全世界の人々の南の王に対する崇拝を利用します。

  その時、北の王は南の王への地に住む者たちの感嘆を利用して、その国際組織を設立するので、南の王は全世界の人々から崇拝を受けることになります。(啓示13:4)そして、南の王への崇拝に伴ってその「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」、北の王の設立した国際組織も全世界の人々から崇拝を受けることになります。(啓示13:15)

 「しかし彼らの名は世の基が置かれて以来、命の巻き物に書かれていない。」とも述べられています。(啓示17:8)ですから、全世界の人々が二度目に現れる緋色の野獣を崇拝することは、神に是認されません。

  ですから、神は、南の王を崇拝することも、北の王を崇拝することも、北の王の設立した「荒廃をもたらす嫌悪べきもの」を崇拝することにも反対されています。

  大いなるバビロン、大娼婦は、「聖なる者たちの血とイエスの証人たちの血に酔っている」のですから、エホバ神が南の王を崇拝しようとする人々に永遠の命を与えないのは当然です。(啓示17:6)大娼婦は、第一回目の北の王の攻撃に敗北した時、国の国威を回復しようとして必死になり、そのため、神の民に対する迫害に死に物狂いになると考えられます。

 啓示17章11節には、「かつていたが今はいない野獣、それ自身は八人目の王であるが、その七つから出、去って滅びに至る。」ことが預言されています。  それで、二度目に現れる緋色の野獣は、北の王と南の王の最初の国際紛争を生き残った国際連合の加盟国から構成されます。そして、「緋色の野獣」は、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」として二度目に現れて、八人目の王として、一時的に全世界に支配力を及ぼすことになります。(啓示17:11)

 しかし、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」が存在するのも一時的です。「去って滅びに至ることになって」います。(啓示17:8)

 私たちは、大娼婦である大いなるバビロンもこの緋色の野獣も、どちらに対する崇拝も避けて、聖書の預言の神エホバ神を崇拝しましょう。(啓示13:8,18;22:8,9)

(bible64)

南の王でもなく緋色の野獣でもなく聖書の預言の神エホバを崇拝しましょう

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