水谷潔氏
小さないのちを守る会 代表
「もし、子どものいのちが親のものだったら、生かすも殺すも親の自由。虐待しようが自由ですよね。でも、それは違う。いのちは、神様から与えられたものです。神様という存在を信じないのなら、社会全体のもの、みんなのものと思ってもいい。かけがえのないいのち。間違っても親のものではないから、育てて、自立させて、社会に送り出していくのです」
だが、出産をすすめれば相手の人生に大きな影響を与えてしまうだろう。すると、「基本的に、産んで悪い結果になることはないですからね。それはびっくりするほどです」と、水谷氏。
「例えば、何が悪い結果なのでしょう。何をもって産んでよかった、悪かったと言うのか。産む前も、産んでからも苦労する人はいますよ。母子家庭で育てるのは大変です。じゃあ、産んで後悔しているかと言ったら、後悔しませんからね。『この子を中絶しようとしていたなんて、なんて恐ろしいことを考えていたんだろう』って。大変だけど、産んでよかったと言ってくれます。いのちって、そういうものでしょう」
両親がそろった家庭でなければ幸せになれないわけではない。
「片親家庭の子どもも、養子も幸せになれます。中絶は必要悪として日本のスタンダードになっています。養子は不幸だというイメージも強い。でも、幸せな人たちは表に出てこないだけで、たくさんいます」子どもを養子に出すことも、「責任放棄ではありません。立派にいのちを生み出したのです。胸を張ってほしいと思います。子の幸せを願って祈ってあげること。そして、産みの母として、その子に胸を張れる人生を生きようね、と声をかけます」
会へ連絡をくれるのは、出産希望者や中絶にためらいのある人。中絶は当然と考えている人たちには届いていないのが現状だ。だからこそ、「身近なクリスチャンが話を聞いてあげてほしい。私たちに相談や連絡をくださってもいいです。できる限り力になりますから」と願う。
「いのちは大事だと言うけれど、自分に価値がないという人たちが日本には大勢います。産まれてよかった、意味があるんだよ、それを大人がどれだけ伝えられているのかと思います」
小さないのちの価値を認めることは、自分のいのちを肯定することでもあるのかもしれない。
※厚生労働省の統計によれば、2009年の出産数は108万に対し、人工妊娠中絶は22万2405件。
※1955年には、過去最高となる中絶数、約117万件。その後も、高い中絶数が報告され続けた。
※収容所……1976年から、2年9か月のあいだに2万人近くが収容されたと言われるが、生還できたのはわずか8名だという。
小さないのちが教えてくれたこと ◆死ぬことが決定づけられている場所
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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