列王第一6章・エホバの神殿の木材・杉・ねずの木・油の木

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 ソロモンはエホバの家、つまり神殿を七年をかけて建てました。(列王第一6:38)そして、エホバの神殿の材料として、杉とねずの木と油の木の木材が使われたと述べられています。それらはどんな木材でしょうか。確かに中東に産出したのでしょうか。

 彼は家の中を杉材で覆いました。(列王第一6:9,18)祭壇も杉材で張りました。(列王第一6:20)また、家の床をねず材で張りました。(列王第一6:15)そして、神殿の入り口の扉はねず材でできていました。(列王第一6:34)また、油の木で入口の柱と一番奥の部屋の入口の扉と柱とケルブを作りました。(列王第一6:23,31)

 ソロモンは、神殿を主に杉とねずの木で作りました。(列王第一6:9,15,18)聖書は杉とねずの木について次のように述べています。レバノン杉は、レバンノンの都市であるシドンとティルスから大量にダビデのもとに運んで来られました。(歴代第一22:4)それは、神殿建設の準備のためでした。 またレバノンからレバノン杉とねずの木が,ソロモンのところへも持ってこられました。(列王第一5:8‐10;9:11。歴代第二2:8)

Solomonasked King Hiram of Tyre to provide supplies and skilled workmen tobuild God's Temple in Jerusalem. The plan was to cut the cedar logsin the mountains of Lebanon.(lebanonmap1)ティルス人がソロモンにレバノンの杉を供給しました

  確かに、中東では、レバノン杉が有名です。レバノン杉はレバノンの国旗になっています。

CanadianEye on Lebanon foto de ItzaFineDay on Flickr(lebanonflag1)

レバノンの国旗はレバノン杉があしらわれています

 レバノン杉は、良質の木材で、高さは40メートルになります。古代においては、中近東一帯に広く自生していたと考えられています。しかし、長年大規模に伐採され、今、レバノンの山々は一面の草原地帯となり、杉の森は一部に点在するに過ぎません。現在ではカディーシャ渓谷と神の杉の森など一部に見られ、世界遺産に登録されています。

 

Uploadedby Rotatebot(lebanoncedar1)レバノン杉

  レバノン杉は石の多い高さ1400~1800m位の高地に生えているとのことです。樹齢2000~3000年のものもあるそうです。

 レバノンに住んでいたフェニキア人はレバノン杉を伐採してガレー船建造や木材輸出を行いました。レバノン杉は大変珍重され、高値で取引されたためフェニキアに莫大な富をもたらしました。

 今日残っている杉の森は、古代には、エホバの神殿を立てる杉材をダビデ王やソロモン王がレバノンから確かに手に入れることができた証拠となっています。

 ねずの木も当時レバノンに生えていました。この木は,ソロモン王によってレバノンから輸入されました。(列王第一5:8‐10;9:11)このねずの木は、Juniperusexcelsaビャクシン属エクセルサ(greekjuniper)と同定されています。

 ねずの木は丈が高く,がっしりとした常緑樹で,高さ20メートルまで生長し,とても良い香りがします。このねずの木から採った材木はその耐久性ゆえに非常に高く評価されています。

 レバノン山脈やアンティ・レバノン山脈にねずの木が自生していると、ものみの塔の出版物に記載されています。さらに、下記は英文のサイトですが、このねずの木は今でも、北レバノンに存在するということが示されています。

ForestSustainability in North Lebanon

 

fromLondon, United Kingdom - File:Abies cilicica,Aladağlar Mountains 3.jpg Juniperusfoetidissima,Aladağlar Mountains, Turkey( juniper)ねずの木の一種―Wikiにはねずの木がレバノンに見られるという記載があります

 次に、油の木です。ソロモンは、油の木で入口の柱と一番奥の部屋の入口の扉と柱とケルブを作りました。(列王第一6:23,31) 油の木とは何でしょうか。 油の木とは、アレッポ松(Pinus halepensis)のことであろうと考える学者もいます。現在クルドにあるユダヤ人の村ではアレッポマツと同じ仲間のマツPinusbrutiaがエツシェメン(ヘブライ語で油の木)という名で呼ばれていることも、油の木は、アレッポマツであると考えていい理由になります。その木からタールやテレピン油が採れるので,それを油の木と呼ぶことができたと考えられています。

 アレッポマツは非常に丈の高い松で、大きくなると20メートルにも達し、樹齢も100~150年になります。その木質部は杉材に匹敵する良質のものであると言われています。したがって,この木は神殿建築の要求にかなうと考えてよいかもしれません。

 wikiには、アレッポ松がレバノン、シリア、イスラエル、パレスチナ、ヨルダンに生えていると記載されています。また、アレッポ松は、イスラエルでは、エルサレム松と言われています。この木は、地中海岸によく見られます。

 

 こうしたことから、昔エホバの神殿を建設するのに用いられたレバノン杉やねずの木、また油の木は現在でも存在しており、ソロモンの時代には、かなりの規模の森林を形成していたと考えられます。 聖書の記述は現在の実際の状況とも結びついているのです。このことから、私たちは、聖書の記述を読むとき、それが実際にあった出来事として読むことができます。

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