啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(59)アダムの地上での永遠の命の見込み

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 第六のみ使いがラッパを吹いた後に万の二万倍の数の騎兵隊が登場します。(啓示9:16)彼らは、大いなるバビロンとその同盟国を攻撃します。(ダニエル11:40,42。啓示11:8;16:19;17:16) 

 これらの騎兵隊を初め世間で一般に信じられている、魂は不滅で死後もそのまま天国に行くという教えは、聖書にない教えです。(申命記30:15新共同訳)ですから、二億の騎兵隊は戦いで死ぬ時、土に戻り滅びるというのが真実です。 

 確かに、聖書はクリスチャンの一部にキリストの贖いのゆえに天に復活して、不滅の朽ちない体を与えるという約束を差し伸べています。コリント一の手紙には、「死人の復活もそのようです。朽ちるものでまかれ、朽ちないものに復活させられます」とあります。 (コリント第一15:42回復訳) 

 それで、聖書が一部のクリスチャンに天に朽ちないものとして復活して生き続けるという見込みを差し伸べているのは事実です。しかし、それは神が人間のために最初に意図されたことではありませんでした。聖書が人間の大多数に差し伸べられている希望は、地上での永遠の命です。 

 アダムは本来肉体の人間として地上で若さを保って生き続ける見込みがありました。今回は、アダムが神に従順であれば、この地上で永遠に生きる見込みがあったことをもう一度説明したいと思います。 

(1)悪魔は善悪の知識の木の実を食べたら人間にとって益になると偽りを語った 

 悪魔サタンは、善悪の知識の木の実について、神とはまったく反対のことを言いました。「それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ」と蛇は、エバに言いました。(創世記3:5新共同訳) 

エバは蛇の背後にいたサタンの言葉にだまされた

 

 言い換えれば、悪魔は神の言うことに不従順になった方が、アダムとエバにとって益となり、賢くなって、善悪を判断できるようになると言いました。悪魔サタンの語ったことは、うそでした。(ヨハネ8:44)悪魔サタンは、人間が神に従うのではなく神から独立して自分で善悪を判断して生活しても、うまくいくと言ったわけです。 

 ある木の実は、人間の脳の機能を向上させる働きがあるかもしれません。しかし、「善悪の知識の木」というのは、神から独立して人間がなんでも善悪を正しく判断できるようになるという栄養のある万能の木ではありませんでした。どんな食物を食べたとしても、それによって神のように全知なれる木の実はありません。 

 しかし、人間が賢く行動するためには、単に物質的な栄養をとるだけでは不十分なのは言うまでもありません。食物を食べたとしても、それによって神のように全知なれる木の実はありません。 

 ですから、「善悪の知識の木」というのは、象徴的な事物を表す木でした。つまり、善悪の知識の木から食べないということは、人間のために「善悪」を判断する神の知識を尊重すべきことを表していました。

 

善悪の知識の木から食べないようにするなら人間のために善悪を判断する神の知識を尊重できた

 

(2)アダムとエバは神が知識の源であることを認めて神から学び続けるべきだった 

 箴言には、「エホバご自身が知恵を与えてくださるからである。そのみ口からは知識と識別力が出る」とあります。(箴言2:6)ですから、アダムとエバはエホバ神が知識と知恵と識別力の源であるということを認めるべきでした。ですから、アダムとエバは被造物として自分たちの知識と判断力の限界を謙遜に認めて、善悪に関する神の知識の言葉を受けて入れていれば良かったのです。 

 テモテへの手紙には、「神はすべての人が救われて、真理の全き知識へ至ることを願っておられます」と述べています。(テモテ第一2:4回復訳)ですから、人間は神から学び続け、知識を取り入れ続ける必要があります。単に一本の木の実を食べるだけでは、人間は成長できません。 

 しかし、全知全能の創造者なる神の知識を尊重すること、言い換えれば神の支配権を受け入れて学び続けることが必要でした。 

(3)アダムとエバには神が自分たちより優れた方であることを認める謙遜さが求められていた 

 神は荒野にいたイスラエル人が神にたびたび反逆したので約束に地に入ることは許さないと言われました。そして、「乳飲み子や、まだ善悪をわきまえていない子供たちは、そこに入ることができる。彼らにわたしはその土地を与える」と神は言われました。(申命記1:39新共同訳) 

 ですから、善悪をわきまえないで、通常神や親の言うことを素直にそのまま受け入れる子供たちは、よしとされたのです。 

神や親のいうことを受け入れる幼い子供はよしとされた

 

 しかし、エバはその木から食べて、神から独立するなら神のようになれるという悪魔の言葉にだまされてしまいました。(テモテ第一2:14)エバはその木の実が人間を賢くする特別の栄養があると考えたのかもしれません。  

エバは善悪の知識の木の実の栄養は自分を賢くすると考えたのかもしれない

 

 でも、神はそれを食べれば死ぬと言われていたので、それは実際にそのまま食べれば、人間の体にとってマイナスのものを含んでいたのでしょう。しかし、その善悪の知識の木の実の栄養成分が問題だったのではなく、神がその木の実を食べる事を禁じられたのですから、神が人間よりも優れた知識と知恵を持っておられることを認めてその命令を尊重べきだったのです。 

アダムとエバはエホバ神が自分たちより知識や知恵で上であり自分たちは学び続ける必要があることを認めるべきだった

 

 アダムとエバはその神の命令に従って、その木から食べないようにすることによって、神を教師として認めていることを示すことができました。イザヤ書には、「あなたの子らは皆エホバに教えられる者となる」と述べられています。(イザヤ54:13)つまり、アダムはエホバから教えられ学び続ける立場にあることを認めることができました。言い換えれば、自分たちに対する神の支配権を認めていることを示すことができました。 

 ですから、とって食べてはいけなかった「善悪の知識の木」とは、神が人間のために善悪の知識の判断をする権利、つまり、人間の上に行使される神の支配権を表していました。そして、人間の上に行使される神の支配権を認めていれば、死ぬことはなくこの地上で永遠に生き続けることができました。 

(4)命の木の実を食べる事が許されたらアダムは地上で永遠に生き続けることができた 

 実はエデンの園の真ん中にあったのは、善悪の知識の木だけでなく「命の木」もありました。(創世記2:9)善悪の知識の木の実から食べれば死んだわけです。(創世記2:17)ですから、命の木の実から食べる事を許されたら、それと反対のことが起きると予想できます。 

 アダムが罪を犯した後に言われた言葉も、アダムが地上で永遠に生きる可能性があったことを示しています。 アダムが罪を犯した後、神はこう言われました。「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。 」(創世記3:22新共同訳) 

 これまで述べてきたようにアダムの罪のために人間は死ぬようになりました。それで、神に罪を犯しても単に「命の木」とされる木の実から食べるだけで、永遠に生きられるようになる木の実があったとは考えられません。 

   もちろん、その「命の木」の実は、それを食べれば非常に長生きできるような人間の健康に良いあらゆる栄養素が文字通り含まれていたのでしょう。しかし、どんな栄養豊富な木の実であっても、神に不従順でありながら、それを食べて永遠に生き続けられる木は存在しません。 

 しかし、アダムが神に従順を保って、神から命の木の実を食べる事が許されたら、アダムは「永遠に生きる者」となれたでしょう。アダムは神から学び続け賢くなり、また神のサポートをも得続けることができました。それによってアダムは死なないように生き続けるように守られたはずです。 

 アダムは、この地上のエデンの園にいたのですから、「命の木」の実を食べることが許されていたら、この地上で肉体を持つ人間として永遠に生きる者となれました。しかし、神は罪を犯したアダムに地上での永遠の命を許されることはありませんでした。 

エデンの園には命の木がありそれから食べる事を許されたらいつまでも生き続けることができた

 

 それで、聖書が人間の大多数に差し伸べている希望は、地上で永遠に生き続けるという見込みです。それで、アダムの子孫の大多数、クリスチャンの大多数には、この地上で永遠に生き続けるという見込みが差し伸べられています。 

聖書が大多数のクリスチャンに差し伸べているのはこの地上での永遠の命

 

(5)主の記念式に出席してキリストの贖いの犠牲に感謝を表しましょう 

 この聖書の二つの希望はどちらもイエスの贖いの犠牲によって可能になりました。それで、クリスチャンの大部分は、天的な希望を神から与えられたクリスチャンが、主の死の記念式でパンとぶどう酒にあずかるところを、静かに見守ることができます。そのようにして、自分たちがキリストの贖いによりエホバ神から与えられているこの地上で永遠に生き続けるという見込みに感謝を表すことができます。

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