特集 『信仰入門』 神を知り、神に生かされ、神に仕えるための入門書

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

KGK(キリスト者学生会)主事、OMFザ・チャペル・オブ・アドレーション協力牧師 矢島志朗

 

ジョン・ストットの『信仰入門』が再び発行されることを、とても嬉しく思います。本書を最初に出版した「すぐ書房」の有賀寿氏は、私が仕えるキリスト者学生会(KGK)の初代総主事であり、学生時代から同書房の書籍に養われてきた者としても、本書が再び多くの方に読まれることを願っています。今日、本書を読む意義について考えてみます。
ストットは第一章「正しい態度」のすすめの中で「読む前には、ぜひ祈っていただきたいのです」「自分の知性と意志が納得したら、イエス・キリストを信じ、彼に従っていくつもりです、と神に表明するのです」と述べ、単に神を知識として知るのではなく、祈りつつ人格的に知ってほしいという思いを伝えています。
第一部「キリストの人格」、第二部「人間の必要」での記述は、入門書としてはとても詳しく豊富です。考えるに有意義な項目が多数あります。イエスについてどう評価するか? 罪の現実とキリストの死、救いの必要をどう受けとめるか? と読者にチャレンジをしてきます。一つ一つの項目をじっくりと味わい、グループディスカッションをして学ぶにも有益と思える内容です。
さらに本書の特徴は、第三部にある「人間の側での応答」が言及する範囲にあります。キリストに従うには犠牲を覚悟する必要があることが、未信者にも隠すことなく伝えられます。この書での「信仰の招き」は、キリストを救い主として受け入れることに始まり、神との密接な関係という特権を与えられた者として、聖書を読み祈ること、教会の忠実な会員となること、社会において責任ある民として生きることまでが含まれています。はっきりと「新しい生き方」への招きをします。KGKが加盟する国際福音主義学生連盟(IFES)において長年指導をし、また「キリスト者の社会的責任」について言及したローザンヌ誓約(一九七四年)を主導したストットの視野の広さがあらわれている招きです。
時代とともに、若者の関心が「何が真理か」から、「何が良いことか」、そして「何が美しいことか」へと移ってきていると言われます。さまざまな痛みや歪みがありながらも、ある意味で社会が「成熟」してしまっている現代では、若者のみならず、一体どのように生きればいいのだろう? 何を基準に、何のために生きればよいのだろう? 自分が貢献できることなどあるのか? という迷いが生まれやすくもあります。
クリスチャンであるとはどういうことかについて述べ、生き方にチャレンジをして閉じられる本書は、未信者への「入門」書、また信仰者への「再入門」書であり、まとめると「神を知り、神に生かされ、神に仕えるための入門書」であると言えます。
(『信仰入門』収録の解説文より)

 


『信仰入門』
ジョン・ストット 著 有賀寿 訳
四六判 298頁 定価1,980円(税込)

 

横田早紀江さんを支えた一冊
『人生の訓練』

娘めぐみさんを北朝鮮に拉致された横田早紀江さんは、「もう死んでしまいたい」と苦しむ中で聖書の中に救いを見いだした。彼女を支えてきたのが一冊の書籍『人生の訓練』(いのちのことば社)だ。
「受洗前に、聖書と並行しながら読みました。孫たちにもプレゼントしたい本です。人は誰でも、それぞれのところで訓練されます。私の訓練はこれなのだと、初めて読んだ時も今も思わされています」
早紀江さんは、まさに「訓練」の中に置かれている。本当に長く重い時だ。だが、その先には神の祝福があることが、彼女を力づけている。

「実に多くの若い人たちが、人生のさまざまな問題のために悩んでいる。もし彼らが、至高者なる神が自分に求めておられることを知るなら、それらは直ちに解決するであろう。彼らは、人生の計画が確定している人々を見て、心ひそかにうらやましく思う。自分は聖職につくべきか、宣教師となるべきか、教師か、看護婦か、農夫か、それとも他の職業につくべきか。彼らは自分がうらやましく思う人々ほどはっきりと主のみこころを知らないからである。
どのような計画を立てたらよいか。大学では何を専攻すべきか、選択科目はどれにするか。将来に備えて、この夏はどんなアルバイトをしたらよいか。しかし、とにかく、生涯の使命が何であるかを知っていようといまいと、将来のために最もたいせつなことは、現在目の前に置かれている義務を全うするということである。なぜなら、信頼性の訓練のためには、与えられた仕事を欠けなく行うことが要求されるからである。現在与えられている義務を全うする者が、将来についていつになっても教えられず、暗やみの中に取り残されるなどということは決してない。光は必ず差し込んでくる(詩篇112・4、ヨブ22・28、23・8―12)。忠実に任務を果たす者は、夢の実現を見、それは決してむだになることがない。かえって人々から信頼されるようになり、義務を果たすことに喜びを覚えるようになる。」
(本文「信頼性の訓練」より抜粋)

 


『人生の訓練』
V・レイモンド・エドマン 著 海老沢良雄 訳
四六判 324頁 定価2,200円(税込)

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