啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(16)新・祈りと香を捧げる別のみ使いとは

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

  七人のみ使いに七つのラッパが与えられて後、黄金の香炉を携えた別のみ使いが到着して、祭壇のところに立ちます。(啓示8:3)聖なる者の祈りと共に捧げられるために多量の香が別のみ使いに与えられます。(啓示8:3)そのみ使いの手から聖なる者たちの祈りと共に香の煙が神のみ前に上ります。(啓示8:4)まず、この別のみ使いは誰を表わしているかを検討してみます。 

(1)多量の香を捧げた別のみ使いとはイエス・キリストではないか? 

 この別のみ使いは、黄金の香炉を携えて、香を捧げています。金の香炉は、聖書時代に至聖所にあり、大祭司だけが扱いました。(レビ16:12,13)それで、この別のみ使いは昔のモーセの律法下の大祭司によって予表されていた仕事を行なっています。 

 民数記によると、聖書時代に、「アロンの子孫でないよそ人はだれも近づいてエホバの前に香の煙をくゆらせること」が許されていませんでした。それで、香を捧げるのは、アロンとその子孫の大祭司にだけ許されていました。(民数記16:40。歴代第二26:18) 

モーセの時代に大祭司だけが至聖所で香を捧げることができた

 

 そして、イエス・キリストは現在昔のアロンの子孫の大祭司によって予表されていた天の大祭司となっておられます。(ヘブライ3:1)ですから、このみ使いは天で栄光を受けておられる霊者のイエス・キリストを表わしているのではないかと思います。 

イエス・キリストは昔の大祭司が予表していた祈りの仲介をしてくださる天の大祭司 

 

 ですから、神の民が偶像崇拝のために奉仕が低調になっている時、神の民の祈りを仲介するのは、天の大祭司であるイエス・キリストだと思います。ヘブライ書によると、イエス・キリストは「神にかかわる事柄において憐れみ深い忠実な大祭司」となってくださいます。(ヘブライ2:17) 

  「香は聖なる者たちの祈りを表わしている」とありますから、別のみ使いは、聖なる者たちの祈りを代表して、エホバに訴えてくださるのではないかと思います。(啓示5:8) 

(2)静寂が生じ神の民が多くの祈りを捧げ大祭司イエスは仲介してくださる 

 静寂が生じるというのは、神の民に対する迫害のために、神に対する賛美の声が捧げられなくなることを示していると思います。すると、神の民の側では、迫害がやんで神への賛美が捧げられるように求める祈り、あるいは、賛美の声がとどめられる原因となった神に対する違反の許しを求める祈りや、迫害を忍耐できるように求める祈りが捧げられることになると思います。(啓示8:3,4) 

 そして、その祈りは天の大祭司イエス・キリストを通して捧げられます。わたしたちの祈りはすべてイエスがエホバ神に仲介してくださいます。イエスはこのように言われたことがありました。「わたしは道であり,真理であり,命です。わたしを通してでなければ,だれひとり父のもとに来ることはありません。」(ヨハネ14:6)イエスは、聖なる者たちの祈りをエホバ神に仲介して伝えて下さいます。 

   それで、イエス・キリストは、天の大祭司として、ご自分が捧げられた贖いの犠牲に基づいて、神に罪の許しを求める神の民の祈りの仲介をしてくださるのです。(ヘブライ2:17)大祭司イエス・キリストについて、「彼はみ使いたちを助けているのではなく,アブラハムの胤を助けている」とありますから、イエス・キリストは「アブラハムの胤」である聖霊で油そそがれたクリスチャンが苦境にある時、助けて下さるのです。(ヘブライ2:17) 

  イエス・キリストは復活して天におられるので、エホバ神に祈りを捧げるのではなく、神の民を擁護してエホバ神に直接語ってくださいます。それで、イエス・キリストは、昔、モーセがエホバ神と話して、イスラエルの民のためにとりなしてくださったような業をおこなってくださるのではないかと思います。 

昔のモーセのようにイエスは神の民のためにエホバ神にとりなしをしてくださる 

 

 イエスが私たちの天の大祭司として、神の民が迫害のため、自分たちの違反のために霊的に弱っている時に、助けてくださるのは感謝すべきことです。(ヘブライ2:17) 

(3)すべての聖なる者たちはよく祈るクリスチャン  

 天に静寂が起こった時、よく祈るクリスチャンは、それによって神への忠実さを表わしています。二十四人の長老は、「香」を満たした黄金の鉢を持っていました。(啓示5:8)ですから、聖霊で油そそがれたクリスチャンの特徴のひとつは、自分に依り頼むのではなく、エホバ神に依り頼んでよく祈る人であるということです。(詩編62:8) 

24人の長老たちが香をささげることはよく祈るクリスチャンであることを示している 

 

 一世紀に、士官のコルネリオが神の王国の希望が与えられた者となりましたが、彼は「絶えず神に祈願をささげていた」よく祈る人でした。(使徒10:2)コルネリオは神によく祈る人だったので、異邦人の中で神に最初に選ばれました。 

 ですから、聖霊で油そそがれたクリスチャンが神の民が迫害されて、天に静寂が起こるという苦難の時に、神に忠実さを示すためにできることは祈ることです。 

(4)聖書時代は篤信の人の祈りは聞き届けられた 

 聖書時代は、とりわけひとりの神の僕によって代表されて祈りが捧げられることもよくありました。そのような祈りもエホバ神に聞かれました。 

 モーセのとりなしの祈りが受け入れられたことがありました。(出エジプト32:11,12)ダビデやソロモンの民を代表した祈りが聞き届けられたことがありました。(サムエル第二7:26,27。列王第一9:3)イスラエル人を代表したダニエルの祈りが聞き届けられたことがありました。(ダニエル6:11)民を代表したエズラやネヘミヤの祈りが聞き届けられたことがありました。(エズラ10:1。ネヘミヤ1:4-6) 

 また、イエス・キリストは、ご自分の追随者たちのために祈ってくださいました。(ヨハネ17:11,20)地上に人間としておられる時のそのようなイエスの祈りは聞き届けられています。ましてや、イエス・キリストは復活して天におられるので、イエスの言葉は直接エホバに語りかけられます。 

  ですから、天の大祭司イエス・キリストは地上での私たちの祈りと共に協働してくださいます。(啓示8:4)イエス・キリストが聖なる者たちを助けるために行動してくださることは感謝すべきことです。 

イエス・キリストは天の大祭司として聖なる者たちの祈りと協働して助けて下さる 

 

 イエス・キリストは、クリスチャンにあきらめないで祈るように勧められ、私たちが祈りが聞かれるという信仰を持つようにという希望を言い表されたことがありました。(ルカ18:1,7,8) 

(5)すべての聖なる者たちの祈りは聞き届けられる 

  聖なる者たちはどのようなことを祈っているでしょうか。当然、神の民の状態がその正しい状態にされるようにエホバに願っていると思います。すなわち、神の民によって正しくエホバに崇拝と奉仕が捧げられるように祈っていると思います。(エゼキエル8:13,14)そのために、イエス・キリストは、神の民のためにご自分の贖いの犠牲が適用されるようにエホバ神にお願いしてくださっているのではないかと思います。 

 聖書は、「何であれわたしたちがそのご意志にしたがって求めることであれば,神は聞いてくださる」と述べています。(ヨハネ第一5:14) 

 そして、すべての聖なる者たちの祈りとイエス・キリストの贖罪に呼応して、七人のみ使いが七つのラッパを吹く準備をします。ですから、祈りに調和して、七人のみ使いが七つの宣言を行ない神への神聖な奉仕を継続する事になるのではないかと思います。(啓示8:6) 

イエスに仲介された祈りが聞き届けられ聖なる者たちの奉仕が始められる

 

 ですから、すべての聖なる者たちの罪の許しを求め、神への奉仕が継続するようにという信仰の祈りは聞き届けられます。それは、大祭司イエス・キリストの助けのおかげです。私たちは、私たちの祈りを聞いて下さる神が存在され、イエス・キリストは私たちの祈りに調和して助けて下さり、ご意志であれば私たちの祈りが聞き届けられるという信仰をもって大きな苦難を経験する時でも祈り続ける必要があります。(テサロニケ第一5:17)

 

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