ブック・レビュー 『信仰とは何ですか』

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


井上 温章
バイブル・プロテスタント・ミッションともしび聖書チャペル牧師

「信仰」について考える最適の一冊

 「信じる者は、みな救われるのです」とは、クリスチャン用語として周知の表現なのですが、そもそも「信じる」とは一体どんなことなのでしょうか。この問い返しに対しては、すべてのクリスチャンが即座に明快な解答が提示できるわけではないのが現状のように思われます。本書では、この基本的な問いかけに対して、多角的視点より、日常的かつ具体的事例を交えつつ、丁寧な解説が展開されています。特に、「何が信仰ではないか」という章で、(1)それは感情的興奮ではない (2)知的に理解することではない (3)可能性思考ではない (4)自己啓発ではない (5)経験に基づくものではない (6)信条を受け入れることでもない、と日本人クリスチャンの陥りやすい危険的傾向を指摘して解説を試みておられるのは卓見と言うべきでしょう。本来、完成されたクリスチャンというものは、この地上に存在しないのですから、絶えざる信仰の意味内容の自己点検は、信仰の健全な成長のためにも不可欠なものです。続いて著者は、信仰の原点とも言うべき、神のことばの重要性とイエス・キリストの現実性、信仰によって生きることの意味を、聖書のことばの平易な解説とともに展開しておられます。「イエス・キリストが現実」という項では、キリストの「わたしは真理です」ということばの「真理」をあえて「わたしは現実です」と言いかえ、「この方は恵みとまことに満ちておられた」も「この方は恵みと現実に満ちておられた」という表現がより適切と述べられます。私たちの信仰生活を、観念的非日常性への誘惑から守ろうとしている、著者の牧会者的配慮をうかがうことができます。著者は現在、広くインターナショナルな伝道生活に従事しておられます。牧師である著者の観点より記された本書が、多くのクリスチャンにとって「信仰とは何か」を反省するための良書として用いられることを、心から願います。

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Emmanuel

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