牧野 信次
日本基督教団 鶴川北教会 牧師
著者はしかし本書において極めて冷静に学問的・歴史的批判に耐える認識に基づいて、靖国神社の、殊に戦後にたどった問題の所在を分析し明らかにしつつ、靖国思想が根本的にあの悲惨な戦争を反省せず、責任ある歴史の学びを一顧だにしないことを有無を言わせず説得力をもって示します。私は戦没者遺族としての著者の戦後の長い間における精神的葛藤と内省による歴史認識の正しさと深さをそこに見出し熱い共感を覚えざるを得ません。
私自身が新遊就館を訪ねて、また本書を読んで最も恐ろしく思うことは、靖国神社崇敬奉賛会が「遊就館友の会」に二十五歳以下の若者たちを勧誘し、また教化の対象として、靖国神社の英霊の「みこころ」を受け継いで日本の近現代を正しく学んで欲しいと言って、その新遊就館を次世代への記憶の継承教育の学習の場としていることであります。それは「新しい歴史教科書」を推進する契機ともなるし、今日の有事、すなわち戦争を自ら引き起こし荷担する危険な流れに巻き込まれることにもなります。
日本が既に戦争する国家体制になったこの時に、どのような抵抗が可能なのか。本書はキリスト者としての冷静な毅然とした抵抗の姿勢を問うているのです。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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