書評Books 慰め、励ましを与える「ことば」の力

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

淀川キリスト教病院チャプレン 藤井理恵

『ことばの花束』
森 祐理 著
B6判 1,200円+税
いのちのことば社

ある「ことば」との出会いが人生を豊かにしてくれた―そのような経験を持つ方がおられると思います。

『ことばの花束』は、ラジオ番組「モリユリのこころのメロディ」の中で紹介された、数々の心に響く「ことば」を一冊の本にまとめたものです。各章にはユリ、エーデルワイス、マーガレットなど花の名前が付けられ、花言葉によって内容がまとめられているからでしょうか、「ことば」と一緒に綴られた著者森祐理さんの短いエッセイからは、花の香りがほのかに漂ってくるかのようです。

祐理さんに出会った人は、その澄んだ優しい声の中に、強く揺るぎない芯があることを感じるでしょう。だからこそ、その歌声は人々に深い安心を与えるのだと思います。

私が初めて祐理さんと出会ったのは、一九九五年二月の病院でのチャペルコンサートでした。開催一か月前に阪神淡路大震災が起こり、祐理さんは大切な弟さんを亡くされました。大きな悲しみを抱えておられたにもかかわらず、チャペルに来てくださり、魂を絞り出すような思いで、患者さんたちに歌と心を届けてくださったことは、今でも忘れられません。その後も祐理さんは国内外の被災地でのコンサートに加え、ラジオのパーソナリティとしても多くの方々に神様の愛を届けておられます。

本書に紹介している珠玉の「ことば」は、苦しみや悩みのある人には慰めや安らぎを、迷いや行き詰まりの中にある人にはその人生を引き受ける勇気や気づきを与えてくれます。祐理さん自身もこれらの「ことば」から励ましや生きる力を与えられてきたのでしょう。「神様から教えられたこと」として綴られたエッセイからは、経験されたつらい別れ、厳しい体験や迷いを、これらの「ことば」を通してどのように受けとめられたかを知らされます。ここに祐理さんの強い芯の秘密があるのだと気づかされました。

きっとこの本を手にするどの方も、束ねられた「ことば」の一つ一つが今の自分を見つめること、受けとめることを助けてくれることでしょう。そして、次の一歩を踏み出す支えとなってくれることでしょう。

 

The Cross Pendant

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Emmanuel

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