聖書が永遠のいのちというとき、それは「主イエスキリストを通してのみ、」頂ける神の賜物のことです。（ローマ6：23）この賜物は“死”―つまり罪のための自然の結果ですがー対照してあります.永遠のいのちという賜物はイエス．キリストを信じる者に与えられます。キリストご自身が〝よみがえりでいのち″です。（ヨハネ11：25）このいのちが永遠であることは、永続するいのち―終わりがなく延々と続く―ことを示しています。しかしながら、永遠のいのちが単に終わりのない年月の進行だと思うのは間違いです。新約聖書の. 共通の〝永遠”ということばは、aiónios, です。これは質という考えと同時に量とも言う意味が含まれています。事実永遠のいのちは、時とは全く関連していないので、”年月”とは全く関係ありません。 永遠のい

聖書は、肉体の死後、すべての人間の魂の行き先には二つの可能性があるとはっきり言っています。天国か地獄です。（マタイ25：34、41、46；ルカ16：22－23） 義人だけが永遠のいのちを相続します。神の御前で義であると宣言される唯一の方法は、イエス．キリストの死と復活を信じる信仰です。（ヨハネ3：16－18；ローマ10：9）義人のたましいは神の御前に直接行きます。（ルカ23：43；2コリント5：8；ピリピ1：3）イエス．キリストを自分の救い主として受け入れない人にとって、死は永遠の罰という意味です。（2テサロニケ1：8－9）この罰は様々な方法で述べてあります。；火の池（ルカ16：24；黙示録20：14－15）,外の暗やみ（マタイ8：12）、そして捕らわれの場所（牢獄）（1ペテロ3：19）この

聖書は、天国又は永遠の状態を、黙示録21－22章で詳しく述べています。その二つ章の中のどこにも 、罪の可能性のことは述べてありません。事実、永遠の状態では死も悲しみも泣くことも苦しみもないと約束されています。（黙示録21：4） これらが存在しないことは罪もないことの証拠です。―、つまりそれらは罪の生産物だからです。（ローマ6：23）罪深さは天国ではなく、火の池の中です。（黙示録21：8）不純な物は何も天国に入りません。（黙示録212：27）罪を犯す者は天国の外にいます。（黙示録22：15）旧約聖書の預言も神の御国は罪深さを除外すると確信しています。「そこに大路があり、その道は聖なる道と呼ばれる。汚れた者はそこを通れない。旅人も愚か者も、これに迷い込むことはない。これは贖われた者たちのもの。（

聖書は天国で報酬があることを何度も述べています。（マタイ5：12；ルカ6：23；1コリント3：14；9：8）しかし、なぜ褒美は必要なのでしょう？ 天国で神と共にいることで十分なのではないでしょうか？神と神の栄光、天国での喜びを体験することは、とても素晴らしいので、なぜ余分の褒美が必要なのか理解に苦しみます。 それに、私たちの信仰は、自分の義の代わりに、キリストの義に頼っているので、（ローマ3：21－26）私たちの行いが報酬の基準になるのは不思議に思えます。神は天国でキリストの裁きの御座で、キリストに仕える忠実さによって報酬を授けてくださいます。（2コリント5：10）報酬は私たちが神の子供であることの現実と（ガラテヤ4：7） 神の正義を示しています。（へブル6：10）種まきと刈り取りの原則（ガ

第二の死は黙示録の中に何度もでてきますが、火の池と同義後的に使ってあります。これは、いのちを与えるお方、神から離別する死です。 それは“第二”と呼ばれるのは、肉体の死の次に来るからです。黙示録21：8は、第二の死を最も詳細に説明しています。「しかし、おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。これが第二の死である。」黙示録の他の3か所でも第二の死について出てきます。最初は黙示録2：11；「耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。勝利を得る者は決して第二の死によって損なわれることはない。」この節で、イエスは信者（勝利を得る者；1ヨハネ5：4）は火の池を経験しないと約束さ

聖書は死について多くを語っています。それよりももっと重要なのは死後に何が起こるかです。肉体の死も霊的死もどちらも、ある何かが別のものから離れることです。 肉体の死はたましいが体から離れることで、霊的死はたましいが神から離れることです。このように理解すると、二つの考えは非常に密接に関係しています。そして肉体の死と霊的死は両方ともまず最初の死についての言及の中に反映しています。創造の記録（創世記1－2章）に、神がどのようにして様々な種類の生き物を創造されたかを読むことができます。これらの動物にはいのち、彼らを動かしエネルギーを肉体的体の中に与える内部的要素がありました。 科学者たちは今でも何がいのちの原因かを説明するのに途方に暮れていますが、聖書は神がすべてのものにいのちを与えることを明らかにし

コリントの教会宛ての第一の手紙の中で、パウロは地上の体と天国の体の大きな違いを議論しています。（1コリント15：35－57を見る） 私たちの地上の体を天国での（復活した）体の豪華さを対照して、パウロは, 「朽ちるもので蒔かれ、朽ちないものによみがえらされ、卑しいもので蒔かれ、栄光あるものによみがえらさえｒ、弱いもので蒔かれ、強いものによみがえらされ、血肉の体で蒔かれ、御霊に属するからだによみがえらされるのです。」（コリント15：42－44）つまり、私たちの復活したからだは霊的で不滅で、栄光と力によみがえらされたからだなのです。最初のアダムを通して、私たちは、完全に地上の環境に適した自然の体を受け取りました。しかしながら、堕落の結果、それは滅び易くなりました。不従順のせいで、人間は死ぬ運命にな

新しいエルサレムは、神の幕屋、聖なる都、神の都、天の都、天にある都とも呼ばれていますが、それは文字通り地上の天国です。聖書の多くの箇所に出てきますが、（ガラテヤ4：26；へブル11：10；12：22－24；13：14）最も完全な叙述は黙示録21章にあります。黙示録21章は記録された人間の歴史の終わりです。すべての時代は巡り過ぎていきました。 キリストは空中携挙で教会を集合させました。（1テサロニケ4：15－17）艱難時代は過ぎ去りました。（黙示録6－18章）ハルマゲドンの戦いは終わり、私たちの主イエス．キリストが勝利されました。（黙示録19：17－21） サタンは、千年のキリストの地上での君臨の間、鎖につながれていました。（黙示録20：1－3）エルサレムには新しい栄光ある神殿が設立されました

聖書は天国に行ったらどうなるのか少ししか教えていませんが、どうやら私たちは肉体的な体を持つらしいです。今ある“肉体的”という意味とは違うのですが。第1コリント15：52は「死者は朽ちないものによみがえり、、、」と言っています。 そして、キリストの再臨の時に生きている聖徒たちは“変えられる”と言っています。（第コリント15：20，23） イエス．キリストは初穂です。キリストが見本を示し、私たちを先導されるという意味です。 第コリント15：42は、私たちの体は“朽ちるもので蒔かれ、朽ちないものによみがえらされ、”と言っています。信者の復活の先駆者として、マタイ27：52にあるようにイエスの復活の時にある人たちは復活しました。「墓が開いて、眠っていた聖徒たちのからだが生き返った。とあります。 ヨ

瀕死体験というのは、死の瀬戸際に快復してから、異常なことが起こった、一般的に対外離脱体験、又はある種の天国、又は地獄の幻を報告します。瀕死体験を支持する聖書箇所は特にありません。多くの人は第2コリント12：2－5を瀕死体験の聖書的証拠だとします。.しかしながら、これは非常に広く勝手に解釈を変えています。そして、その人（おそらくパウロ）は死の寸前か、又は天にいることに気づいた時はすでに死んでいたと想定しています。この箇所のどこにもその人は死んだ、又は死の寸前だとは言っていません。 それは神が天国についてその人に与えられたまぼろしであって、瀕死体験ではないのです。 .それはともかく、神が誰かに死の寸前の体験をさせることは不可能ですし、さらに言えば、誰にとっても天国の幻は不可能です。しかしながら、

愛する人を死によって失うことが苦しい経験であることは誰も知っています。ヨハネの福音書でイエスは親しい人を失う痛みを理解されました。（ヨハネ11：1－44） イエスがラザロという愛する人を失われたことを学びます。 イエスは心を深く動かされ、友人の死を悲しんで涙されました。この話はしかしながら、涙で終わりません。イエスはラザロを死からよみがえらせるのに必要な力を持っておられることを知っておられました。 イエスは言われました。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」（ヨハネ11：15） イエスは復活を通して死を克服されました。 信じる者にとって死は終わりではないことを知るのは慰めになります。 イエスを自分の救い主として知っている人は永遠のいのちを持っていま

マタイ22：30は復活の後、人々は結婚しないと言っています。―彼らは“み使いのように”なります。しかしながら、これは性別がないという意味ではありません。 御使いのことを述べる時、中性ではなく男性の代名詞 が何度も使われています。 (彼は～のように；彼の見かけは～のようだ、など)　それで、御使いが性のない者という暗示はどこにもありません。聖書は天国で彼らが性を失うとか変えるとかいうことは何も言ってません。黙示録（21－22章）では、神がすべてをエデンの園の時と同じようにされているのではなく、その時よりもよりよくされているよです。 性は悪いものではなく実はよいものだということを思い出してください。 神はアダムに彼を補って完全にするためにエバを造られました。.結婚（違った清那氏には不可能です）は男

完全ということばには全体、何も欠けることがないという考えを含んでいます。もし何かが完全なら、それは完成したことになります。それで、もしある人々が欠けているなら、なぜ天国は完全と言えるのでしょう？ もし愛する人たちがみんな天国にいたらもっといいでしょうに。神は完全なお方です。（詩篇18：30）神のすみかは完全です。 神の救いの計画は完全です。神の計画（完全です）ではイエスを信頼する者みなにキリストの義を差し伸べてくださいます。 キリストを信じない人はどうなるのでしょう？彼らは完全、神のすみかを拒み、神ご自身を拒んでいるのです。ヨハネ3：18が言っているように、「御子を信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでに裁かれている。」のです。 人を強制的に信じさせたり、彼らの罪を無視したり

ソドムとゴモラの町々に硫黄の火を降らせて、神は明白な罪に対してどう感じられたかを示されただけでなく永久的な隠喩を始められました。創世記19：24の出来ごとの後、火、硫黄、ソドム、又はゴモラのことを単に口にするだけで、読者は即、神の裁きのことと関連させるようになりました。しかしながら、そのような感情的に強力な象徴はその重大さから免れるのに困難になりがちです。火と硫黄は地獄がどんなであるかいくらかは述べているのですが―それが地獄のすべてではありません。火の地獄のことを述べるのに聖書が使うことば―ゲヘナ―は実際に燃える場所から来ています。それはエルサレムの南隣、ゲヘナの谷です。ゲヘナはアラム語のギリシャ的な語の英語の音訳で、 ヘブル語のことば“ヒノムの谷”に由来する言葉です。ユダヤ人の最大の背教の

〝地獄の門”、又は〝ハデスの門“ということばは聖書全体の中で一度だけしか出てきません。マタイ16：18です。この箇所で、イエスはキリストの教会を建てることを述べておられます。「 ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。」あの時、イエスはまだ教会を設立されてません。事実、新約聖書で初めて”教会”ということばが使われた場所です。イエスが使われたように、〝教会”ということばは、ギリシャ語の ekklasia, から来ていて〝召し出された“、又は〝集会”という意味です。つまり、イエスがわたしの教会と言われた教会は、キリストの福音によってこの世から召し出された人々の集会です。聖書学者たちは“ハデスの門もそれには

“永遠の状態“の学びは、より大きい終末論、又は最後のことの教理の一部門とみなされます。この主題に関して唯一の確実な証しのことばは聖書だけで、他のどの“聖なる書”、又は思想ではなく、聖書ほど信用できて情報に富むものはないことをまず認めなければなりません。聖書の中で“永遠”と訳されているギリシャ語は aionos.です。基本的にこの語は、始まりもなく終わりもない、時間に関しては、始めはあっても終わりはないことを意味します。正確な意味は確かではないのですが、この語が“いのち”（ギリシャ語の zoe）と結合されて使われるとき、終わりのないいのちだけではなく、単なる生物的いのちとは違ったある質のいのちという意味になります。私たちはすべての信者が復活の体を受け取ることを知っています。（1コリント15：

みことばは主イエス．キリストを信じる人は皆永遠のいのちがあると確かに言っています。（ヨハネ3：16；6：47；1ヨハネ5：13）”永遠”と訳されているギリシャ語は、”途切れることがない、永久、永遠に”という意味です。‴途切れることがない″が多分聖書の永遠のいのちという考えを最もよく説明しているでしょう。それは一度始まったら途切れなく永遠に続くいのちという意味です。 これは、人のいのちが単に肉体的なものではないという考えを語っています。それよりも、人間の本当のいのちは霊的で、肉体的いのちが終わっても、霊的いのちは永遠まで続くのです。それは途切れなく続きます。それは永遠のいのちです。神がアダムとエバを創造されたとき、いのちの木のある園に入れられました。彼らが喜んで永遠に肉体的にも霊的にも生きるこ

ヨブ記は来世について簡単に質問しています。「人が死ぬと生き返るでしょうか？」（ヨブ記１４：１４）質問するのはたやすいことですが、この質問に権威と経験を持って答える人を見つけるのはもっと困難です。イエスキリストだけが本当の権威（と経験）を持って来世について答えることができるお方です。天国について唯一権威を持って語ることができるのは、キリストはそこから来られたからです。「誰も天に上った者はいません。しかし、天から下った者はいます。すなわち人の子です。」（ヨハネ3：13）主イエスは、天国での実地の経験で、死後のいのちについて、三つの基本的な真理を提供しておられます。1. 死後いのちはあります。2. 人が死ぬと、その人の行く先には二つの可能性があります。3.死後に肯定的な経験をする保証には一つの道が

現代文化の移り変わる状況の中で、永遠の苦しみや地獄についての考えは多くの人にとっては把握し難いことです。なぜでしょう？. 聖書は地獄は文字通りの場所であることを明らかにしています。キリストは天国よりももっと地獄について語っておられます。 サタンとその家来たちがそこで罰を受けるだけでなく、イエス．キリストを拒む人たちの誰でもが、彼らと共にそこで永遠を過ごすのです。地獄の教理を拒否したり変えたりしようとする願望 は地獄の炎をやわらげたり、地獄を立ち退かせたりすることはできません。それでも、永遠の地獄という考えは多くの人々から拒絶されています。ここにその理由がいくつかあります。現代的考えの影響。このポストモダン時代に、多くの人は誰にも不快感を持たせないようにと非常に気を使っています。そして聖書の地

地獄の場所について、多くの学説が挙げられてきました。昔からある学説は地獄が地球の中心にあるというものです。他にも宇宙、特にブラックホールの中に地獄があるという人々もいます。旧約聖書で地獄と訳されている単語はシェオルで、新約聖書ではハデス(未知という意味)とゲヘナ(「ヒノムの谷」)です。シェオルとは「墓」や「よみ」とも訳されています。シェオルとハデスは裁きの時の前に死んだ人々が一時的に住まう場所を指しています(詩篇9:17; 黙示録1:18)。一方、ゲヘナは不信者が永遠に裁きを受ける場所です(マルコ9:43)。地獄が私たちの下にあり、地球の中心にあるという概念がルカ10:15などの箇所からきています「カペナウム。どうしておまえが天に上げられることがありえよう。ハデスにまで落とされるのだ。」Iサ