啓示17章の緋色の野獣の実体が何か検討したいと思います。私は、大娼婦大いなるバビロンは、米国であると解釈しています。緋色の野獣は、その上に座る大娼婦を滅ぼしてしまいます。
緋色の野獣は、七つの頭と十本の角を持っているので、啓示13章の野獣と同じですから、両者の実体は少なくとも類似しているはずです。
(1)啓示13章の野獣と啓示17章の緋色の野獣が類似した実体を表わしているとなぜ言えるのか
啓示13章と啓示17章は互いに補足説明をしているはずです。なぜなら、聖書全体は神の霊感を受けており、神は「無秩序の神」ではないので、その象徴的表現は全体で調和しているはずだからです。
啓示13章で出て来る七つの頭と十本の角のある野獣と、啓示17章の野獣はどちらも七つの頭をしていますから、両者は基本的に類似しているはずです。
啓示17章の緋色の野獣と啓示13章の野獣はどちらも七つの頭を持つので類似しているはず
啓示13章の野獣は、ダニエル7章の四頭の野獣の特徴を併せ持っています。しかし、ダニエル7章の四番目の獣は、十一本の角がありますが、啓示13章の冒頭の野獣は、角が十本だけなので、一本角が少ないです。ダニエル7章の四番目の獣の十一本目の角、つまり「別の角」は米国ですから、啓示13章の野獣には、米国が含まれていないと考えられます。
そして、緋色の野獣も七つの頭を持っていますから、基本的に啓示13章の野獣と同じ実体のはずですが、上に大娼婦が座っていますから、常識的に考えて、大娼婦、つまり米国は含まれていないと考えられます。
緋色の野獣には大いなるバビロンが座っているので常識的に南の王は含まない
ですから、検討を重ねた結果、現時点で、啓示17章の緋色の野獣は、米国を除く、古代の四つの帝国の後継国の領土にあるヨーロッパ諸国、地中海沿岸の中東、北アフリカ諸国、西アジア、中央アジアを含んだ諸国家を表わしているのではないかと思います。
(2)十本の角の実体を検討する
ですから、現時点では、将来、それらの古代世界の四つの領土の中の十の政治的な実体が中心になって米国に総攻撃を加えて滅ぼすことになるのではないかと、考えています。
十本の角は、最初はローマ帝国の後継国のみかと考えました。しかし、ダニエル8章では、メディア・ペルシャの二本の角やギリシャ帝国の四本の角に言及しています。(ダニエル8:3,8)ですから、緋色の野獣の持つ十本の角は必ずしも、ローマ帝国の後継国に含まれると断定はできません。他の古代帝国の領土に含まれている可能性もあります。
さらに、緋色の野獣の十本の角については、七人のみ使いのひとりが、ヨハネにその秘義を説明する時点で、「十本の角は十人の王」を表している。彼らはまだ王国を受けていない」と記されています。(啓示17:5,12)
現在は、まだ、七人のみ使いのひとりがヨハネに秘義を説明する時は来ていません。将来のその時点でも、十人の王の実体はまだ将来に分かることになっているので、今まだその十本の角がどの政府になるのかを特定することはできないということになります。
つまり、エホバ神は、被造物、あるいは諸政府が、聖書の預言を考慮して自由選択と自由意志を行使する余地を与えておられるのではないかと思います。聖書の中にも「選びなさい」という勧めの言葉があります。人間に選択の自由がないのであれば、運命は決まっているということになります。人間は自分の将来を神から是認され命に導くものにするか、神から否認され滅びに導く道を選ぶか選択の余地があります。
ですから、運命は決まっておらず、どこの国が北の王になるか、どこの国が北の王と協力して、北の王の同盟国として協力することになるのかは、未定であると言えると思います。
ですから、北の王は、ギリシャのアレクサンドロス大王の領土の後継国から生じるというヒントしかないことになります。
ですから、緋色の野獣は、四つの古代帝国の後継国を示す、啓示13章の野獣と基本的に同じはずであり、その領土の中から、北の王の軍事的な同盟国は登場することになると考えられます。さらに、緋色の野獣は、「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」で、北の王の設立する国際組織を意味するのかもしれません。
現時点では、北の王に協力することになる諸国家は、古代世界の四つの領土の中に含まれる現代国家になると考えています。
He is a cross pendant.
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He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
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