ブック・レビュー 『よくわかる聖霊論』

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


岸義紘
JTJ宣教神学校学長/ミッション2001伝道者

聖霊の全体像と各論を知るのに、安心して薦められる良書

 「この本は聖霊体験のすばらしさに焦点を合わせたものではなく、聖書において聖霊について書いてあることを総括的に取り上げたものです。体験談でページを満たす代わりに、聖霊に関する聖書の教えをなるべく網羅し、見落とさないように書きました。旧約聖書から数多く引用されているのも一つの特徴です。また、著者の主観や体験や教えを前面に出さないように心がけ、聖書が聖霊をどのように描いているかに焦点を合わせました。読者が総括的でバランスの取れた聖霊理解を得る助けになれば、本当の目的は達せられたことになります」(本書「まえがき」より)。

 これまで、聖霊を主題に書かれた本は、著者の神学的な立場の正当性を弁証するものか、あるいは、著者の聖霊体験と同質の「すばらしい霊的体験の数々」を証しとして紹介し、同じ体験に導こうとするものがほとんどでした。これらの対極には、組織(教理)神学の「聖霊論」があって、聖書全編に躍動する神(人)格としての聖霊を、あらゆるパーツに小刻みに分解分析して神学化してしまうところに、神学書のいわば難点がありました。

 本書の著者は、組織神学的な分析と、信仰により聖霊を「親しく知る」証言者の思い、この両者を合わせて、「目次」を整理し、簡潔に書き上げています。終始、温かい息吹がただよう良書です。

 序章 聖霊と私たち 1章 聖霊には人格がある 2章 聖霊の神性 3章 聖霊の名前 4章 聖霊の象徴 5章 聖霊の働きⅠ「聖霊の様々な働き」 6章 聖霊の働きⅡ「聖霊とキリスト」 7章 聖霊の働きⅢ「罪人を教会へ」 8章 聖霊とペンテコステ 9章 聖霊とクリスチャン 10章 霊の賜物 11章 御霊の実 12章 聖霊とビジョン

 以上十三章が、必要に応じた数の節に分かれています。聖霊の全体像をつかむためにも、各論を知るためにも、個人やグループの勉強用に安心してお薦めできる「よくわかる聖霊論」です。

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