新約聖書研究のためのクイック・リファレンス・ガイド

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。

福音聖書神学校 校長 杉 貴生

 


『新約聖書の基本
各書の内容・著者・執筆場所・年代・読者・目的・貢献』
D・A・カーソン/ダグラス・J・ムー 著
池田基宣、千田俊昭 訳
B6判・296頁 定価2,750円(税込)
いのちのことば社

 

本書は二〇〇五年に出版された“An Introduction to the New Testament”のダイジェスト版を日本語に翻訳したものです。とても読みやすい、自然で的確な日本語で表現されています。元々の著書を五分の一程度の分量に要約しているため、説明が物足りないと感じる方もおられるでしょうが、新約聖書各書の歴史的背景等をさっと調べることのできる、たいへん便利な「クイック・リファレンス・ガイド」です。さらに学びを深めたい方のためには難易度別の推薦図書が記されていますのでご参照ください。本書の優れた特徴について、以下にいくつか挙げたいと思います。
まず新約聖書各書の内容、著者と読者、ジャンル、執筆年代と場所、目的、貢献等について説明しています。これらの情報は、古代文書としての聖書から現代の生活への指針や指導を受けるために、つまりみことばを適切に理解し、実生活に適用するために必要不可欠です。牧師はもちろんのこと、みことばを教える奉仕に携わっている信徒の方々には、必須の参考書として目を通していただきたいと思います。
第二に、各章の終わりに「振り返りとディスカッションのための問い」が記されています。これは学んだ知識の確認とともに、グループで聖書の学びをする時のディスカッションテーマを与えており、教会の小グループや家庭集会等のテキストとして活用できます。
第三に、各書の説明に加えて、論争となっている緒論上の課題が取り上げられています。共観福音書問題等の過去から続いている議論に加えて、新しい課題である「パウロ研究の新しい視点」(NPP: New Perspectives on Paul)も紹介されています。著者はこれらの神学課題に対して、多様な考え方をフェアに扱いつつも、高度な学術的根拠を基に聖書信仰に立つ立場を擁護しています。その意味においても安心してお薦めできる著書です。
先に出版された『旧約聖書の基本』と合わせて、聖書研究の有益で基本的なツールとして、ぜひお手元に置かれることをお勧めします。

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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