ブック・レビュー 『宣教師イヴァ・グラースとこの時代 北海道宣教に生涯をささげた一女性宣教師』

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


芳賀 正
東京フリー・メソジスト教団小金井教会 協力牧師

現代の教会と宣教を考える指針

 北海道聖書学院から「イヴァ・グラースとこの時代」と題して本書が出されることになりました。

 生前のグラース先生とお交わりをさせていただいた私には、先生の御生涯をたどるとともにこれからの日本の教会のあり方と宣教について考えるための素晴らしい指針を与えられたように思います。

 あとがきに八尋先生が書かれているようにはじめは、イヴァ・グラースとその時代という題でしたが、過去を回顧するものではなく、将来に向かって、教会がどのように生きるかを考えさせてくれるものとなりました。

 しばしば宣教師の伝記となると、その人の歩み、業績だけが大きくなってしまう傾向があります。しかし、本書は、グラース先生の生き方を中心にし、信仰者の生き方、また教会の在り方を吟味させてくれます。

 本書は、三部に分かれており、第一部は、元OMFの宣教師牧野伊豆師が、イヴァ・グラース先生の生まれ故郷まで行かれ、先生の生涯を調べて、その生涯に流れていた主への献身の姿が描かれています。

 第二部は、御主人の牧野直之師が、イヴァ・グラースという一人の宣教師を通して、その生涯から宣教を考えるという課題で世界宣教、教会形成、神学教育の面から十のテーマを挙げて、今の日本の教会の課題、神学校問題、宣教について、大切な提案をしています。ただ読むだけでなく、各テーマごとに『考えよう』と言うディスカッションの課題を挙げています。

 第三部は、「イヴァ・グラースと今日の世界宣教・教会形成・神学教育」と言う題で座談会が行われ、ここにも多くの示唆があります。

 読んでいただくと分かるように本書は、個人の学びだけではなく、教会で、グループで学びの資料として取り上げ、教会として考えることをお勧めしたい一冊です。

 牧師、宣教師、役員、教会リーダーにもぜひ取り上げて考えていただきたい課題だと思います。

The Cross Pendant

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Emmanuel

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