クリスチャンが大娼婦によってはなはだしく命を落としてしまうのはどうしてか(7)バビロンから出る

クリスチャンが大娼婦によってはなはだしく命を落としてしまうのはどうしてか(7)－バビロンから出る必要

  　啓示の書は大いなるバビロンが神の民の血に酔うことを預言しています。(啓示17:6;18:24)どうしたらこの事態ができるだけ自分に生じないようにすることができますか。 

(1)南の王の領土にいる神の民はそこから早急に出る必要がある 

　クリスチャンは、大いなるバビロンから出る幾つかの理由があります。聖書の預言は成就していくことになり、北の王が南の王に対して総攻撃を加える時が訪れるでしょう。わたしはこれが早くそうなるように求めているわけではなく、できるだけそういうことが起きないように努力を払いますが、そうなっていくでしょう。(啓示7:1-3) 

　そのため、そのような時が起きる前に南の王の領土、つまり、大いなるバビロンに住んでいる神の民はそこから出て行くように勧められています。(啓示18:4)自国を出るというのは、とても、難しいことだと思います。米国人は、自国に対する強い愛を抱いている筈なのでなおのことです。 

　しかし、聖書は、大娼婦が神の民を攻撃することを予告しています。聖書はバビロンが「自分の民を殺した」ことを述べています。(イザヤ14:20)バビロンはとても強権的な国で、政治支配者に対する崇拝を求めました。バビロンを設立したニムロデが殺人的であったように、バビロンの王が殺人的で、自分の民をも殺したということは理解できます。 

古代バビロンは昔のニムロデのような精神を示し自国の国民を殺害した大いなるバビロンでクリスチャンに対する迫害と流血が生じることが予期できる　大いなるバビロンは、自国崇拝、いわゆる国家主義がとても強い国なので、自国に対する崇拝を拒絶するクリスチャンやその他の政府の意見に合わない人々を殺害する可能性は理解できます。　しかしながら、大いなるバビロンのみならず、今日の独裁者が支配する諸国家で、指導者の意見に合わない人が殺害されるということは良く起きています。ですから、大いなるバビロンの中で、自国のクリスチャンに対する迫害が生じることになると思います。 

多くの国で独裁者が自分の都合に合わない国民を殺害することが起きているバビロンに同じことが起きる可能性がある 

　

　つまり、自国に対する崇拝を拒否し、剣をとって戦わないクリスチャンが迫害して処刑されるという事態が生じることが考えられます。それは、とりわけ、北の王によって南の王が総攻撃を加えるような国際情勢になるととりわけ、南の王は自国の国民の非常に多くを兵士として徴兵することが考えられます。さらに、南の王が敗北し、再び経済的に復興する時に、さらに国家主義は強くなっていくでしょう。 

　そのような時に、米国に居住しているクリスチャンは危険な立場になる可能性が高いと思います。 

　さらに、最後まで南の王の土地にとどまる神の律法に忠実な「七千人」が殺されてしまうことを預言しているようです。(啓示11:13)これは、大患難が起こる前の大いなるバビロンの中での内戦に神に忠実な人が巻き込まれることを意味するのではないかと思います。そのために、大患難が生じることになります。ですから、そのような事態が発展する前に、大いなるバビロンから出るのが賢明だと思います。

  

危機的な状況になる前に大いなるバビロンから出るのが賢明

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