啓示2・3章-さまざまな特徴を持つキリスト教のグループとその将来

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 啓示2・3章には、キリストがヨハネに命じて、アジア地区にある「七つの会衆」に手紙を書かせたことが記されています。その会衆は「主の日」に存在します。(啓示1:10)主の日とは、キリストの「臨在」の時で、キリストが天で「王権」を受けて天にいる時を意味していると考えます。(マタイ24:3,37。ルカ19:12,15)

(sevencongregations)

七つの会衆はわたしたちの時代のさまざまな特徴を持つクリスチャン会衆を表しています

 私自身は、まだキリストが天で王権を取られているとは考えてはいませんが、今は、キリストがいわば到着して戸をたたこうとしておられる時だと思います。(ルカ12:36)それで、キリストの追随者たちは、キリストが王になられる時を待って忠実に地上で神のご意志を行なわなければなりません。(ルカ12:37)啓示の七つの会衆はそうした時代以降の全世界のキリスト教の団体の霊的な状況を表していると考えます。

 七つの会衆の中には、フィラデルフィア会衆の人々がいます。(啓示3:8)私は、個人的にその七つの会衆の中で、フィラデルフィア会衆のようになるのが一番いいのではないかと思います。一番、良い結末を迎えます。

 キリストは、フィラデルフィア会衆に対して、「あなたの前に開かれた戸を置いた。」と言われます。(啓示3:8)開かれた戸に上るならば、「必ず起きること」を示される結果になります。(啓示4:1)フィラデルフィア会衆の人々は「少しの力」で、イエスの「言葉を守って」,イエスの「名に不実な者とは」なりませんでした。(啓示3:8)フィラデルフィア会衆の成員は、その報いを受けることになります。

フィラデルフィア会衆の人たちは聖書に忠実に従うように少しの力で努力をしてキリストから報いを受けます

フィラデルフィア会衆の人たちは聖書の預言を熱心に研究します

 そのため、神に忠実である限り、将来必ず起きることをキリストから示され続けることになるでしょう。そのその戸を誰も「閉じる」ことができないからです。(イザヤ22:22;46:10)

天に開かれるドアは将来の出来事を預言により理解できることを意味していますーキリストはいったん開けたドアを閉めません

 それで、それらの人々は、神の律法を守って神のご意志を行なうよう努力をし聖書の預言の研究に力を注いだたでしょう。

 しかし、聖書の研究だけをしていたのではありません。「静かに働いて,自分の労によって得る食物」を食べる努力をしたでしょう。(テサロニケ第二3:8,12)もちろん、パウロは何度も他の人から経済的援助を感謝して受けましたが、基本的に自分で働いて自活をする努力を払いました。(テサロニケ第一2:9)

 もし、そういう努力をしなければ、それは怠惰です。(箴言6:9-11。テサロニケ第二3:10)また、働かなければ、他の人の物を盗んで生活せざるを得なくなるかもしれません。

 忠実なフィラデルフィアのグループは将来に起きることを知ることになるので、他のグループよりも、賢く行動することになります。結果として、キリストは、そのグループが「人の住む地全体に臨む」「試みの時」から守るようにすると約束しています。(啓示3:10)

  「人の住む地」に臨もうとする事柄とは、大患難や食糧不足、軍事的な攻撃や捕らわれ、政権の移り変わりなどを意味しているでしょう。(ルカ21:20-26) 「試み」の時とは、神への従順が試みられる時で、誘惑や試練という意味もあります。(創世記22:1。歴代第二32:31)また、いわば芽を出した草が太陽に照らされて干上がるような影響を受ける時も意味するでしょう。(ルカ8:13)

 聖書の預言的な勧めに従順に従って行動すれば、そのグループには神からの保護と助けがあるでしょう。大患難などの前途の試練を生き残る結果になるでしょう。

 聖書の原則に忠実なクリスチャンのグループが迫害や患難を経験するのは事実です。第一次世界大戦中も第二次世界大戦中も、聖書の原則に従って殺人を避ける良心的兵役拒否者がいましたが、それらの人々の中には、処刑されたり収容所の中で死んでしまった人もいました。

 その中には、エホバの証人を初めとして、幾つかのキリスト教のグループがいました。しかし、かなりの人々は、おそらく神の助けのゆえに生き残りました。

 従来エホバの証人は聖書の律法や原則を守る努力をしています。私は、エホバの証人は、災害があった時、被害にあう人の人数の割合が一般の人よりいつも低いと感じてきました。エホバの証人は、人気がなく、反対も多いですが、不思議な事にそうした災いに生き残る人が多いと思います。やはり、窮地に立った時、エホバの証人はエホバの名を用いて神に助けを祈り求めるので、神から助けられる結果になるのだろうと考えます。(箴言18:10)

聖書に忠実な人の祈りは聞かれる可能性が高く神からの不思議な保護と助けを得るでしょう

 残念ながら、エホバの証人の会衆の中での児童の性的虐待が問題になっています。エホバの証人は神の律法に従う点で、生ぬるくなっているのではないかと思われるふしがあります。すると、エホバ神からの保護と助けが不十分なものになるでしょう。

 しかし、世界中のエホバの証人の会衆全体がそうであるというわけではありません。そして、エホバの証人が神に信仰を働かせて、神の律法に忠実に付き従う時に、エホバの証人は神からの保護と祝福を経験することになると思います。そして、私たちの罪を許すための備えであるキリストの犠牲もあります。

 しかしながら、私はエホバの証人の聖書の預言の解釈は、すべてが正しいとは考えてはいません。それでも、エホバ神はクリスチャンのご自分に対する信仰と従順に答えて下さるのではないかと思います。私は、自分が聖書の理解に関して他の人々よりかなり進んでいると思いますが、いずれにしても、聖書について完全に正確に理解できている人は世界にひとりもいません。そのため、エホバの証人の聖書の理解が完全でなくても、エホバ神は証人たちの祈りを聞かれるでしょう。

 しかし、残念ながら、エホバの証人は、現在の統治体の兄弟たちの解釈によっては、将来のことを知ることになるフィラデルフィア会衆の特徴を完全に持っているとは言えません。そのために、エホバの証人の預言の解釈の間違いは、将来は、エホバの証人に致命的な結果をもたらことになる可能性があると思います。つまり、聖書が預言してきた災いに巻き込まれて命を落とす人が多くなる可能性があります。

 エホバの証人がそのようになる理由は、証人たちが、聖書の正確な知識を退けたためです。救われるために「正確な知識」が必要です。(テモテ第一2:4)聖書には「正確な知識」を退けるならば、神の律法を退けることにつながっていくと述べています。(ローマ1:28)エホバの証人は、聖書の正確な知識を探求するように努力を払っています。しかし、その努力は十分ではありません。

  また、聖書やエホバ神ご自身の代わりにエホバの証人の統治体の兄弟たちの教えに盲従することが強調され過ぎることは、偶像崇拝につながるでしょう。(使徒5:29。啓示19:10;22:9)

 さらに、啓示の書では、一部の神の僕が迫害によって、命を落とすクリスチャンがいることを認めていますが、それらのクリスチャンも究極的には、悪い結果になるわけではありません。七つの会衆には、神の律法に忠実に偶像崇拝を避けて殉教したり、投獄されたりするスミルナ会衆やペルガモン会衆の成員がいます。(啓示2:10,13)それで、神に対する忠実さのゆえに命を失うクリスチャンも確かに存在するでしょう。

 しかし、それらの人々の神に対する忠実さは、神に覚えられています。死に至るまで忠実なスミルナ会衆の成員は「命の冠」を与えられるということになります。(啓示2:10)また、忠実なペルガモン会衆の成員は、「白い小石」と「新しい名」を与えられます。(啓示2:17)それらの人々は、神から無罪とみなされ天に「新しいエルサレムの名」が与えられ、天に不滅の霊者として復活させられることになります。(啓示3:12)

ステファノは迫害のために命を失いましたが神の王国の成員として復活します

 また、啓示の書では、不忠実になって神の律法に違反するクリスチャンたちが大患難の災いに巻き込まれることを予告されています。(啓示2:22)ですから、神に対する不忠実が最終的に良い結果をもたらしたり、クリスチャンに神からの保護をもたらすことは決してありません。

クリスチャンでもエホバ神以外の者を崇拝するなら神から是認されません

 テアテラ会衆には、女預言者イゼベルがいて、仲間のクリスチャンに偶像崇拝と淫行を勧めます。(啓示2:20)そのため、イエスはそれらの神の律法違反者が病気になるようにされると書かれています。(啓示2:22)

淫行と偶像崇拝を推進するクリスチャンはテアテラ会衆のかの女イゼベルと呼ばれています

 実際、淫行をする人、とりわけ同性愛者はエイズや性病などの病気に感染し、命を落とす可能性が高くなります。とりわけ、エイズは、その人の寿命を短くします。同性愛であることをカミングアウトして、20代や30代でエイズで命を落とすオリンピックのメダリストも少なくありません。

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同性愛や乱交などの淫行を行なう人はエイズに感染して早死にする可能性が高くなります

 そして、イエスはテアテラ会衆のクリスチャンを「大患難」に投げ込むと言われています。(啓示2:22)そうした、神の律法を守らない自称クリスチャンは、聖書に対して強い信仰を抱いていません。クリスチャンであっても進化論を信じているかもしれません。神の律法に違反するなら、いずれ神への信仰を投げ捨てるという結果になるでしょう。

 淫行や偶像崇拝を大目に見るという立場は、流血も大目に見るという立場につながります。そのために、クリスチャンであっても、諸国家が戦争に巻き込まれたら、自ら武器をとって国家のために戦うでしょう。すると、他の人の剣によって命を落とすことになります。(啓示2:22)

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クリスチャンが武器を取って戦うならばエホバ神を怒らせ剣で倒れることになります

An unidentified unit of U.S. 1st Cavalry Division troops withdraws southward on July 29, 1950, from No Gun Ri after killing large numbers of trapped South Korean refugees there.

流血に加わる現代のクリスチャンはイゼベルのようにみなされエホバ神の怒りを買います

A pile of bodies before cremation after a bombing raid on Dresden, 1945.

Bundesarchiv, Bild 183-08778-0001 / Hahn / CC-BY-SA 3.0

イゼベルのようなクリスチャンは大患難に投げ込まれることになります

 もちろん、自国のために戦わない良心的兵役拒否者の立場も、政治指導者たちにとってはおもしろくないと思います。しかし、北の王にしても、南の王にしても、人殺しや犯罪行為をしないクリスチャンに対してよりも、クリスチャンであると言いながら、殺人をするクリスチャンに対してより一層強い憤りを抱くと思います。とりわけ、敵国のために戦ったり、その軍事的な便宜を図ったりするならば、そうしたクリスチャンに対して、より強い怒りを感じるでしょう。

 それで、神に忠実なクリスチャンが迫害や憎しみの対象になるといっても、南の王にしても、北の王にしても、自分たちの側にはっきり敵対するグループに対してよりはっきりしたダメージをもたらそうとするでしょう。そのため、神の忠実なクリスチャンは、神の保護もあるので、忍耐することによって救われる結果になります。(マタイ10:22。ルカ21:17-19)

German Christian Field Service for German Soldiers during WWII,  95% of all Germans being Christians Bundesarchiv, Bild 146-2005-0193 / Henisch / CC-BY-SA 3.0

戦うクリスチャンに対して南の王も強い憤りを感じるでしょう

 例えば、第二次世界大戦が起きて七十年以上経っても、米国の人々も中国の人々も戦時中に日本人が行なった流血について覚えていて、強い反日感情を抱き続ける人々がいます。戦ったのがクリスチャンであったというのであれば、さらに憤りを感じるでしょう。

 そして、クリスチャンであると言いながら、神の律法に違反するということは、神の憤りをさらに引き起こします。その結果、自称クリスチャンが、流血を行なうならば、長期間にわたって北の王や南の王の攻撃の標的になると思います。ダニエル書に北の王の攻撃を受ける神の民の本拠地、すなわち、「飾りの地」もしくは、「飾りとなる所」があることが予告されています。(ダニエル8:9;11:41)

  これは、主に、神に忠実であったために攻撃を招くのではないでしょう。おそらくこれらの神の民がおおむね神の律法に不忠実であり、流血を行なったことに対して、王たちの憤りを引き起こしたからでしょう。また、山に逃げるようにというイエスの助言に従わなかったからでしょう。

 さらに、神の律法に違反しているクリスチャンは、聖書の預言に注意を払わず、聖書の預言を真剣に受け取ることをしないでしょう。自分たちの行動を非とする聖書の言葉を受け入れることができないでしょう。すると、それらのクリスチャンは、聖書の預言の賢明な助言に従うことをしないでしょう。そのため、北の王の攻撃によって命を失うでしょう。

 ですから、神に忠実なクリスチャンも命を失う可能性があるとは言え、割合としては、神の律法に不忠実なクリスチャンの死亡率の方が高くなるでしょう。そして、そして、キリストは、クリスチャンの心の状態や実情をよくご存知です。(啓示2:2,23)

天のキリストは七つのクリスチャン会衆の霊的な状況をよくご存知です

 キリストは、さまざまなキリスト教のグループにその行いにふさわしい結末が与えられるようにされます。キリストは、「あなた方一人一人にその行ないにしたがって与えよう。」と言われています。(啓示2:23)

 聖書は、最終的には、大患難を生き残って、永遠の命に導かれるクリスチャンの数がその数を数えられないほど多くなると述べています。(啓示7:9,14)聖書に忠実なクリスチャンは、神からの保護を受けるからです。そのために、全体としては、神を恐れる人にとって不信者や神の律法に違反するクリスチャンよりも結果が良いということになります。(伝道の書8:12)

啓示は大患難を生き残るエホバの崇拝者の数が数えきれないと予告しているので忠実なクリスチャンにとって結果は良くなります

 つまり、神に対して忠実なクリスチャンのグループは全体として、生存率が高いということになるでしょう。

 ですから、神とその基準を無視して生きる人々と、神に従って生きる人々を比べた場合、割合として、神に忠実な人の方が今のサタンの事物の体制でも、生き延びる可能性が高くなるということです。

 そして、神への忠実さのために命を失うクリスチャンには復活があるでしょう。それで、全体的に考えるとエホバ神に忠実なクリスチャンが最善の結果になります。聖書は、神に仕える生き方が何も問題がないとは言っていません。その生き方のメリット、デメリットを示して、自分で選択するように勧めています。(ルカ14:27,28)

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