今回は、放射能汚染地の除染を安価に行う方法について提案したいと思います。私は、光合成細菌産生物を汚染地にまくことは効果的で比較的に経済的な方法になるのではないかと思います。
あるいは、土壌中に光合成細菌が繁殖しやすい環境を整えることもひとつの方法になります。
(3)光合成菌産生物を土壌にまく
光合成細菌は、放射線エネルギーを消費して増え、放射能を減らします。さらに光合成細菌は、生物にとって有用な栄養になる物質を作り出します。光合成菌については書籍が出されており、ネットにもそれについて情報があります。
普通植物は、太陽光のエネルギーを用いて光合成を行います。光合成生物は光エネルギーを使って水と空気中の二酸化炭素から炭水化物を合成し、酸素を生じさせ大気中に放出します。
ところで、普通の植物の光合成に利用されている可視光線、紫外線は電磁波です。そして、X線・ガンマ線などの放射線も電磁波です。エホバは可視光線や紫外線を用いて生物にとって有用な食物を生産する植物を創造されました。そうであれば、神が同じ電磁波である放射線を利用して、光合成を行う微生物を創造しておられても不思議ではありません。
光合成細菌はマイクロ波や放射線を利用して光合成を行い、炭水化物、アミノ酸、タンパク質、抗酸化物質などの多様な物質も作り出すことができます。
ある光合成細菌のサイトによると、光合成細菌は、紅色細菌および紅色非硫黄細菌と言い、赤色をしています。
光合成細菌は赤色をしています
「光合成細菌」で放射能浄化!
光合成細菌が放射性物質を吸着して除去する
光合成細菌が働くと、放射能レベルが下がります。それで、光合成細菌を増やして汚染地に撒くことができると思います。微生物産生物は業者が製造したものを買うならば、高くつくかもしれませんが、自分で製造するならば比較的に安くでできるはずです。少なくとも、業者が備えるものを自分で増やすならば、安価で済むでしょう。
下記が光合成細菌産生物を自分で作る方法です。
これは、微生物資材をビジネスにしてきた微生物の専門家飯山一郎氏の方法です。光合成細菌を増殖させた漬物の作り方です。この漬物の汁が光合成細菌が豊富に含まれた液体になります。
使う材料の目安は・・・ ヨモギ葉:10kg 黒糖蜜:4kg(40%)(黒砂糖でもよい) 粗 塩:200g(黒糖蜜の5%) ニガリ:10cc(なくてもよい)
①早朝,ヨモギやハコベを摘む.
②摘んだ草に粗塩とニガリをふりながら,良く混ぜる.
③黒糖蜜を振りかけ,丁寧に良く混ぜる.
④粗塩を振りかけながら,やさしく丹念に良く混ぜる.
⑤混ぜ終わったら,草を大きな容器に入れ,平らにならし,重しを乗せ漬け物にする.
⑥新聞紙で覆って保管.1週間後漬け物汁を瓶詰めする.
乳酸菌や光合成細菌の「種菌」をとる作業風景
ヨモギと共にハコベ、茶葉,芋づる.葛づる,竹の子など爆発成長点を持つ植物の葉でもいいそうです。なぜこれらの植物がいいかというと、飯山氏によると、爆発的に成長する植物は、その時に微生物が働いており、光合成細菌がたくさん存在しているからです。
この漬物汁が種菌となります。後は、この種菌を培養して増やす必要があります。ネットには、化学薬品を入れて水量を増やして培養できるとあります。また、粉ミルク、カツオエキス、海藻エキス、クエン酸、コメのとぎ汁を足して培養できるとも述べられています。菌の餌になるものを入れて水を増やして太陽光に当てながらしばらく置くと培養できるようです。
飯山一郎氏は、すでにご自分の作った微生物資材で、放射能で汚染された地域の除染を行う仕事をされているのかもしれません。飯山一郎氏の連絡先090-3244-5829
合成細菌培養方法 -北海道・平取町の農家奮闘記– Yahoo!ブログ
しかし、光合成細菌は他にも多くの植物から得ることができるようです。下記のサイトには、イネわら、広葉樹の落ち葉、小麦ふすま、おから、廃糖蜜、米ぬかをこの順に積み重ねて、二週間発酵させたものを乾燥させると光合成細菌の培養物だという記載があります。結局堆肥です。
そうすると、重しを載せなくても、水分が少なくても光合成細菌は培養できるようです。また下記のサイトにはキチン、キトサンを加えると光合成細菌を大量に培養できると述べられています。このサイトには、光合成細菌を培養するさまざまな方法が説明されています。
もし、広葉樹の落ち葉で光合成細菌が培養できるのであれば、森の枯葉が落ちている所であれば、おそらくその上に糖蜜、米ぬか、小麦ふすま、おからなどをまいておけば、それで光合成細菌は不完全でも生成するでしょう。飯山一郎氏の方法からすると、それに、粗塩などをまぜてかきまぜた方がいいかもしれません。
そして光合成細菌を増やすなら、そこの土壌の放射線レベルはおそらく低くなるでしょう。
あるサイトによると、光合成細菌は、地球上至る所に存在しています。結局、ほとんどの植物から、光合成細菌を入手し、増やすことができるようです。そして、急速に成長する植物や栄養価の高い植物からは光合成細菌を多く得られるようです。
ですから、飯山一郎氏の方法のように、ヨモギや茶葉を材料にすることもできますが、イネワラ、広葉樹の落ち葉など、あらゆる植物を材料にして光合成細菌を増殖させることが可能のようです。ただし、できる光合成細菌の量が違ってくるのかもしれません。
微生物活用循環農法
しかし、自分で、光合成細菌を培養する場合の、問題点は、思うように光合成細菌が増えてくれなかったり、他の雑菌が増えたり、腐ったりして培養に失敗する場合があることです。それで、腐らないようにするための研究が必要です。
とりわけ、水分が多すぎたり、通気性が悪かったりすると、堆肥は腐敗することが多いという記載があります。また、失敗せずにできた堆肥が必ずしも、光合成細菌だけが多いかは分かりません。しかし、他の雑菌が混ざっていても、光合成細菌がある程度含まれていれば、放射能低減効果はあると思われます。
しかし、光合成細菌を大量培養して撒くという方法の方がより手間がかからないと思われます。
下記はLEOGREENFOODSという光合成細菌を培養する会社の連絡先です。インドの農家が光合成細菌を利用できるよう安価で光合成細菌を培養しているということです。
A-4 Rahul Society,North Main Road, Lane D, Koregaon Park, Pune 411001 (MH), India
Tel +91-20-30423268,Mobile +91-9890716139 E-mail: [email protected]:www.leofoods.net/en
レオグリーンはインドで仕事をしているので、光合成細菌産生物をこの会社から安価に入手できると思います。送料がかかると思いますが。
上記のサイトによると、種菌と菌の餌さえあれば光合成細菌の拡大培養は容易です。種菌に餌になる物と水を加え、太陽光を当てて、水温を30度から35度に保って10日ほど経てば、光合成細菌の培養ができ、赤色をした光合成細菌の液体を大量に作ることが可能であるということです。
そうすると、業者から種菌さえ入手すれば、透明な容器に種菌と菌の餌になる物を入れ水を増やして太陽光に当てていれば、光合成細菌は増えるでしょう。プラスチックなどできたら透明な容器の方が太陽光が当たります。でも、木材や金属の四角の容器でも開口部があって太陽光が当たればいいようです。
餌は、いろいろな物が使えるようです。糖蜜と限らなくてもいいようです。入手できる菌の餌を利用できます。業者の調合した化学物質、粉ミルク、カツオエキス、海藻エキス、クエン酸、コメのとぎ汁などを利用できます。あるいは米ぬか、オカラ、小麦ふすま、キチンキトサン(カニの殻)などでもおそらく増えるでしょう。なお、コメのとぎ汁の場合は、無農薬の自然栽培のコメがいいです。
飯山一郎氏は光合成細菌は、放射線を照射すれば拡大培養できると言われています。なぜなら、微生物にとって可視光線も放射線も同じエネルギー源だからです。しかし、放射線を当てれば、その過程で、携わった人が癌になる可能性があります。それで、人体に安全な餌で、微生物を増やす方がいいと思います。
飯山一郎氏が乳酸菌産生物も放射能土壌汚染に散布して効果があるとツィッターで言われています。乳酸菌はコメの一番とぎ汁をペットボトルに一週間常温で寝かせると増えるそうです。酸っぱいにおいがしたら成功で、臭かったら失敗です。先ほど引用したサイトでは、コメのとぎ汁でも光合成細菌が増殖すると述べられています。
米とぎ汁乳酸菌に黒糖3%と粗塩1%ニガリ少々をエサとして与えて乳酸菌液を拡大培養することができます。
乳酸菌を培養する(1)-[基礎編]米乳酸菌を培養してみた(とぎ汁培養液)
光合成細菌産生物を土壌に散布すれば、除染ができると思います。また、セミナーをして被災地の住民にも自分たちで作ってもらい自分が住んでいる土地に散布してもらったらいいと思います。とりわけ、微生物農業に詳しい人に講演してもらうと助けになると思います。
EM菌で、放射能汚染度を減らすことができるというきちんと科学的に測定した結果をEM研究機構が作っています。EM菌には多くの光合成細菌が含まれています。とりわけEM研究機構のEM3は光合成細菌が強化されています。残念ながら、EM資材の製造方法は、ネット上で検索しても分かりませんでした。
EM3は光合成細菌が強化されています
上記のEM研究機構の比嘉先生が2000年のベラルーシの実験終了後、興味深い所見を述べておられます。
「放射能汚染地域でEMを徹底して使うと、放射性物質は作物に吸収されず、同時に、作物はEMによって、土中の放射線を太陽光と同じように、エネルギー源としても使えるようになるため収量も増えるはずだ」。
確かに光合成細菌は、放射線を利用して増殖し作物の栄養になる物を生産するので、放射線汚染がひどい所では、光合成細菌が働いて作物の収量がかえって多くなる可能性があります。
確かにベラルーシの立ち入り禁止地区の小麦は品種が違うくらいに良く育っていたそうです。また、福島でも、日照不足だった年に、EM菌を使った農家では、最良のモモができたそうです。同じことがキュウリやトマト、軟弱野菜でも起こったそうです。それで、EMもしくは光合成細菌を使用するなら、放射能汚染地域は多収量を期待できるかもしれません。
微生物による土壌の浄化
それで、私は、人工的に大量に雨を降らせること、ヨモギなどの雑草を土地にはびこらせること、また、光合成細菌産生物を自分で作って汚染地に撒くこと、有効微生物が増殖する環境を整えることによってより安価で除染ができると思います。
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