第三のみ使いがラッパを吹くと、ともしびのように燃える大きな星が天から落ちました。(啓示8:10)その星は苦よもぎと呼ばれていました。(啓示8:11)今回はここの部分のとりわけ前半を取り扱ってみます。
私は、「啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(11)新・大きな星は川と水のわき出るところに落ち水がにがよもぎに変わる」という記事を変更します。
このことについては、この大きな星がイスラム教の会衆ではないかということを論じた記事をすでに出しました。「啓示8・9章-七人のみ使いが第一から第六のラッパを吹く(14)新・第三のみ使いのラッパの後に天から落ちる大きな星の実体を再考する」という記事です。でも、このシリーズで第二のみ使いがラッパを吹いたところまで扱ってきたので、順番なので、もう一回出します。
(1)イスラム教を大きな星と呼べる理由
この啓示8章1節の部分は、基本的に、第二回目の北の王の総攻撃が失敗する事、そして、それがその教えにどのように影響するかを預言したものではないかと思います。
星は、啓示の書の中で、イエス・キリストを認めると自称する会衆、もしくは教会を意味しています。(啓示1:20)そして、イスラム教は、そのコーラン、すなわちクルアーンの中でイエスにも言及しています。イスラム教では、イエスはイーサーと呼ばれています。しかし、神の子ではなく、イスラム教の預言者のひとりとして認めています。
そして、イスラム教の神はアラーと呼ばれる万物の創造者で、クルアーンは聖書も聖典として認めています。ですから、イスラム教徒たちもイエスから見ると七つの会衆である星のひとつ、つまり、真の神を崇拝するイエスのひとつの会衆の使いたちとみなせるのではないかと思います。
そして、イスラム教の会衆を、「大きな星」という事ができます。なぜなら、イスラム教徒は、異論はありますが、16億人の信徒があると推定されていて、キリスト教に次いで世界で2番目に多くの信者を持つ宗教だからです。
西アジア・北アフリカ・中央アジア・南アジア・東南アジアが最もイスラム教徒の多い地域とされます。特にイスラム教圏の伝統的な中心である西アジア・中東諸国では国民の大多数がイスラム教徒です。
(2)ともしびのように燃える大きな星
この天から落ちる星は、特徴のある星です。ともしびのように燃える大きな星です。この星が「ともしびのように燃えて」いるとは、ペテロ第一の手紙によると、人々が、「心の中でそれに注意を払って」いることを示しています。(ペテロ第二1:19。啓示8:10)
ともしびのように燃える大きな星が地に落ちます
また、人々はそのともしびの光の中でしばし歓んでいたかもしれません。(ヨハネ5:35)
ところで、北の王は、第一回目の南の王に対する総攻撃に成功する時に、世の人々の注目と称賛の的になっているのではないかと思います。ダニエルの預言の中では、北の王が、「自分を高め、自分を大いなるものとしてあらゆる神の上に高める」、また「すべての者に勝って自分を大いなるものとする」ことが預言されています。(ダニエル11:36,37)
北の王はすべての神すべての者に勝って自らを高めることが預言されている
ともしびのように人々の注目を集めることになる
また、北の王は、「糾弾がなし終えられるまでは必ず成功を収める」ことも預言されています。(ダニエル11:36)ですから、北の王を中心としたイスラム教の会衆を表わす星が、ともしびのように燃えて、人々の注意と関心の的になっていると考えるのは、妥当な事ではないかと思います。
(3)大きな星が天から落ちる
ともしびのように燃える大きな星が天から落ちるとは何を意味するのでしょうか。(啓示8:10)
イザヤ14章には、バビロンの王を表わす大きな星が落ちることが述べられています。(イザヤ14:12)この大きな星が落ちるとは、「諸国の民を無力にさせていた」バビロンが、「地に切り倒される」こと、「シェオルに,坑の最果てに下ろされる」ことを意味しています。 (イザヤ14:12,15)
それで、バビロンという星が天から落ちるとは、バビロンが、倒壊と滅びを被ること、命を失ってしまう事を意味していました。それで、ともしびのように燃えている大きな星が天から落ちるとは、人々の注目を集めているひとつの宗教グループが倒壊と滅びを被ること、その成員の多くが命を失ってしまう事を意味しています。
大きな星が落ちるとは北の王の率いる会衆が倒壊と死を経験することを予告しているのではないか
北の王が二度目の南の王に対する攻撃で敗北する時に、北の王の軍勢は多くの人員を失うことになっています。(ダニエル11:29,30)ですから、その時、ともしびのように燃える星が地に落ちるとみなせるのではないかと思います。
それで、イスラム教の会衆が倒壊と死を経験することは、そのことも神の是認を得ていないことを示しています。それで、将来イスラム教の人々は、自らの宗教が神に是認されているかどうかを再吟味しなければならない時が来るでしょう。でも、今、それをするのが賢明なことです。
しかしながら、この解釈は、第二のみ使いがラッパを吹くと、火で燃える大きな山が海に投げ込まれて海の三分の一が血になるということと、第三のみ使いがラッパを吹くと、ともしびのように燃える星が地に落ちるということを、両方とも、第二回目の北による南への攻撃の失敗に言及しているということになります。これは、重複しているのではないでしょうか。
しかし、第三のみ使いがラッパを吹いた後に述べられていることは、とりわけ、北が南への攻撃に失敗した後に、そのことがイスラム世界の教えに与える影響に注目しているのではないかと思います。
次回は、イスラム教という宗教がどのような宗教なのか、わたしたちの多くはあまりよく知らないので、その点を調べて説明したいと思います。
He is a cross pendant.
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