2019年主の記念式シリーズ(4-2)女と女の子孫とは誰を表していたか【新共同訳・回復訳】

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 創世記のエデンでの反逆の後に語られた女が何を意味しているかを考えてみましょう。そのために、新約聖書のガラテア書に出てくる二人の女とその子供の実体を考えてみることは助けになります。

(1)パウロは新しい契約に入っていた組織サラまた上なるエルサレムを母と呼んだ 

 さらに、新約聖書にもいくつか比ゆ的な「女」とその子供という表現が出てきます。(ガラテア4:24回復訳)パウロはアブラハムの正妻サラとめかけのハガルが「二つの契約」を表していると述べました。ガラテア4章でパウロはこう述べています。 

アブラハムのふたりの妻サラとハガルは二つの契約を表している 

 

 「これらの女は二つの契約です。一人はシナイ山から出て奴隷の身分へと子供を産んだハガルです。さて、このハガルは、アラビヤにあるシナイ山であり、今のエルサレムに当たります.なぜなら、彼女はその子供と共に、奴隷の身分にあるからです。ところが、上なるエルサレムは自由であり、それはわたしたちの母です.」(ガラテア4:24-26回復訳)

 

 この「二つの契約」とは何でしょうか。それは、古い契約と「新しい契約」を意味します。古い契約とは、シナイ山で結ばれたモーセの律法契約であって、後に、「新しい契約」と取って代わられました。(ヘブル8:8,9,13;9:15回復訳) 

 ですから、ハガルとは、神とシナイ山でモーセの律法契約に入った「エルサレム」を首都とする肉のイスラエル国家を表しています。 

アブラハムの奴隷女ハガルは・・・

シナイ山のふもとで結ばれた・・・ 

古い契約であるモーセの律法契約のもとにあつた・・・

 

Dennis Jarvis

エルサレムを首都とした肉のイスラエル国民を表していた

 

 もうひとつの契約とは「新しい契約」です。新しい契約はイエス・キリストを「仲保者」としています。新しい契約とは、エホバ神と王国に入る希望を持つクリスチャンの間で結ばれる契約です。(ヘブル9:15回復訳) 

新しい契約はイエス・キリストを仲保者として神と神の王国に入る弟子たちの間で結ばれた

 

  ルカ22章によると、イエスはご自分の血により「新しい契約」が立てられると言われて表象物にあずかる儀式を制定されました。(ルカ22:20回復訳)その後、表象物にあずかった弟子たちに対して、「わたしの父がわたしに与えられたように、わたしは王国をあなたがたに与える」と言われました。(ルカ22:29回復訳) 

  ですから、サラとは、エホバ神とイエスの血により立てられた新しい契約に基づいて神の王国に入る希望を持つクリスチャン全体を表しています。 

 

サラは新しい契約を表していた

 

 ここでも、パウロはサラを自分の母だと述べて、自分が女の子供であると述べています。(ガラテア4:24-26回復訳)ですから、「上なるエルサレム」とは、新しい契約に入っている神の王国に入る希望を持つクリスチャンの組織全体を表していますが、その成員であるパウロはその女の子供です。 

サラは神の王国に入る希望を持つクリスチャンたちでなる上なるエルサレムを表していた

 

パウロは新しい契約に入っているクリスチャンなので上なるエルサレムの成員であり子供

 

 ですから、聖書の中では、神と契約関係にある国家あるいは組織を「女」とみなすことがあります。その国家もしくは組織の成員をその「母」である国家もしくは組織の「子供」という表現の仕方をします。 

 ですから、こうした聖書中の言葉の用い方からすると、エホバの証人が、「上なるエルサレム」を神のみ使いたちの組織と解釈するのは間違っていると思います。エホバ神は、み使いたちの組織よりも、地上にいる神の王国に入る希望を持つキリストに従うクリスチャンたちに注目されていると思います。 

 それで、創世記3章15節の「女」は最終的に、神の国の希望を持つクリスチャンの組織を表していて、そのクリスチャンの組織の個々の成員は、その「女の子孫」あるいは女の子供と解釈できると思います。そのような解釈の方が、聖書の物事の表現の仕方と調和しています。 

創世記の預言の中の女と子供は新しい契約に入っている上なるエルサレムとその成員を表す

 

(5)新しい契約をキリストが成立させてくださったことを思い起こす主の記念式 

 ですから、エホバ神は最初にエデンの園で反逆があった直後に、神の天の政府を作って、その天の政府が悪魔の頭を打ち砕くことを予定されたと言えます。しかし、その女の組織の主要な方であるイエスは、贖いの犠牲を捧げることによって、かかとを砕かれました。 

  でもイエスはその贖いの犠牲によって「新しい契約」を成立させられました。新しい契約に基づいて、罪ある人間が神の王国に入って神の王国が完成し、将来悪魔サタンがもたらした惨禍を無に帰させることになります。 

 4月19日(金)は、今年2019年の年に一度の過ぎ越しです。ですから、イエスがご自分について「記念」するようにと命じられた日になります。(一コリ11:24,25回復訳)その日の晩に、神の王国に入る希望を持つクリスチャンたちは無酵母パンとぶどう酒にあずかることにより、イエスが贖いの犠牲によって「新しい契約」を成立させてくださったことを思い起こしましょう。(ルカ22:20回復訳) 

神の王国の希望を持つクリスチャンはパンとぶどう酒にあずかってイエスが成立された新しい契約を思い起こしましょう

 

「回復訳」は、JGW日本福音書房より発行されています

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