ニサン14日-イエスにとって最も重要な日(4)

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

ニサン14日-イエスにとって最も重要な日(4)

 

 ニサン14日-イエスにとって最も重要な日(1)からニサン14日-イエスにとって最も重要な日(2)ニサン14日-イエスにとって最も重要な日(3)のシリーズで、ニサン14日の記念式の制定から、イエスが支配者の前で、贖いの犠牲を捧げられるように行動されたところまでを考察しました。   今回は、イエスが苦しみの杭の上で最後の死に至るまで、信仰と忠誠を守り続けられたことを考察しましょう。 

(1)イエスはひとりの悪行者が信仰を持つよう助け最後まで信仰と希望を保ち続けた 

 イエスが杭にかけられるため、手の甲と足の甲にくぎを打ち込まれた時、イエスは激痛を感じられたに違いありません。イエスは地上で息を引き取られるまで激痛を忍ばなければなりませんでした。イエスは麻薬の類を拒否されたのです。(マルコ15:23)しかし、イエスは杭の上での苦しみの中で、一人の悪行者が信仰を持つように助けられました。 

 イエスの両側に盗人が杭にかけられていました。(マタイ27:38)ふたりとも、最初はイエスをののしっていました。(マタイ27:44)でも、一人の悪行者は、自分たちの周囲にいる群衆の話をイエスと同じような苦しみの下で聞いたに違いありません。 

 群衆の中からは、イエスをあしざまに言う声もありました。(マタイ27:39,40)しかし、イエスのいやしを経験していた人々などは、イエスへの感謝と、イエスが神の子であるという信仰のゆえに、このような事態になったことに対して嘆きの声を上げる人々がいたに違いありません。また、中には、イエスが何度も、杭につけられて死ぬことになっているという予告をされていたことを語った弟子たちもいたでしょう。(マタイ20:18,19;26:2,12,18) 

イエスの両隣の悪行者たちは周囲の群衆の話から影響を受けたよう 

 当時、テレビもラジオもありませんでしたが、代わりに人々は日々の出来事をよく話し合っていたでしょう。イエスの奇跡は人々の注目を免れなかったに違いありません。それで、この悪行者は、以前イエスの話について他の人々から聞いていたことでしょう。そして、イエスが預言された救い主であり、イエスが死ぬことが預言されていて、イエスご自身がご自分の死を予告していたことを聞いたかもしれません。 

   その悪行者は、そのことを思い出し、杭の周囲の群衆が語ることを聞いて、考えが変わっていったようです。(ルカ23:40,41)それで、その悪行者は杭の上で、イエスに信仰を抱き始めていました。それは、驚くべき進展でした。その悪行者は、「イエスよ。あなたがご自分の王国に入られる時には、わたしのことを思い出してください。」とイエスに語りかけました。(ルカ23:42) 

 この悪行者のイエスが将来の神の王国の王であるという信仰の言葉を聞いて、イエスは大変喜ばれたに違いありません。それで、イエスはその悪行者に、「あなたはわたしと共に、パラダイスにいるでしょう」と言われました。(ルカ23:43)実際悪行者は、まもなく杭の上で死ぬことになっていましたが、イエスの言葉によると、その悪行者はパラダイスで目を覚ますことになりました。 

イエスは隣の悪行者にパラダイスに復活する約束をされた  イエスは杭の上で地上のパラダイスの希望を心に描いておられた 

 「杭に掛けられるのは神にのろわれた者」という言葉があります。(申命記21:23。ガラテア3:13)ですから、杭にかけられていた悪行者は、神にのろわれた者なのですから、復活の希望がなかったかもしれません。(マタイ25:41) 

 しかし少なくとも一人の悪行者は死の間際に信仰を抱き始めていました。それで、このイエスに信仰を抱いた悪行者は復活するという保証が与えられました。そして、この悪行者がパラダイスに復活することができるのもイエスが間もなく忠誠のうちに亡くなり、人間の代わりにのろわれた者となってご自分の人間としての完全な命をエホバに捧げられるので可能になるのです。(ガラテア3:13) 

 イエスは最後に至るまで神に忠誠を保ち、首尾よく贖いの犠牲を捧げることに成功されたので、将来人類に命を与える結果になることを考えて喜びを買い取られました。イエスに関して、「自分の前に置かれた喜びのために,恥を物とも思わず苦しみの杭に耐え」られたことが記されています。(ヘブライ12:2) 

  また、イエスがパラダイスに言及されたことは、イエスご自身が首尾よく、贖いの犠牲を捧げることに成功されたということに確信を抱いておられたことを示しています。また、イエスは、杭の上で、将来ご自分が王として支配を行なう事になり、地上がパラダイスになるという聖書の約束を心に描いておられました。 

 ですから、イエスは地上での死に至るまで、エホバとその約束に対する信仰を抱き続けていましたし、また、最後まで、神に忠誠でした。 

(2)イエスの地上での最後の死に至るまでエホバの是認がイエスの上にあった 

 イエスが息を引き取られたのは、午後三時頃でした。(ルカ23:44)その時、神殿の垂れ幕が上から下まで、真っ二つに避けました。(ルカ23:45)これは、み使いがしたのではないかと思われますが、エホバ神の怒りを表わしていたでしょう。 

 このことは、モーセの律法下での神殿をエホバがもはや受け入れておられないことを示していたと考えられます。ゆえに、エルサレムは神から見捨てられ、西暦七十年にローマ軍の攻撃を受けて、滅ぼされる結果になりました。(マタイ23:37,38) 

 イエスは、確かに神の子であり、エホバはイエスの地上の生涯の出来事と協同してさまざまな奇跡やしるしを行なわれました。(ヘブライ2:4。ローマ8:28)このことは、同時にエホバ神が死に至るまでみ子を完全に是認され、受け入れておられたことも示しています。 

 イエスにとってニサン14日は地上の生涯の中で一番重要な日であり、イエスは最後までご自分のみ父に対する信仰と忠誠を守られました。ゆえに、イエスは復活した後に、ご自分の完全な人間としての犠牲をエホバ神に捧げることができました。(ヘブライ10:12)  

 イエスの死の記念式に出席して、イエスが捧げられた贖いの犠牲に感謝を表明しましょう。今年出席できなかった人は、来年計画しましょう。また、神の王国に入るという希望を抱いている人で今年の記念式に出席できなかった人は、一か月後に自分で記念式を挙行してエホバに忠誠を保つこともできます。【関連する記事】ニサン14日-イエスにとって最も重要な日(1)ニサン14日-イエスにとって最も重要な日(2)ニサン14日-イエスにとって最も重要な日(3)ニサン14日-イエスにとって最も重要な日(4)

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