聖書は結婚生活における金銭の扱い方のことで特定して述べていませんが、夫と妻の微妙な関係については、結婚生活のあらゆる面の根本的な原則について触れています。つまり、主イエスが、エペソ人への手紙5：22－33とコロサイ人への手紙3：18－19を通して教えておられる原則は、夫と妻の関係のすべての面を述べています。 これは夫婦感の精神的な調和はすべての面において、それぞれの伴侶が、神との関係にどれほど親密であるかに直接影響されます。 どの人間関係においても、そのつながりによって喜び、又は苦しみが生じますが、これらの原則は各伴侶がいかに主に従って歩む選択をしているか否かに影響されます。配偶者はそれぞれ、結婚生活に長所と短所を携えて入ります。これらのまちまちの個性を二人が実行可能な関係にかたち作るには、

既婚者の不倫、又は不貞は、伴侶が結婚相手以外と性的関係を持つ時に起こります。 ほとんどの人が既婚者の不倫は良くないことだと理解しています。多くの調査は、アメリカ人、クリスチャンであってもなくても、90パーセント以上の人が不倫はいけないことだと信じていることを現わしています。しかしながら、統計的に言えば、30から50パーセントのアメリカ人が伴侶を裏切って不倫をするでしょう。 人々が姦淫を犯す理由はいくつかありますが、大多数の場合、感情的に結ばれている必要 があるからです。人間は好かれたい、必要とされたい、理解されたいという深い必要があります。 理想的には、この必要は結婚関係から満たされます。もし必要が満たされない時、伴侶は感情的に（肉体的に）に密接に関係することを他の所で見つけようとするかもし

堕落した人間の性質のせいで、夫婦間の対立は厳しい現状です。キリストの信者でさえも同じです。愛情ある伝達は誰にとっても自然にも簡単にもできるものではありません。.未信者にとって対立の解決策を見つけるのは困難です。なぜなら、キリストなしに人間には自己中心でない愛を持つ能力はないからです。（エペソ4：22－32）しかしながら、クリスチャンには、人間関係に関する命令がある聖書があります。 聖書的な関係の原則を適用すると、夫婦関係の対立を最も効果的に扱うことができます。関係において、特に夫婦関係の対立を解決する最も重要な原則はキリストが私たちを愛して下さって（ヨハネ13：34）私たちのためにご自分を捧げて下さったように、互いに愛し合うことです。エペソ5：21－6：4は家族内の関係を述べています。私た

敬虔な夫になるには？と問う時、認識すべき第一の真理の一つは、生まれつき敬虔な人はいないということです。男でも女でも自分の力で神が望まれるようになることはできません。 それで敬虔な夫、又は妻になるにはまず自分の人生をイエスキリストを主としてゆだねることが要求されます。〝敬虔“であることは神との関係をもっていなくてはならないという意味です。神の霊が私たちの内に住んでおられると、神の霊は私たちが敬虔な生き方をする力を下さいます。（ガラテヤ2：20；テトス2：12）.ピリピ2：3－4は、結婚も含めてすべての敬虔な関係をする基礎を教えています。「 何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。」結婚

聖書は夫婦がどれだけ頻繁にセックスをすべきかは言ってません。ただ、確かにセックスを控えるのは、合意でだけで控えるべきだと教えています。1コリント7：5は、「 互いの権利を奪ってはいけません。ただし、祈りに専心するために、合意の上でしばらく離れていて、また再び一緒になるというのなら構いません。あなた方が自制力を欠くとき、サタンの誘惑にかからないためです。」と言っています。それで、どれだけ頻繁にセックスをべきかということの〝規則”は、合意の上でということになります。”規則”はセックスを控えることも合意の上で、しかし合意の上であっても、それはしばらくの間（短期間）だけであるべきです。セックスは同意しないで控えることも要求するべきでもいけません。もし一人の伴侶がセックスをしたくない時、片方は控えるこ

”例外の条項”とは、イエスがマタイ5：32と19：9で、”不貞以外の理由で”と言われたことばです。離婚後の再婚が姦淫だと考えられることに〝例外“を与えています。 間値5：32は「しかし、わたしはあなた方に言います。誰であっても、不貞以外の理由で妻を離別する者は、妻に姦淫を犯させるのです。また、誰でも、離別された女と結婚すれば、姦淫を犯すのです。」と言っています。同じくマタイ19：9には、「まことに、あなた方に告げます。誰でも、不貞のためではなくて、その妻を離別し、別の女を妻にする者は姦淫を犯すのです。」とあります。それで、”不貞”とは厳密には何なのでしょう？ なぜそれが、イエスの言葉、離婚後の再婚は姦淫であるということの例外になるのでしょう？マタイ5：32と19：9の意味ははっきりしています

マラキ書2：16は、神が離婚についてどう思っておられるかを教えている頻繁に引用される聖句です。「 わたしは離婚を憎む」とイスラエルの神、主は仰せられる。しかしこの箇所はそれ以上のことを言っています。13節に戻ると、「あなた方は、涙と、悲鳴と、根劇で主の祭壇をおおっている。主がもうささげ物を顧みず、あなた方の手から、それを喜んで受け取らないからだ。『なぜなのか』とあなた方は言う。それは主があなたとあなたの若い時の妻との証人であり、あなたがその妻を裏切ったからだ。彼女はあなたの伴侶であり、あなたの契約の妻であるのに。神は人を一体に造られたのではないか。彼には、霊の残りがある。その一体の人は何を求めるのか。神の子孫ではないか。あなた方は、あなた方の霊に注意せよ。あなたの和かい時の妻を裏切ってはなら

地域教会、又はミニストリーに捧げる十一献金／献金額について夫婦の意見が合わない時争いが起こります。まず、新しい契約のももとにあるクリスチャンは十一献金、収入の10％ を捧げる義務は全くないということを理解することが重要です。神は旧約時代の経済にあるイスラエルに十一献金.を制定されました。 十一献金は律法が与えられる以前にも実行されていました。（創世記14：20） レビ記27：30は、民は十分の一の土地、種、果物の木を捧げるべきだと言っています。なぜならすべては主に属しているからです。申命記14：22でモーセは、民に神は、「あなたが種を蒔いて、畑から得るすべてぼ収穫の十分の一を必ず毎年捧げなければならない。」と言われたと言っています。 イスラエルの民は彼らのすべての増加量の十分の一を主に返さな

感情的不倫は、既婚者が、感情的な親密さと支えを、彼／彼女の伴侶以外の人と分かち合うときに起こります。自分の伴侶以外の人と感情的に親密になることは、結婚関係にひどい影響を与えることになります。；それに加えて、感情的な親密さはしばしば肉体的親密さに 発展し、破滅をもたらします。多くの人たちは感情的不倫の真剣さを否定しますが、しかし、そのような不倫は無害ではなく、結婚と家族を滅ぼすこともできます。結婚している人は伴侶と問題、気持ちや必要などについて互いに分かち合い、他の人と、何を誰と分かち合うことができるか境界線を決断するべきです。結婚以外に友人を持つことは健康ですが、感情的な必要を満たすために部外者に頼ることは誘惑になります。特に、伴侶が離れて多くの時間を過ごすとき。多くの時間を共に過ごす同労者

クリスチャンの妻はイエス．キリストを信じる人で優先順位を正しくしている既婚の女性です。彼女は敬虔を人生の焦点として選び、その焦点をすべての人間関係にもたらします、結婚も含めて。敬虔な妻は自分の一時的な幸福や楽しみよりも、神を喜ばせ、神に従うことの方がより重要だと決断しています。そして妻としての役割において必要ならば喜んでどんな犠牲を払ってもいいという準備があります。クリスチャンの妻になる第一の段階は、イエスを主として自分を明け渡すことです。唯一聖霊が私たちに力をつけてくださる時だけ、誰もが敬虔な人として生きることができます。（ガラテヤ2：20；テトス2：12）イエス．キリストを救い主として信仰を置くとき、（ヨハネ3：3）それは結婚式の日に似ています。人生の方向が全部変わりました。（2コリント

世界中で少なくとも17か国が同性者同士の結婚を法律で許可しています。社会的に結婚の定義は明らかに 変わってきています。しかし、結婚の定義をし直すことは政府の権利でしょうか？それとも結婚の定義はもっと高い権威によって既に決められているのでしょうか？創世記2章で神はアダム（最初の男）がひとりでいるのは良くないと宣言されました。すべての動物はそこにいましたが、アダムのパートナーにふさわしい相手は一人もいませんでした。 それで。神は特別な創造のわざをされて、女を造られました。2，3節後にで女は“彼の妻”と呼ばれています。（創世記2：25） エデンは神ご自身が定められた最初の結婚の場面でした。 創世記の著者は未来のすべての結婚が定義される標準を記録しています。「それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い

釣り合わぬくびき”と言う言葉は、２コリント６：１４から来ています。「不信者と、つり合わぬくびきを一緒につけてはいけません。正義と不法とに、どんなつながりがあるでしょう。光と暗やみとにどんな交わりがあるでしょう」別の約では、「不信者と結びついていてはいけません。」と言っています。くびきとは、二匹の牛と牛が引く荷をつなぐための木製の横木のことです。”つり合わぬ”くびきをしたチームは力の強い牛と弱い牛、又は背の高い牛と低い牛をくびきでつないだものです。 力の弱い牛、又は背の低い牛は、強い牛や背の高い牛よりも遅く歩き、背に乗せた荷が前進する代わりにぐるぐると円を描くだけになります。 牛が釣り合わないくびきで繋がれると、なすべき仕事ができなくなり、互いに一緒に働く代わりに、互いに反対の方向に進みます。

聖書はクリスチャンの夫に関して十分書いてあるのでそれに関しての本がいくつも書けるほどです。事実、この主題の本は数冊書かれています。この記事はその概略を述べます。クリスチャンの夫の最も明確な絵はエペソ5：15－33に出てきます。これはキリストにあるとは―つまり神と正しい関係にあるとは、どういう意味かについて、使徒パウロの応用の中心です。 パウロのクリスチャンの妻に対する訓戒は23節で始まって、夫の中に、キリストが愛する教会に対するような種類のリーダーであることを認めなくてはならないと説明しています。 2節あとに（25節）パウロは同じことを直接クリスチャンの夫に 言っています。それで、クリスチャンとしての夫の行動の模範はイエス．キリストご自身です。つまり、神はクリスチャンの夫に自分の妻を犠牲的

結婚関係を修復する必要には、多くの理由があるので、まず、聖書が述べている一般的な関係についての原則を見てから、次に、特に結婚関係について見てみましょう。スタートする所は、男性/女性と主イエス．キリストの間の関係です。新生したクリスチャンとして、他の人との関係の成功は、主イエスと私たちの個人的関係の質と直接相互関係があります。 罪又は精神的態度が神の見解と反対だったりして、私たちが主との交わりから外れていると、まずいつもの自分でなくなります。それがほかの人との関係にも影響して来ます。だから、神の見解に賛成し、神の赦しを受けて、主との関係を修復することから始めます。（１ヨハネ１：９） これはすべて、その人が新生によって主との個人的な関係にあるという前提によります。キリストにある永遠の命という賜物

旧約聖書のほとんど全書が、快楽のための熱情とセックスと言う課題に専念しています。ソロモンの雅歌は、結婚関係の性的快楽の意図が非常に詳細に描かれているので、比喩的寓話として少しひかえ目にしてあり、へブル人の男子は１２歳になる（その時大人の男子になる）までは読むことができませんでした。神は明らかに結婚においてのセックスを快楽のためと意図されました.。第１コリント７：２-５は結婚している者がセックスを絶つことのないようにということを言っています。「 しかし、不品行を避けるため、男はそれぞれ自分の妻を持ち、女もそれぞれ自分の夫を持ちなさい。夫は自分の妻に対して義務を果たし、同様に妻も自分の夫に対して義務を果たしなさい。妻は自分のからだに関する権利を持ってはおらず、それは夫のものです。同様に夫も自分の

結婚が神への奉仕の邪魔をするかもしれないということは１コリント７章でパウロが心配しています。それで、パウロは、独身者は、パウロのように独身のままでいるのが最善だと、述べています。しかし、彼は、〝情の燃えるようではない″独身生活をしていく力は誰にでも与えられた賜物ではない（７－９節）と理解していました。 ３２－３５節で、未婚の人は、思い煩わないで主に仕えることができる、なぜなら、伴侶を喜ばせることに気を使う必要がないからと言っています。 しかし、結婚していようがいまいが、私たちはキリストに仕えることに気を集中させるべきだとも言っています。（２８－３１節）しかし、イエスが独身者だけを召命されなくて―既婚者のペテロ（マタイ８：１４）さえも、三人の最も親しい弟子たちのうちの一人に選ばれた―と言う事実

この質問に答える前に、もう一度、「神は離婚を憎む」（マラキ２：１６）を思い出しましょう。離婚の後たいていの人が経験するの苦痛、混乱、いら立ちなどは確かに神が離婚を憎まれる理由の一部です。離聖書的に離婚よりももっと困難なのは、再婚についての問題です。 離婚する大多数の人は再婚するかまたは再婚を考えます。これについて聖書は何と言っているでしょうか？ マタイ１９：９は「まことにあなた方に告げます。だれでも、不貞のためでなくて、その妻を離別し、別の女を妻にする者は姦淫を犯すのです。」と言っています。マタイ５：３２もご覧ください。これらの箇所では、離婚の後再婚することは、不貞以外の場合は姦淫だと明らかに言っています。 この例外と言外の意味に関しては、以下の記事をお読みください。聖書は離婚と再婚について

不幸にも姦淫の罪に陥ったという経験を持つ多くのクリスチャンに取って、それを告白するか否かはジレンマです。世的な〝専門家”は、通常告白するともっとひどい害になるからと言って、何も言わないようにと勧めます。 そうすると問題は、当人の良心を押し殺して、告白がもたらすはずの関係の修復ができないようにしてしまうことです。ヤコブ５：１６は、「ですから、あなた方は互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。いやされるためです。」と言っています。 使徒パウロは賢明にも、「そのために、私はいつも、神の前にも人の前にも責められることのない良心を保つようにと、最善を尽くしています。」と言いました。（使徒伝２４：１６）姦淫は主に神に対しての罪ではありますが、聖書は私たちの体は自分の物ではなく、結婚している相手に属し

離婚について聖書が何と言っているかを議論するとき、マラキ２：１６の「『わたしは離婚を憎む』とイスラエルの神、主は仰せられる。」を頭に入れておくことが大事です。 聖書が離婚についてどんな可能な理由を挙げていてもどの場合でも神が離婚を望んでおられると言う意味ではありませなん。「～は離婚の理由になるか」と問うよりも、しばしば「～は赦し、又は修復とカウンセリングの理由になるだろうか」と問うべきです。 聖書は二つの明らかな理由を挙げています。（１）性的不品行（マタイ５：３２；１９：９）　　（２）未信者が伴侶を捨てたとき（１コリント７：１５）この二つの場合ですら、離婚は要求されず、勧められてもいません。性的不品行と伴侶の遺棄について言えることは、それが離婚の理由（許可）になるということです。告白、赦し、

クリスチャンの結婚とノンクリスチャンの結婚の主な違いはクリスチャンの結婚はキリストが結婚の中心であることです。二人の人がキリストにあって統一されると、結婚生活を通してよりキリストに似た者とされて成長することが彼らの目標になります。ノンクリスチャンも結婚に関する目標が多くあるかもしれませんが、キリストに似た者になることはその中に入っていません。。 と言ってもすべてのクリスチャンが、結婚したら、すぐにその目標に向かって働き始めると言うわけではありません。多くの若いクリスチャンは、実はそれが道標であることすら気づきませんが、彼らに宿っておられる聖霊が 働いて、二人を成長させる手助けをしてキリストに似た者になるという目標がますます明白になります。両人がよりキリストに似るようになることを個人的な目標