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連載 まだまだ花咲きまっせ おせいさん、介護街道爆進中 第11回 難ケース

俣木聖子一九四四年生まれ。大阪府堺市在住。二〇〇〇年に夫の泰三氏が介護支援事業会社「シャローム」を創業したことを機に、その運営に携わる。現在は同社副会長。 介護の仕事には多くの部門がある。それぞれに悩みもいろいろある。ケアマネージャー(ケアマネ)の仕事は、ご利用者の過去にも現在にも、これから先の生活の多くにも、かかわりを持つ。本人はもちろんのこと、その家族さんとのかかわりも大きなウエイトを占める。お正月にゆっくり一泊の旅に出たケアマネ。宿に着いた途端に携帯が鳴った。いやな予感がした。「犬塚さんの息子様から、すぐ連絡欲しいと電話があったんです。『お正月でケアマネージャーはお休みをいただいてます』と言ったら、えらい剣幕で『オカンの命がかかってるのに、正月休みも糞もあるか』と怖いんです。お電話して

360 時代を見る眼 私たちの賛美 コロナ禍を越えて〔1〕 試行錯誤しながら

日本同盟基督教会 多治見中央キリスト教会山本陽一郎 1967年、東京。日本武道館にみことばと賛美の歌声が響き渡っていました。ビリー・グラハム国際大会です。「わが身ののぞみは ただ主にかかれり、主イエスの外には よるべきかたなし。わがきみイエスこそ すくいの岩なれ、すくいの岩なれ」(讃美歌280番)。歌手による賛美と、数千人から成る聖歌隊の賛美がありました。その夜、一人の大学生が大会に参加していました。自らの罪と無力さに苦しんでいた青年にとって、説教とともに会場で聴いた賛美歌は大変まぶしいものでした。きよらかで力に満ちた神への歌でした。「これまでの生き方を転換し、もう一度新しい出発をしたい。イエスさまについて行こう。」その夜、彼は悔い改め、イエス・キリストを救い主として信じました。この青年が、

書評Books 傍観者であることをやめ

東京基督教大学 准教授 岩田三枝子『宗教と社会社会が宗教を規定するのか?宗教が社会を変えるのか?』渡辺聡 著四六判・定価2,090円(税込)いのちのことば社 本書の著者は牧師であり、宗教社会学者です。本書はまず、模範預言と使命預言の枠組みから、儒教やヒンドゥー教、仏教、日本の宗教などを示し、最後に古代ユダヤの社会倫理とキリスト教を提示して他宗教との違いを明らかにします。「カリテート(人道的愛)」をキーワードとして、旧約聖書の律法では、落ち穂拾い、ヨベルの年、逃れの町など、社会の弱者に対する配慮の言葉があちこちにちりばめられていることが語られます。そして、この隣人に対する愛の行為への促しはユダヤ教からキリスト教へと受け継がれていることを示し、聖書の神が、日々の生活の中で神を信じる者がいかに弱者

特集 キリスト教と科学 ~矛盾? 対立?~ 教会として「科学」と向き合うために 『DNAに刻まれた神の言語』解説文抜粋から

聖契神学校 校長  関野祐二遺伝学者、医師であり、長年米国国立衛生研究所(NIH)長官として労してきたフランシス・コリンズ氏の著作『DNAに刻まれた神の言語』(『ゲノムと聖書』〔二〇〇八年、NTT出版〕の新装改訂版)が、この春出版された。邦訳版の解説文から、日本の教会が今後、どのようにして「科学」と向き合っていくのかを考えてみたい。*   *のっけから私事で恐縮だが、筆者が高校時代の天文部つながりで教会という場所に初めて足を踏み入れたのは、大学入学直後の一九七八年四月だった。翌年二月に信仰告白、六月に受洗と進むわけだが、この頃、日本の福音派教会では三つの論争/運動が展開されていた。一つは聖書論(無誤性)論争、二つ目は聖霊論(第二の波)論争、そして三つ目が創造科学運動である。右も左もわからぬ新

神のことばに「安息する」神の愛の語りかけに耳をすませる

日本基督教団・頌栄教会 教会員/翻訳家  中嶋典子少し古い話になりますが、アメリカで、ある興味深いアンケート調査が行われました。「あなたがいちばん聞きたい言葉はなんですか?」と質問したところ、答えの三位は「ご飯よ!(Supper is ready!)」、二位が「ゆるしてあげる。(I will forgive you.)」、そして堂々の第一位は「あなたはとても大切。(I love you.)」(Max Lucado著『How Happiness Happens』より)。三位はちょっと意外ですが、二位と一位は納得の結果ですね。時代や住む場所、年齢、性別にかかわらず、私たちがいちばん聞きたいのはきっと、心からの「I love you」の一言なのです。ディボーションとはただシンプルに、「あなたはわた

「今」の言葉で届くアリがたい福音

日本福音キリスト教会連合・キリスト教たんぽぽ教会牧師 原 雅幸 『イエスの名言 それってありなの』水谷 潔 文パント大吉 絵B6判定価1,320円(税込)いのちのことば社 キリスト教界きってのインフルエンサー、恋愛、性、結婚について歯に衣着せぬ軽妙な語り口で切り込む水谷牧師による福音書のショートメッセージ集。クリスチャン新聞福音版の人気連載の単行本化。クリスチャンでも読み惑う、捻りと「突っ込みどころ」満載のイエス様発言を、伝道的なメッセージとしてあえて取り上げるところが水谷流。これを短い言葉でスパッと解説するのは見事としか言いようがなく、日々のSNS投稿、フォロワーとの対話が磨き上げた発信力のなせるわざ。イエス様自身が、聞き手の日常を取り上げて「届く」言葉で語ったように、水谷牧師も、私たちの

書評Books あなたを助けるために駆けつけてくださることを信じなさい

絵本作家 加藤潤子『あなたはひとりではないイエスの奇跡が私たちに語りかけるもの』マックス・ルケード 著中嶋典子 訳四六判・定価1,980円(税込)フォレストブックス今、“孤独”は合言葉のように蔓延しています。世界中で大人から子どもまで。私も孤独に沈みました。こんなにもひとりにされることが暗闇であるのかと……。あなたはひとりではない。この語りかけは今、多くの人の心に響いてくるのではないでしょうか? 本書の著者マックス・ルケードさんは繰り返し「あなたはひとりではない」と語っています。身近な方々の間に起こったことや、ご自身の体験をユーモラスに、そして正直に綴っています。どんな時も、ありのまま「今あなたが直面している困難のただ中にイエスをお迎えするのです」。「イエスは、私のこともあなたのことも、見過

特集 災害に教会はどう備えるか 「キリストさん」になるために 教会の備えと心構え

南輝・広江聖約キリスト教会 牧師 吉岡 創「友はどんなときにも愛するもの。兄弟は苦難を分け合うために生まれる。」(箴言一七・一七)五年前まで「晴れの国」岡山では、「災害が起こらない」と思っていました。近年大きな災害がなく、瀬戸内の温暖な気候がそんな錯覚を与えていたのでしょう。災害支援についても「岡山から支援に行く」ことだけを考えており、支援を受ける側になることを想定していませんでした。ですから、岡山を中心に教会形成を行ってきた聖約教団には、他の地域で起こった災害を支援する委員会はあったものの、いざ地元で災害が起こった時の対処法(例えば支援拠点の選定、ボランティアセンターの立ち上げ等)が欠落していました。そのため、二〇一八年の西日本豪雨発災当日、いち早く支援に動いた教会があったものの、教団とし

書評Books 森の仲間と一緒に希望の芽を探しに行こう!

日本基督教団・石神井教会会員 竹村典子 『親子で楽しむ ベッドタイム・ストーリー』小松原宏子 著吉田ようこ 絵A5判・定価1,650円(税込)フォレストブックスユニークな森で、たくさんの生き物が泣いたり、笑ったり、怒ったり、心配したりする様子を読み進めながら、読者は楽しく聖書のみことばに触れることができます。「あ、これは聖書のあのみことばのことだよね。」「あれあれ、聖書のどの箇所のことだっけ(汗)。」なんていうふうに。各章の題名から聖書のお話が想像できるものもあれば、できないものもあったり、想像できると思っても意外なストーリー展開で、「そうくるのか!」とハッとさせられたり。繰り返し読むとそのたびに新たな発見があり、いつの間にか自分もこの森の一員になってしまっているのです。十二の小さな物語で起

特集 困難の中でイースターを祝う 「いのちの現場」から 暗いからこそ、小さな星に気づく

めぐみ在宅クリニック 院長 小澤竹俊 苦しみの意味なぜ人は苦しむのでしょう? いのちに関わる医師として、いつも問いかけてきた難題です。まじめに働いてきた人が、人生半ばで末期がんと診断されることがあります。小さな子どもを残して逝かないといけない人がいます。今までの人生で共に暮らしてきた大切な家族と別れる悲しみや、不条理な思いから、怒りをぶつけられることがあります。「病気が治らないのは、先生、あなたがいけない。」「痛いのはいやですが、痛み止めは使わないでください。」「もう苦しいのはいやですから、早く楽に死なせてください。もう終わりにしたいのです。」なぜ人は苦しまないといけないのかと神に問うても、神は沈黙を守ったまま、見捨てられた想いになることがありました。医師として、いのちが限られた人と関わって

連載 グレーの中を泳ぐ 第十三回 グレーの美しさ

髙畠恵子救世軍神田小隊士官(牧師)。東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄附講座修了。一男三女の母。salvoがん哲学カフェ代表。趣味は刺し子。 死にたかった時も、がんになった時も、イエス様はそこにいた 霊的同伴を受けている中で何度も感じたのは、「不完全燃焼」でした。霊的に悩んでいることについて、同伴の時間内で答えが出ない、与えられない。努力してなんとか確保した貴重な時間なのに、もったいない、と思うことがありました。しかしやがて、霊的旅路を歩むとは、解決や答えを得て、すっきりするためのものではないことに気づきました。 両親の介護、子育て、自分の健康問題、任命責任が重くのしかかり、突発的なことだらけで、毎日が厄介で面倒くさくて時間のかかることばかりです。思っていたこととも願っていたことともちがう

ギリシア語で読む聖書 第2回 「愛する」ということ

杉山世民【プロフィール】林野キリストの教会(岡山県美作市)牧師。大阪聖書学院、シンシナティー神学校、アテネ大学に学ぶ。アメリカとギリシアへの留学経験が豊富で、英語とギリシア語に精通。新約聖書を原語のギリシア語で読むということは、かなりのエネルギーと努力が必要であることは言うまでもありません。本来、ヨハネやパウロは、日本語で新約聖書を書いたのではなく、ギリシア語で書いたのですから、その聖書記者の「息遣い」を感じるためには、どうしても彼らの言語そのものに触れる必要があります。私が、今から三十数年前、ギリシア国立アテネ大学で学びたいと思ったのも、ギリシア語という言語の持つ生活感を味わいながら、ギリシア語が使われている生活現場で学ぶためでした。例えば、新約聖書に何度となく出てくる「愛する(アガポー

355 時代を見る眼 「生まれてよかった」と思えるために〔1〕 虐待の連鎖

社会福祉法人 救世軍社会事業団吉田 有 こども家庭庁の報告によると、2022年の児童虐待通告件数は速報値で219,170件でした。また2021年度内に起こった虐待による児童の死亡事例は、心中による虐待死亡事例18件を含む68件で、これにより74人の幼い命が失われました。これはどこか遠い国の話ではなく、私たちが住む日本の今日の現実です。病気や虐待など、様々な理由で親と一緒に暮らすことができない子どもを社会で支える仕組みを「社会的養護」と言います。日本では現在、約42,000人の子どもが、「社会的養護」のもとで暮らしています。「社会的養護」には大きく分けて「家庭養育」と「施設養育」があります。「施設養育」は児童養護施設のように文字通り、施設で子どもの成長を支える仕組みで、社会的養護全体の約8割を

連載 リラ結成30年 いつまでも賛美をこの口に 第6回 土の器 佐々木めぐみ

LYRE(リラ)1993年に東京基督教大学の神学生たちによって結成された賛美グループ。卒業後、コンサート活動をしながら、6人のメンバーは各々のところへ遣わされ、主のみわざに励んでいる。 リラと共に三十年を過ごし、気づけば五十歳を迎えた私の人生は、自分で言うのもなんですが、波瀾万丈で、ドラマチックな要素に満ちています。北の田舎の牧師家庭で育ち、両親がほぼ開拓したような形で始まった教会での生活は、私にとって数多くの困難と直面することを意味していました。幼い頃から、耐えること、そして待つことの大切さを身につけましたが、それは同時に、苦しみや困難、痛みに直面すると、ただひたすら我慢する、逃避する以外に手段がないということを意味していました。そうした中で育った私は、いつしか体からのSOSを無視できなく

ここがヘンだよ、キリスト教!? 第七回「危険な」礼拝

徳田 信1978年、兵庫県生まれ。バプテスト教会での牧師職を経て、現在、フェリス女学院大学教員・大学チャプレン。日本キリスト教団正教師(教務教師)。 「今日もまた礼拝か。お昼は何にしよう。」そんな気持ちで日曜日の朝を迎えることがあるでしょうか。お決まりのプログラムに、お決まりの話の運び。変わり映えしないことの安心感もあります。しかし礼拝とは、時に私たちの人生を揺さぶる「危険」なものになりうるのです。「週の初めの日に、私たちはパンを裂くために集まった。パウロは翌日に出発することにしていたので、人々と語り合い、夜中まで語り続けた。私たちが集まっていた屋上の間には、ともしびがたくさんついていた。ユテコという名の一人の青年が、窓のところに腰掛けていたが、パウロの話が長く続くので、ひどく眠気がさし、と

連載 ひきだしの中の信仰 第10回 神さまからの贈りもの

イラストと ことば林 くみこグラフィックデザイナー。「よきおとずれ」を運び、互いに祝福し合うために用いてください、という願いをこめて、聖書のメッセージやみことばからイメージしたイラストのポストカードをゆるゆる制作中。東京・奥多摩にあるクリスチャンキャンプ場・奥多摩福音の家スタッフ。 今月の聖句へブル人への手紙11章1節 キリスト教会に興味を持ったきっかけは、あるアメリカ人女性との出会いだった。彼女は、小児ポリオの後遺症によって人よりも弱い自身の身体を「ほかの人より時間をかけて人生を楽しめるように与えられた神さまのギフト」だと語った。その前向きさが魅力的で、そんな思考パターンを身につけたいと、彼女が毎週行っているChurch(教会)という場所へ自己啓発的に通い始めたのだ。もちろん、神さまや救い

子どもたちと著者と一緒に神さまに心を向ける

日本基督教団 主恩教会 牧師 上田直宏『神さま、なんで? 病院の子どもたちと過ごす日々』久保のどか 著B6判・定価1,320円(税込)いのちのことば社 本誌「いのちのことば」で好評だった連載がついに書籍化されました。この本には、病をもつ子どもたちに長年接する著者が、寄り添いながら、彼ら彼女らの「神さま、なんで?」を一緒に問い続ける関わりが綴られています。子どもたち自身の言葉や状況がやさしく書かれているので読みやすく、読んでいるうちに、読者の私たちもそこに一緒にいさせてもらうような気持ちになります。そしていつのまにか、自分の内にもある「神さま、なんで?」という問いを思い出したり、あるいは著者が子どもたちにそうするように、私たちが一緒に生きようとするだれかの「神さま、なんで?」について思い巡らし

連載 ひきだしの中の信仰 最終回 神のもどかしさ

イラストと ことば林 くみこグラフィックデザイナー。「よきおとずれ」を運び、互いに祝福し合うために用いてください、という願いをこめて、聖書のメッセージやみことばからイメージしたイラストのポストカードをゆるゆる制作中。東京・奥多摩にあるクリスチャンキャンプ場・奥多摩福音の家スタッフ。 今月の聖句ヨハネの福音書1章14節ことばは人となって、私たちの間に住まわれた “The Man and the Birds” という現代版クリスマス・ストーリーがある(※)。アメリカのラジオ番組で朗読されたものを関根一夫牧師が和訳されて、先生のメールマガジンを通して、わたしはそのストーリーに出合った。物語はクリスマスイブの夜。教会で語られる「神が人となる」を受け容れられない男は、礼拝に出か

リレー連載 趣味 山登り 巡回牧師 水野健

六十三歳になってから山登りをしてみようと思い立ちました。友人と「ハイク・クラブ」を作りました。俳句ではなく、ハイキングの「ハイク」です。ガイドブックに載っている山を順番に登りました。 私は京都にいますので、昨年は大文字山に三十六回登りました。世の中は自粛モード、しかし、山は密にならずガラガラです。京都市内を展望し、大自然に包まれて毎回リフレッシュとリラックスです。二千メートルを超えると、景色が変わります。世界が変わるのです。子どもの頃、金沢市内から見ていた白山、キャンプでよく訪れた軽井沢で見ていた浅間山、新幹線から見ていた富士山。富士山には三回登りました。 富士登山はつらいです。空気が薄くなるので頭が痛くなり、息が切れます。その時に、先に召された人の最期の時を思い出します。人の最期は息が荒く

書評Books 神のいのちを食むための手引書 『ヨハネの福音書 365の黙想と祈り』

JTJ宣教神学校学長 重田稔仁『ヨハネの福音書365の黙想と祈り』篠原明 著B6判・定価1,540円(税込)いのちのことば社神のことばを読み解き、その意味することを理解するための注解書や、クリスチャンとしていかに生きるかという実用本は数多くあれど、みことばを神のいのちの糧とするための手引書は少ないのではないか。その理由は、神のことばを解説する人間の言葉の多寡にあるように個人的に感じている。御子イエスは、神のいのち(永遠のいのち)は「御子と、御子を遣わした唯一のまことの神を知ること」だと、ことば少なに証ししている(ヨハネ17・3)。御子が説いている〝人が神を知る〟とは、〝人が神との交わりに与る〟ことと同義である。この神との交わりこそ『ヨハネの福音書 365の黙想と祈り』がフォーカスしているテー

The Cross Pendant

He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel

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Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......

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