エホバの証人の出版物に対する平衡のとれた見方

正しいか間違っているかは別として、私は最善を尽くしましたが、これらは私の意見を表明しているだけです。

 エホバの証人のある長老兄弟は、エホバの証人の出版物は、エホバからのもので100%間違いがないといいました。それは正しいことでしょうか。

 私は、エホバの証人の出版物では、聖書についての多くの正しい真理が明らかにされていると思います。エホバの証人の出版物は、エホバという名前を持たれる創造者がいること、進化論が偽りであること、三位一体が間違っていること、人は死ぬと土に戻ること、火の燃える地獄は存在しない事、将来地上が楽園になること、死者の復活があること、神の律法を守る必要があることなど聖書的に正しい多くのことを教えています。(イザヤ42:5。創世記1:11。ヨハネ10:36。創世記3:19。使徒24:15。詩編146:4。伝道の書9:5,10。ルカ23:43。ヨハネ5:28。箴言3:1)

 

 

  Watchtower Editions in Different Languages

Parkwoohyun.1029 - Own workエホバの証人の出版物には多くの聖書的に正しい真理が書かれています

 また、エホバの証人は、他の人に愛を示すように奨励し、健全な家庭生活を送る方法を聖書から教えています。それは、健全な教えで、そのように教えは良い影響を及ぼすはずです。(マタイ7:12。エフェソス5:24,25)

 

   Parkwoohyun.1029 - Own workエホバの証人の出版物には聖書から生活に役立つ教えが書かれています

 エホバの証人のそうした教えの主な部分は、19世紀末に、アメリカのC・T・ラッセルが聖書を研究して、見い出したものです。19世紀には、一世紀に信じられていた多くの聖書的な真理が闇に隠されて分からなくなっていました。彼は、そうした時代に、ネットも聖書の検索機能のソフトもなかった時代に、手作業と自分の記憶に頼って聖書の正しい真理の多くを回復してくださいました。

 

 ラッセル兄弟は、64歳で亡くなりました。ですから、彼の生涯50年以上は、聖書の研究に力を注いでくださったでしょう。ラッセル兄弟は、その時代にできる最善の努力を払われたと思います。

 しかしながら、彼の約50年の聖書研究の努力によって聖書のすべての真理が明らかになったわけではないと思います。

 

  nieznany - http://www.encore-editions.com/pastor-russell-missionary-committee/download

Siedmioosobowy Komitet Misyjny w podrózy dookoła świata 1911-1912ラッセル兄弟とその仲間の努力によって多くの聖書的な真理が回復されました

 
 Zion's Watch Tower and Herald of Christ's Presence, October 1, 1907しかしながらエホバの証人によってすべての聖書の真理が明らかになったわけではありません

 聖書の箴言は、私たちに鉱山で金銀や宝を努力して掘り出すように、神についての知識を探求するようにと勧めています。(箴言2:3-5)

 それは、一朝一夕でできることではありません。確かに、何十年もかかるでしょう。最初から、聖書についてすべてを理解している人はひとりもいません。

 

Library and Archives Canada, e010862155 /

Bibliothèque et Archives Canada, e010862155聖書の真理の探究は鉱山での発掘に例えられていて一朝一夕にできることではありません

 私は、現時点で、聖書についてすべてを正確に理解している人は、私も含めて世界にひとりもいないと思います。私は自分はエホバの証人よりも聖書を正確に理解していると考えてはいます。しかし、私が聖書をエホバの証人よりもより正確に理解できているのは、エホバの証人によって聖書に対する信仰を培い、証人の聖書の解釈を参照することができたからです。

 私は、エホバの証人の「聖書に対する洞察」という二巻の本がとても助けになっていると感じます。ある程度、エホバの証人を通して、聖書の知識の基礎があったので、私は、その上に積み上げることができました。それで、ラッセル兄弟その他のエホバの証人の兄弟たちの聖書研究の努力は無駄になっているわけではないと思います。

 しかしながら、聖書の朗読と聖書の研究に力を入れてきた結果、私は、エホバの証人の聖書の解釈に不正確さがあると考えるようになりました。

 さらに、エホバの証人の統治体も聖書について分からないことがあることを認めています。また、エホバの証人の出版物のダニエル書の預言の解釈は、過去に何度も変更されてきました。そして、エホバの証人自体も過去に聖書について間違った解釈をしたことを認めています。

 過去のエホバの証人の出版物に間違いが入り込んでいたので、現在の出版物の中にも間違いが入り込んでいるでしょう。それで、エホバの証人の出版物は大いに参考になるとは言え、100%正しいということはないと思います。

 そして、私は、エホバの証人は、聖書的なふたつの大きな点で間違っていると思います。それは、1914年に、キリストが天で王になったという点と、啓示17章に出て来る大いなるバビロンの実体が偽りの宗教の世界帝国だと解釈している点です。

 その詳細な説明は他の記事に譲りますが、簡単にいうと、イエスは「彼が近づいて戸口にいる」時、すなわちご自分が王として臨在する「その日と時刻」は誰も知らないと言われました。(マタイ24:36)

主が来る時とは、キリストが天で王になる時でしょう。

 

 C.T. Russellラッセル兄弟は1914年にキリストが王になったと主張しましたがキリストが王になる特定の日時はわからないはずです

 ただ、いちじくの「若枝が柔らかくなり,それが葉を出す」なら、「夏の近い」ことが分かるように、預言されていた出来事が起こることを観察して、キリストが王となられたことが分かると言われました。(マタイ24:32)

 

Etienne - Own workイエスはいちじくが葉を出すのを見て夏が近いことが分かるように神の王国は出来事を観察して近いことがわかると言われました  エホバの証人は、戦争、食糧不足、疫病、地震などが起きることを観察して、キリストが天で王になった証拠だと考えています。それは正しいことだと思います。

 しかし、キリストが天で王になる前の出来事は、ダニエル書などの他の預言書も預言していると思います。それで、キリストが王になる時が近づいたことは、さまざまな地上の出来事を観察して分かるはずです。

 しかし、19世紀末は、まだダニエル書や小預言書などの聖書預言はすべてはっきりと理解されていませんでした。預言は成就する前に、かなりの程度まで理解されるはずです。エホバは「預言者たち」に「内密の事柄」を「啓示してから」事を行なわれるからです。(アモス3:7)ですから、まだ、1914年にはキリストが天で王権を取られる時は来ていませんでした。

 さらに、エホバの証人は、啓示17章の大娼婦大いなるバビロンがキリスト教世界の諸教会を主な部分とする偽りの宗教の世界帝国であると解釈しています。しかし、聖書はダニエル書の中で北の王が南の王を総攻撃をしかけるということを予告しています。(ダニエル11:40-42)それはダニエル書の最高潮のひとつです。ですから、聖書は啓示の書の中でもそのことに注目している筈です。

 ですから、啓示17章に登場する緋色の野獣の大娼婦に対する攻撃は、両方とも政治的な実体のはずです。(啓示17:16)大娼婦は、政治強国、つまり南の王のはずです。聖書全体は調和している筈だからです。

 

Whore of Babylon wearing tiara, mounting the 7-headed Beast of the Apocalypse. ダニエル書の預言との整合性を考えるならば大いなるバビロンも政治的な実体のはずです―大娼婦が偽りの宗教であるというエホバの証人の解釈は間違っています

 ですから、私はエホバの証人の出版物が聖書的に正しい部分を多く含んでいることを認めますが、それでも、エホバの証人の出版物が、100%正しいとは思いません。 エホバの証人は、聖書の正確な知識に到達するために、さらに一層聖書研究をする必要があり、組織の内部からまた、外部から聖書から論じる人々の声に耳を傾ける必要があります。

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