The Siege and Destruction of Jerusalem by the Romans Under the Command of Titus, A.D. 70, 1850
西暦70年のローマ軍によるエルサレムの滅びは未曾有の大患難の予型
「エルサレムが野営を張った軍隊に囲まれるのを見たなら、その時、その荒廃が近づいたことを知りなさい。その時、ユダヤにいる者は山に逃げ始めないさい。都の中にいる者はそこを出なさい。田舎にいる者は都の中に入ってはなりません」 (ルカ21:20,21)
一世紀においては、イエスは、エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たなら山に逃げなさいと言われました。エルサレムが軍隊に囲まれるという出来事は、現代にはどのように成就するのでしょうか。
Roman soldier with shield and sword エルサレムがローマの軍隊によって囲まれたら荒廃が近い
イエスは、さまざまな出来事を預言された後、「これらの事が起きているのを見たなら、神の王国の近いことを知りなさい。」と言われました。(ルカ21:31)一世紀には、エルサレムがローマの軍隊によって攻撃された後も、神の王国は、実現しませんでした。さらに、マタイの並行記述の中では、イエスはその患難を「世の初めから今に至るまで起きたことがなく,いいえ,二度と起きないような大患難」と述べています。(マタイ24:21)
しかし、西暦70年のエルサレムの滅びは、歴史上二度と起きないような大患難ではありませんでした。なぜなら、歴史家ヨセフスの「ユダヤ戦記」によると、一世紀のローマによるエルサレムの攻囲によって、110万人が死に、9万7千人が奴隷にされました。ところが、第二次世界大戦による犠牲者の数は、あるデータによると、5646万人です。
ですから、イエスが、ルカ21章で預言された出来事は、一世紀と、神の王国が実現する「事物の体制の終結の時」両方に成就するということが分かります。(マタイ24:3)
では、現代の成就において、ローマの軍隊に攻撃されたエルサレムとは、何を表していたのでしょうか。イエスは、この預言の中で、できる限り文字通りのことを語っておられるようです。一世紀のクリスチャンは文字通りの山に逃げました。ですから、現代のエルサレムが何を表しているかを調べるために、聖書中の比ゆ的な「エルサレム」を調べることによっては答えは得られません。聖書の預言全体を検討する必要があります。
並行するマタイの記述では、イエスは、荒廃をもたらす嫌悪すべきものが聖なる場所に立つことを予告され、それがダニエル書に言及されていることを示唆されています。(マタイ24:15)
ダニエル書に、北の王が「荒廃をもたらす嫌悪すべきもの」を据えることが述べられており、その後、北の王は南の王に対して「強襲する」ことが預言されています。(ダニエル11:31,40)それで、北の王の南の王に対する総攻撃は、イエスが予告された未曾有の大患難に違いありません。(ダニエル11:40,43)ですから、一世紀にローマ軍によって攻撃されたエルサレムに相当するのは、南の王だと思います。(ダニエル11:40,42)
さらに、啓示の書の預言によると、「緋色の野獣」また、「十本の角」が「娼婦を憎み,荒れ廃れさせて裸にし,その肉を食いつくし,彼女を火で焼き尽くす」ことが預言されています。(啓示17:16)聖書の中で,「野獣」も「角」も、「王」すなわち政権もしくは政治国家を表わしています。(啓示17:11,12)「大娼婦」とは、「大いなるバビロン」です。(啓示17:1,5) さらに、その患難は、神による「大娼婦」に対する「裁き」です。(啓示19:2) 諸国家による大いなるバビロンに対する総攻撃は、啓示の預言の中で言及されている最も大きな患難です。ですからこの出来事は、イエスが予告された未曾有の大患難であるに違いありません。
ところで、大娼婦大いなるバビロンに関する啓示の書の描写を調べてみると、多くの点でアメリカ合衆国に当てはまります。また、ダニエル11章40節に、「終わりの時に,南の王は彼(北の王)と押し合う」と預言されています。私は、北の王がどの特定の国家であるかまだ判断できませんが、それはイスラム圏の国だと思います。そして、確かに、現在アメリカはイスラム圏の国と軍事的に押し合っています。さらに、啓示の書には野獣と角が娼婦を憎むことが預言されていますが、確かにとりわけイスラム圏の国の中には、反米感情が強く見られます。(啓示17:16)
ですから、イエスの助言によると、北の王の軍隊がアメリカを攻撃することは、それが山や野に逃れるべきことを示すしるしであると思います。その時、イエスの助言に敬意を払う人々は山や野に逃れるべきです。アメリカに住む人は、そこから出る必要があります。(啓示18:4)
New York Summer 2011 by kevin Dooley
アメリカが北の王によって攻撃されたならその時アメリカからでるべき
私は、現時点では、ダニエル書11章の北の王と南の王の抗争のどの時点に私たちが現在位置しているのか、正確に判断できませんが、大患難が生じる前に少なくとも北の王が南の王に対して攻め寄せるひとつの大きな戦争があります。なぜなら、北の王による南の王に対する軍事的な総攻撃は、一度はうまくいかないことが述べられているからです。(ダニエル11:29,30)
ですから、イエスの助言によると、アメリカがイスラム圏の国によって軍事的に攻撃されるのを見たなら、その時は大患難の前に起きる戦争かもしれません。その時、クリスチャンは、山や野に逃れる必要があります。なぜなら、二度目のイスラム圏の国の攻撃は大患難であり成功することになっています。
しかし、現時点では、まだダニエル書や啓示の書の預言について分からない部分があるのでさらに研究を続けていきたいと思います。このブログの記事は毎週更新されていますので、是非、毎週読んで聖書の預言を調べて、それに基づいて大患難に準備されるようにしてください。
[関連する記事]
ルカ17章・北の王の総攻撃をどのように生き残るか
ダニエル8章・常供のものを取り去る小さな角である北の王
ダニエル11章・北の王が据える荒廃をもたらす嫌悪すべきもの
啓示17章・大いなるバビロンが国家である理由
エゼキエル9章・エルサレムの中での忌むべきことを嘆息する
ダニエル2章・なぜ大娼婦は偽りの宗教ではなく国家なのか
啓示17章・なぜ大いなるバビロンはアメリカ合衆国なのか
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ウィキペディアより
ティツスの凱旋門-西暦70年エルサレムの滅びが実際に起きた証拠
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Emmanuel
Bible Verses About Welcoming ImmigrantsEmbracing the StrangerAs we journey through life, we often encounter individuals who are not of our nationality......
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