(1)今日の同盟軍は明日の敵という言葉が米ソ・中米に当てはまった
第二次世界大戦で、米国とソ連と中国は、同盟軍として戦いましたが、その後、敵味方に分かれて勢力争いをするようになりました。 「今日の同盟軍は明日の敵」という言葉が米国とソ連に当てはまりました。
Leaders of the "Big Three" central Allies, Churchill, Roosevelt and Joseph Stalin at the Tehran Conference, 29 November 1943
Generalissimo of the Republic of China Chiang Kai-shek, Roosevelt and Churchill at the Cairo Conference, 25 November 1943
第二次世界大戦の時米国と中国は同盟軍だった
親中派のフランクリン・ルーズヴェルト大統領率いるアメリカは、蒋介石率いる国民党政府を第二次大戦中に熱心に支援していましたが、1945年にルーズヴェルトが死去するとともにトルーマン大統領は支援を打ち切り、1950年1月には、台湾に逃げた国民党を見放しました。
西欧諸国は、第二次世界大戦でドイツのヒットラーが崩壊した後は、共産主義勢力が発展することを恐れたのです。ひとつには、政治体制や経済体制の違いを受け入れられなかったのです。
(2)朝鮮戦争
1948年8月、ソウルで李承晩が大韓民国の成立を宣言しました。金日成はこれに対抗し9月にソ連の後援を得て朝鮮民主主義人民共和国を成立させました。
同じ頃、中国大陸ではソ連の支援を受けていた毛沢東主席率いる中国共産党が国共内戦に勝利し、1949年10月に中華人民共和国が建国されました。
建国宣言を朗読する毛沢東
後に米国と朝鮮戦争で戦うことになった
欧米諸国は、ソ連に対抗して1949年に、NATOを創設しました。冷戦時も敵対関係が続きました。1950年6月には、朝鮮戦争が起こりました。朝鮮戦争はソ連が支援する北朝鮮がアメリカが支援する韓国を侵略することによって始まりました。ところが、朝鮮戦争にソ連は参戦せず、米国中心の国連軍と韓国軍と戦ったのは、北朝鮮軍と大勢の援軍を送った中国でした。
朝鮮戦争の北朝鮮側
朝鮮戦争の韓国側
朝鮮戦争の間には、米軍の残酷な仕打ちも記録に残っていますが、北朝鮮軍が、民間人数十万人を「右翼活動の経歴がある」などとして虐殺したことや、アメリカ兵捕虜が虐殺される「303高地の虐殺」が起きたということです。それで、米軍や北朝鮮軍の 双方が民間人を殺害するというようなするべきでいことを行っていることを認める必要があると思います。
そして、この時、ソ連は北朝鮮に部隊の派遣を要請されましたが、米国と正面衝突することを望まず、中国に肩代わりを求めました。また、ソ連からの支援を得られなかった北朝鮮は、新しい政権の共産党の毛沢東に支援を求めました。
中国内部では、米国を敵に回すことを恐れる声もありましたが、毛沢東は北朝鮮の要請を受けて参戦することを決意しました。そのため、第二次世界大戦では同盟軍だった中国と米国が新しい政権に移り変わることにより敵味方として激しく戦うことになりました。ですから、軍事同盟は、国家の内部の政権の移り変わりによっても、永続しないことが起き得ることが分かります。
揚陸指揮艦マウント・マッキンリー艦上で仁川上陸作戦の指揮を執るマッカーサー
米国のマッカーサーは中国の毛沢東の共産党軍と戦うことになりました
ある統計では、中国人が100万人、北朝鮮人と韓国人が180万人死亡したとされています。数百万人の南北朝鮮国民が一時的に難民となりました。韓国の工業施設の大半は被害を受け、北朝鮮はアメリカの空爆作戦により徹底的に破壊されたと言われています。
第二次世界大戦では、米国と中国は同盟国として共に日本と戦いましたが、戦後、中国は朝鮮戦争で米国に敵して戦いました。ですから、米国と中国に 「今日の同盟軍は明日の敵」という言葉が今日も当てはまりました。
軍事同盟に頼るという解決方法は、問題の解決を神ではなく軍事強国と軍事力に頼ることを意味します。神は国家がそのようにする時、不快に思われ、かえってその国家が諸国家によって軍事攻撃を受けるという事態が生じることを許されます。(エゼキエル23:18,22,25-27)
実際、金日成がロシアや中国に頼ったことは、朝鮮戦争を激化させました。決して平和を促進することはありませんでした。中国の毛沢東は北朝鮮から頼られたために朝鮮半島に援軍を送り、朝鮮の状況は過酷なものとなったのです。
実際、このことは韓国が米国やその同盟軍に頼ったことも同様でしょう。 神はその結果が否定的なものとなるように取り計らわれます。
軍事力に頼り、軍事同盟に頼ることは、神の怒りをもたらすので、信頼できない、一時的なものとなります。 「今日の同盟軍は明日の敵」という言葉が当てはまるのです。
He is a cross pendant.
He is engraved with a unique Number.
He will mail it out from Jerusalem.
He will be sent to your Side.
Emmanuel
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