先回まで、「病気と上手に付き合う-病気について知った時」「病気と上手に付き合う-生活のコントロールを取り戻す」をアップしました。今回は、病気であっても、他の人との接触を保つ必要性について取り上げたいと思います。
他の人との接触を保つ。
医学的な研究によると,社会的な接触は健康にプラスとなります。その逆も真実です。「社会的隔離と死亡率との関係は……強く,喫煙と……死亡率との関係に似ている」とある研究者は述べ,さらにこう付け加えています。「社会的関係を改善することは,禁煙と同じほど健康に重要かもしれない」。この人が,社会的関係を維持する技術は「生存に役立つ」と結論しているのも不思議ではありません。
聖書も、「自分を孤立させる者は利己的な願望を追い求める。その者はあらゆる実際的な知恵に逆らって突き進む。」と述べて孤立することを勧めていません。(箴言 18:1)孤立するなら、病気に対する実際的な対処法を知ることができなかったり、考慮にいれなかったりするかもしれません。
とはいえ,問題は一部の友人が訪ねてくれなくなったことにあるのかもしれません。病気が長期に及びお見舞いに来てくれる人が少なくなっているかもしれません。あるいは、あなたは、人の往来のある病院ではなく自宅で病気と闘っているかもしれません。自分の益のために,ますます孤立してしまうのを食い止める必要があります。でもどうすればよいのでしょうか。可能であるなら、集会や食事の席などに自分から出かけていくことができます。
それができない場合には、外部の人々と、手紙や電話、Eメールなどでできるだけ連絡を保ち、良い関係を築きましょう。また、友人を自宅に招待することができるでしょう。
共にいる人が楽しく過ごせるようにする。
そのためには,病気の話ばかりしないことです。そうすれば,あなたと話す人が聞くのに疲れてしまうことはないでしょう。長期の病気にかかっているある女性は,自分の病気について夫に話す時間を限ることにより,この問題を解決しました。「どうしてもそうする必要がありました」と,この女性は述べています。
確かに,病気のために他のことを何も話せなくなってしまう必要はありません。ある見舞い客は,寝たきりの友人と,芸術や歴史やエホバに信仰を抱いている理由などについて話し合った後に,こう述べました。「あの人は病気に負けていません。話していてとても楽しくなりました」。
病気になっても、可能な範囲で外の世界に対する関心を保ちましょう。できるだけあらゆる分野に関心を保ち、引き続き情報を取り入れましょう。そうすれば、自分自身が楽しいだけでなく、見舞い客と話す話題に事欠くことはないでしょう。
ユーモアのセンスを保つことによっても,友人たちに気軽に立ち寄りたいという気持ちになってもらえるでしょう。しかも,笑いはあなたのためにもなります。「ユーモアはさまざまな状況で,またさまざまな状況に対処するのに役立つ」と,パーキンソン病の男性は述べています。
確かに,笑いは良薬です。箴言 17章22節の,「喜びに満ちた心は治療薬として良く効(く)」という言葉に注目してください。ほんの数分笑うだけでも益になります。さらに,「わたしたちが試す他の治療法とは異なって,笑いは全く安全無害で,楽しい」と,自身も治りにくい病気にかかっている著述家のスーザン・ミルストリー・ウェルズは言います。「なくなるものと言えば,悪い雰囲気だけだ」。
もちろん,見舞い客との接し方についての提案は,配偶者や子どもや介護してくれる人との接し方になおのこと当てはまります。
ストレスを軽減する方法を見つける。
さまざまな研究が裏付けているように,ストレスは病気の症状を悪化させることがあり,ストレスの軽減は症状を耐えやすくするのに役立ちます。ですから,ときどき息抜きをしてください。(伝道の書 3:1,4)食べるにも,眠るにも,息を吸うにも,病気のことばかり考えていてはなりません。
外出できない場合は,静かな音楽を聴く,本を読む,ゆっくり風呂に入る,手紙や詩を書く,絵を描く,楽器を演奏する,信頼する友人と話すなどして,感情面でのストレスを解消することもできます。そうしたからといって問題を完全に解決できるわけではありませんが,一時的とはいえ,気持ちが安らぐことでしょう。
外出できるなら,散歩をし,買い物に行き,庭をいじり,ドライブをすることもできるでしょう。可能であれば,小旅行に出かけることもできるでしょう。もちろん,病気があるので,旅行はいささか面倒かもしれませんが,事前の準備とその場その場での適当な対応によって,ハードルを乗り越えられます。
例えば,体が麻痺して車椅子生活のレックスとその妻ティネケは外国へ旅行しました。「最初は少し緊張しましたが,すばらしい休暇を過ごすことができました」と,レックスは述べています。確かに,病気は生活の一部になっているかもしれませんが,病気に生活を乗っ取られる必要はないのです。
この記事は、目ざめよ2001年1/22号「病気と上手に付き合う-どのように?」から抜粋されています。一部付け加えています。次回は、「病気と上手に付き合う-信仰から力を得る」をアップしたいと思います。
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