『勝利の人生脚本』
アメリカの有名な心理学者エリック・バーンは、人は誰でも心の中に人生の脚本を持っており、自分の意識とは別に、その脚本にしたがって自分の人生を演じている、と言っています。
専門家によれば、誰でも、普通3歳から6歳の間に、その人の潜在意識の中に「人生脚本」を刻むと言われています。自分の人生がどのように進み、最後にはどうなるかという大まかな筋書きを自分で作ってしまっているというのです。
ただし、それは本人の顕在意識では自覚できないものなので、自分では全く分からない訳ですが、潜在意識の中では全てを知っていて、その脚本にしたがって生きているというのです。
人生の重大な事柄、たとえば、進学や就職、結婚や離婚、病気や試練、そういうものの中で、その人がそれらの事にどういう対応をしていき、その結果、どういう方向にその人生が展開されていくかは、その人生脚本によって、おおよその意味でひとつの行動パターンがあるのだというのが心理学者たちの共通の理解です。
困難な出来事に直面したとき、それを乗り越えようとする行動パターンや、そこから逃げようとする行動パターンは、その人の「人生脚本」であるセルフイメージに左右されているということです。
この「人生脚本」には三種類があって、そのひとつが「勝利者の脚本」です。この脚本を持っている人は、色んな出来事があるたびに、それを踏み台にして次のステップに自分を乗せていきます。
音楽家のこんな話を聞いたことがあります。オーケストラをバックにして、マイクを使わずに歌うと、普通、後ろのオーケストラの音に声がかき消されてしまうそうですが、専門の声楽家はマイクなしで、一番後ろの席までピアニシモの小さな声でも聞こえるように歌わなければならないそうです。その時に、オーケストラの楽器の音に対抗して頑張ろうとするた、声がかき消されてしまうそうですが、優秀な声楽家は、オーケストラの楽器の音の上に自分の声を乗せて運んでもらうのだそうです。
これと同じように、どんな事があっても、その出来事に乗って運ばれる人、つまりその機会を自分の益のために用いることが出来る人、これが勝利者の脚本を持っている人です。
二つ目の脚本は、敗北者の脚本です。この脚本を持っている人は、たとえ良い事があっても、「自分はダメな人間で、自分にはこんな良いことがあるはずがない」と思ってしまいます。ですから、何かよくなりそうになると、急にマイナスになるようなことをして、事をダメになるように持っていくのです。そういうことを繰り返すのが敗北者の脚本を持っている人です。
三つ目は、平凡な脚本です。これは、何をやっても、「こんなもんだ」という考えで事を処理しようとします。本当は、それ以上の能力がありながら、人生は「こんなもんだ」とあきらめてしまい、いつも、ほどほどのところでストップするということを繰り返すのがこの脚本です。
いかがでしょう。自分のことや、自分の知ってる人のことをよく見ると、その行動にある種のパターンがあるのにお気づきでしょう。そのパターンがまさにこの「人生脚本」と呼ばれる潜在意識の中にあるその人のセルフイメージの影響なのです。皆さんは、どんな人生脚本をお持ちですか。また、どの脚本を持ちたいと願われるでしょうか。
人生の終わりに、自分の一生を振り返り、「私の人生は本当に良い人生だった。自分自身を十分実現した」と言えるとき、これを「自己実現」と言いますが、使徒パウロのように、「自分が出来ることは何でもやった。もうこれで悔いはない。あとは栄光の冠が待っているだけだ」と言える人は本当に幸いです。
たとえ人生の途中に、何度も失敗があり、挫折があり、試練があったとしても、最後に「私の人生は本当に良い人生だった」と言える人生を送りたいと思います。
今日の一言:勝利者の脚本を持とう
鶴田健次
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