ブック・レビュー 『イエスに出会った僧侶――ありのままの仏教入門』

聖書に出てくる用語、クリスチャンが使う用語を説明しています。 ヘブル的視点で解説されていますので、すでにクリスチャン歴が長い方にも新しい発見があるかもしれません。


中村 敏
新潟聖書学院 院長

イエス・キリストとの出会い、すばらしいドラマ

 一人の人がイエス・キリストに出会い、その生涯が一変することは、ただ神の恵みの賜物である。多くの場合、そこにはドラマがある。特に本書の著者の場合、現役の僧侶がクリスチャンに、しかも牧師にまで変えられ、まるで使徒行伝の現代版を読むような感動があふれてくる。

 仏教の僧侶がキリストの福音にふれ、回心してクリスチャンになり、牧師になったという例は、少数だが今までもあった。その代表例が富山の亀谷凌雲で、浄土真宗の僧侶であった彼は、仏教的方法で得ようとして得られなかった救いの確信をキリストの十字架の業によって与えられ、自分の郷里に教会を建て、長年伝道した。

 さて本書では、前半で仏教に真剣に真理を求めた著者が日本では得られず、韓国にまで留学し、そこでイエス・キリストに出会い、回心する様子が劇的に描かれている。その回心の結果は徹底したもので、文字どおりすべてが新しくなったという。救われた翌日、著者は「私の一挙手一投足すべてが、神様の栄光でありますように」(四三頁)との祈りをささげ、今日までそのように生きておられる。仏教の大学院で研究していた時の不思議な霊的夢の体験も記され、著者がすでに神の選びの中にあったことがうかがえる。

 後半は仏教とはどのような宗教なのか、さらにはキリスト者として仏教の習慣や行事にどのように対処したらいいかが実にわかりやすく書かれている。著者自らがその中に生きていただけに勘所が明確であり、説得力がある。かつて律法に生きていたパウロが、同胞であるユダヤ人に、律法からの解放や正しい対処について語っているような重みがある。イエス・キリスト以外に救いはないことをはっきりと語りつつ、単に対決的ではない真摯な関わり方が示されている。

 著者は今日もなお仏教が大きな影響力をもっている日本人の救霊のために、神が特別に選ばれた器であると評者は思う。その証しとしての本書を心から推薦する次第である。

The Cross Pendant

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Emmanuel

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