感動”
ラスベガス日本人教会 砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を
今日は、
‘感動’ということを考えてみました。 誰でも生きている限り、その人生の中で、感動的な出来事に遭遇するものです。雄大な自然に触れ、人の親切や琴線に触れる言葉に触れ、また優れた本や詩を読んで、あるいは心に沁みる歌や音楽を耳にし、そして誠実な努力を惜しまずに何かを成し遂げた人の生き様を見て、私たちは心からの感動を覚えるものです。そして、その感動が大きければ大きいほど、それが私たちの人生を変えるのです。私は最近、とても感動的なビデオを見ました。これはSung-Bong Choiという韓国人青年の生い立ちと、彼の素晴らしい歌声を紹介したものです。彼は、3歳のときに孤児院に入れられ、5歳のときに孤児院の誰かに殴られて孤児院を飛び出してしまいます。それから10年間、彼は街角でチューインガムや飲み物を売り歩き、階段の下や公衆トイレの片隅を一夜の宿としながら独りで生き延びていきます。また、小さいときから学校に行く機会のなかった彼は、そういう環境で育ちながらも、やがて自分の力で小学校、中学校の卒業資格を取り、高校に行くようになるのです。あるとき、彼がナイトクラブでチューインガムを売っていると、いつもの賑やかな歌ではなく、静かで心に染み入る歌声が彼の耳を捉えました。彼はその澄み渡る歌声に感動し、自分もこんな歌を歌える人になりたいと思うのです。それ以来、その感動は彼の心から離れることなく彼の行動を支配し、見よう見まねで歌を学び続け、やがてタレントを発掘するテレビ番組の晴れの舞台に立って、審査員をはじめ、全聴衆の心を捉えるのです。幾多の辛い経験を余儀なくされた彼であったからこそ、歌うことに喜びと心の拠り所を見出した彼は、歌うことを絶対に失うわけにはいかない大切なものとして守り続けることができたのでしょう。これがそのビデオです。http://www.youtube.com/watch?v=O0n0vSAqdL0
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