東日本大震災”
ラスベガス日本人教会 砂漠の地ラスベガスから乾いた心に命の水を
今日は、東日本大震災のことを考えました。 まず、東日本大震災の被災者の方々を覚え、主の憐れみを祈り求めたいと思います。 時間の経過とともに、大地震の惨状がさらに明らかになってきています。時間を追って死傷者が増え、最終的に、死者の数は一万人を越えると予測されています。私たちの教会に来ておられる方々の中にも、日本の家族・親族の皆さんと連絡が取れない方々がおられます。 今年のSCCRのメイン講師である力丸先生からの連絡によれば、教会員のご親族が一家揃って津波の犠牲になり、壊れた家屋の中から自衛隊によって見つけ出されたとのことです。その後、自衛隊機で、故郷の宇都宮に空輸され、国の費用で、葬儀の全てが整えられるそうです。 十万戸以上の家屋が倒壊したり、津波に破壊され、多くの人々が住む家を失っておられます。農地には海水が入り、地盤沈下で、海水の排水が出来ない状態です。塩水に浸かった農地を農地として再び使えるようにするには大変なことであろうと想像します。 この度の地震は、日本の観測史上最大のマグニチュード9.0とのことですが、まさにこれは日本が経験する自然災害としては未曾有「未(いま)だ曾(かつ)て有らず」の経験であり被害になりそうです。また、今ひとつ心配な事は、原発事故の問題です。大量の放射性物質が大気中に漏れることのないように祈りたいと思います。
この度の大震災で思うこと まず、この度の大震災で思うことは、人間の無力さということです。自然災害に対し、人間にはなすすべがありません。地震を止めることも、津波を止めることも、台風を止めることもできません。患難時代には、このような自然災害が世界大で起こるようです。人間にとって、すべての問題解決の道は、ただ神に立ち返ることしかないことを思います。 大震災で、家も家族も仕事もすべて失い、途方に暮れている人々を見ると、私たちが日頃、取るに足らない問題を問題にしていることに気付かされます。どこに目を向けて生きていくか。結局のところ、人生はここが鍵ですね。「わたしは道であり、真理であり、命である」と言われたイエス様に目を向けること、これが勝利の人生を生きる極意です。 最後に、この度の大震災は、神無しの社会とも言える日本に対する神様の警告のようです。結局は、日本が国を挙げて神様の前に悔い改めることが最終的な生きる道です。そのためには、その事を知っている筈のクリスチャンがもっと責任を自覚しなければなりません。その意味では、神様の警告は私たちクリスチャンに対するものでもあります。皆さんもそう思われるでしょう。その心を忘れないようにして下さい。私たちは終末の時代に生きています。ですから、いつも目を覚まして、主の業に励みましょう。
あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出すような地上に、宝をたくわえてはならない。むしろ自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に、宝をたくわえなさい。(マタイ:19-20) 今日の一言: 天に宝を蓄える生き方をしよう 平安鶴田牧師